理系夫の脳内育児研究所vol.6

初めてのB形ベビーカー

2018/4/27
初めてのB形ベビーカー 初めてのB形ベビーカー

元研究員で理系イラストレーターの夫が描く子育てエッセイ漫画。赤ちゃんにB形ベビーカーがやってきました。理系パパはさっそく新しいベビーカーの研究を始めます。

ピジョンのB形ベビーカー「ビングル」がうちにやってきた
妻「軽ーい!!」
夫(色々と評価してみるか。まず手始めに…)
評価項目 ・大きさ ・コンパクト率
(メジャーでベビーカーを測る)
夫「面積を計算してっと…」
夫「おー!かなりコンパクト!!」
夫(さて…次は走行テスト。重要なんは直進のときと転回のときやな)
直進の体感応力 夫(応力ひくっ(つまりラク!!)) 
転回操作性 夫(転回もラクー!!)
夫(この走行のスムーズさ…何か要因があるはずや)
夫(解析モードON!!)
夫(そうか!)
シングルタイヤと地面の接地面積が少ないから、まさつ力が低く押しやすい。そのまさつ力の低さが転回しやすさにもつながってるってことか…(仮説やけど)
妻「あのさ〜」 夫「あ!あの項目も評価してみよ!」
妻(早くはるくんを乗せて散歩に行きたいのに〜) ベビーカーにはしゃぐ理系夫であった…

今回は「ビングルの性能評価」について描いてみました。

もともと持っていたベビーカーはAB兼用で重さがビングルの倍以上。なので、初めてビングルを持ったとき、「軽っ!!」と思ったのと同時に「こんなに軽くて逆に大丈夫なんか?」とも思いました。ですが、性能については漫画のとおり。

ちなみに、評価の手法の1つに「官能評価」があります。これは「自分の五感を使って行う評価」で、僕も研究員のときは化粧品について官能評価をしていました。今回のベビーカーの性能評価でも、その感覚で走行テストをやりました。なので実際には点数を付けたりしています。漫画では「ラクーっ」とか言ってるだけですが(笑)

自分に子どもがいなかった頃は、ベビーカーなんて気にもしなかったので、なんとなく自分の視野が広がったのかなと。子育てはその連続だと思うので、これからどんな視野が広がっていくのか楽しみです。

うえたに夫婦

PROFILE

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奈良県出身・神奈川県在住。理系の夫と体育会系の妻の夫婦で活動しているユニット。夫は元化粧品メーカーの研究員。オリジナルキャラクター(ビーカーくんとそのなかまたち)グッズの制作・販売をはじめ、最近では理系の知識を活かして「理系イラストレーター」としても活動中。主な著書に『ビーカーくんとそのなかまたち』(誠文堂新光社)、『ビーカーくんと放課後の理科室』(仮説社)などがある。
http://uetanihuhu.com/

(制作 * OfficeTO)

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