先輩パパとママに聞きました!

vol.103 「父親になるということ〜前編〜」

篠﨑謙悟 2019/9/25

一男二女のパパ・篠﨑謙悟さんに伺う、3人の子どもの子育てのお話。第5回は父親として妊娠からこれまでの子育てを振り返ってのお話です。

ーー今や3人のお子さんのパパである篠﨑さんに、今回はこれまでの子育てを振り返っての想いをいろいろと伺えたらと思います!以前3人目の妊娠が分かったときに、「1人目2人目3人目と経験するごとに、不安な気持ちよりも喜びが上回っていくような気がします」と伺いましたが、1人目の妊娠が分かったときは不安もありましたか?

篠﨑
1人目の長女のときは、妻から妊娠の報告を聞いてすごく嬉しかったのですが、少し時間が経つにつれてこれから始まる未知の生活に、ワクワクする気持ちよりも不安な気持ちのほうが正直なところ大きかったです。当時年齢も若かったので経済的にも少し不安でしたし、自分が父親になるという自覚が足りていなかったのだと思います。

2人目3人目は経験値も年齢も重ねた分、自信と余裕が生まれるので、少し不安があったとしてもどっしりと構えて兄妹が増えることを素直に喜ぶことができました。

ーー自分が“父親になる”という実感はすぐ湧いてきましたか?

篠﨑
1人目の長女のときは、生まれてからも自分が父親だという実感がなかなか湧かなかったんです。意思疎通ができるようになってきて「パパ」と呼んでくれるようになってから、実感が湧いてきたように思います。2人目3人目になると妊娠中から実感は湧いていましたね。でも未だに自分が3人の父親だということが信じられないときがあります(笑)。

ーー妊娠中「何をしたらいいのか分からない、ママが何を望んでいるのかが分からない」といったパパの声をよく聞きますが、篠﨑さんはいかがでしたか?

篠﨑
確かに男性は分からないことが多いと思います。僕も妻が何を望んでいるのか聞きたいけど、聞いたら「それぐらい察してよ」と逆に怒られるんじゃないかという不安もあって、かけ引きが難しいときもありました(笑)。でもだからと言って考えても分からないので、何をして欲しいか、何をしたら助かるのか、できるだけ聞くようにしていました。結果的に、それがお互いにとってストレスをなくす近道だったのかなと思います。

でも、以前にもお話したように、妻のつわりがそこまで酷くなくて、妊娠中でも家事をしてくれていたので、僕ができることは、重いものを持つこと(これは重要らしい)やゴミ捨て、上の子どもたちをお風呂に入れることぐらいでした。周りの友人に聞くと、奥さんのつわりが酷くて仕事から帰って家事のほとんどをしたという人も何人かいたので、改めて妻に感謝しています。

(後編につづく)

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PROFILE 篠﨑謙悟 2009年生まれの女の子、2012年生まれの男の子、2017年生まれの女の子の3人兄妹のパパ。https://www.instagram.com/shino556/
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