先輩パパとママに聞きました!vol.117

イラストレーター・角裕美さんの、赤ちゃんと一緒。「初めてのおふろ」のおはなし。

2020/12/22
イラストレーター・角裕美さんの、赤ちゃんと一緒。「... イラストレーター・角裕美さんの、赤ちゃんと一緒。「...

一児のママで、イラストレーターとしても活躍する角裕美さんの、赤ちゃんのいる暮らしをお届けします。5回目は沐浴についてのお話を伺いました。

ーー初めての沐浴は覚えていますか?

角さん
里帰り出産でしたので退院後は実家に戻ったのですが、初めての沐浴のときはやはり不安で、母に付き添ってもらいました。沐浴方法については出産した病院で映像を見て説明を受けていただけだったので、イメージトレーニングだけで本番に。息子は最初とても落ち着いていたのですが、私はとても緊張していたと思います。頭を支えながら体を洗うのは思った以上に難しくて、手こずっていたらついに息子も泣き出してしまって、私はさらに慌てる…といった、ドタバタした感じの沐浴デビューでした。

ーーご実家でお母さんのサポートがあり、心強かったですね!

角さん
そうですね。さらに実家には、私が生まれたときに「ガーゼはいくつあっても良いから」と祖母から大量にもらったガーゼを、母が今まで大切に残してくれていたのがあって、それもなんだかとても嬉しかったです。レトロな柄がお気に入りのガーゼは5枚あったのですが、ずっと使い回しているのでそろそろボロボロになってきました。

おばあちゃんからもらったガーゼを母が大切に残していたものおばあちゃんからもらったガーゼを母が大切に残していたもの

ーー2代にわたってお祖母さんのガーゼが活躍するとは素敵ですね。ほかに、おふろグッズで活躍したものはありますか?

角さん
おふろはビニール製の膨らますタイプのものにしたのですが、小さく畳んで送ることができたので、東京に戻ってからも慣れたものを使い続けられてよかったです。空気を抜けば場所もとりませんし、半年も使わないので、処分するときもラクでした。

ーー東京に戻ってきてからの初めての沐浴はいかがでしたか?

角さん
自宅に戻るころには、もうすっかり慣れていたのでまったく問題はなかったです!さらに、夫にも協力してもらえて、最初半年くらいは夫が出勤する前におふろに入れてくれるのが習慣になっていました。

ーーパパの協力、頼もしいですね!赤ちゃんの様子はいかがでしたか?

角さん
息子はお湯に入るのが好きなようでした。入る瞬間にキュッと渋い顔をして、その後「プハーッ」と気持ちよさそうな顔をするのがたまらなく可愛かったですね。いつもお湯のなかでおとなしくしてくれていました。一緒に入浴するようになってからは、おふろでおもちゃ遊びをするのが好きなようで、いつも楽しそうにしています。

湯あがりのフーテンの寅さん?バカボンのパパ?湯あがりのフーテンの寅さん?バカボンのパパ?

ーー赤ちゃんがおふろ好きだと、入れるほうもラクですね!

角さん
沐浴のころは本当にラクでしたね。一緒におふろに入るようになってすぐのころは、自分の髪や体を洗うときに息子を待たせているのが気になって、全然落ち着かなかったです。おふろってホっと落ち着くものだったのに、赤ちゃんと一緒だと全然休まらないなって思いました(笑)。息子も1才になりますが、今では最初から一緒に洗い場に入って、私が最初に髪と体を洗うのを足元でおもちゃ遊びをしながら待ってくれています。その後、息子の髪、体を洗って一緒に湯船に浸かるようになりました。湯船では、ずっと「きゃー」「てっと〜(意味は分からない)」と叫びながら、楽しそうに遊んでいます。最近は何故か私の口に指を突っ込んできて、冗談でくわえると大声で笑って喜びます。おふろが好きで本当に助かっています。

あらためて振り返ると、沐浴をしていたころから比べると随分大きくなったなぁ、と。当時、一切何も着ていない状態だと本当に小さく見えるので、赤ちゃんだなぁと、おふろに入れるたびにほっこりと癒やされていたのを思い出しました。

おふろあがりはそのまま寝てしまうことも多かったですおふろあがりはそのまま寝てしまうことも多かったです
角裕美

PROFILE

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武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。グラフィックデザイナーを経て、イラストレーターとして独立。雑誌、書籍、広告などで活躍するほか、定期的に個展も行う。
http://kadohiromi.com/

(制作 * エチカ)

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