先輩パパとママに聞きました!vol.104

「父親になるということ〜後編〜」

2019/9/25
「父親になるということ〜後編〜」 「父親になるということ〜後編〜」

一男二女のパパ・篠﨑謙悟さんに伺う、3人の子どもの子育てのお話。第5回は父親として妊娠からこれまでの子育てを振り返ってのお話です。

(前編のつづき)

ーー産前に両親学級には参加していましたか?学んだことは役立ちましたか?

篠﨑
1人目の妊娠中に一度だけ父親学級に行きました。記憶が曖昧なのですが、抱き方や沐浴などお世話の仕方を学んだと思います。でも実際に子どもが生まれてみると、生後間もない頃は服を脱ぎ着させるのが難しくて驚きました。赤ちゃんは想像以上に力が強いし、無理矢理引っ張ると簡単に折れてしまいそうだし……。最初は怖々と着替えさせていたのを覚えています。

次女

ーー今、子育てのなかで、篠﨑さんが担当していることがあれば教えてください。

篠﨑
お風呂を入れる担当は僕でした。でも3人目が1才になった頃から、上の2人が協力してお風呂にも入れてくれるようになったので、あがってきた3人目の体を拭いて服を着せること、あと家にいるときのオムツ替え、夕食の準備(炒めたり揚げたりなどは僕の担当です)、寝る前の歯磨きなどをしています。

ーー篠﨑さんはお子さんの写真をたくさん撮っていますが、どのような想いで残しているのですか?

篠﨑
どこかに出かけたときや特別なイベントの思い出だけじゃなくて、普段の生活の中にある幸せだと感じる瞬間も一緒に残したくて写真を撮っています。成長と共に小さい頃の記憶はどんどん薄れてしまうけど、子どもたちが写真を見返すことで自分たちがこんなに大切に想われていたんだということが伝わればいいなと思います。

長女と長男

ーー父親になった幸せを感じるのはどんな瞬間ですか?

篠﨑
1人目が歩き始めた頃、2人で手を繋いで散歩に出たときにすごく嬉しくて幸せだな〜と感じたのを覚えています。2人目の息子とは男同士ということでサーキットにレースを観に行ったり、2人で釣りに行ったり自分が父親としたかったことを息子にしてあげられるのがすごく嬉しいです。

3人目は、何をしていてもかわいいので、もう毎日が幸せです(笑)。

ーーずばり、篠﨑さんにとって“理想の父親”とはどんな父親ですか?

篠﨑
僕には母親しかいなかったので、想像で父親というものは普段無口だけど怒ると怖くて、子どもからしたら最後の砦のような、ちょっと近づきがたい父親像を持っていました。

なので1人目が生まれる前は、そんな昭和な父親にならないといけないとなぜか思っていました(笑)。でも実際に子育てをしていくなかで、そんな父親像とは掛け離れた存在になっています。

時代の流れもあるけど、父親が育児に関わることはすごく大事なことだと実感したし、父親と子どもとの距離が近いほうが何でも話ができて、何より子どもたちから好きでいてもらえることが嬉しいです。

このままの距離感でずっと過ごせたらいいけど、いつかは成長と共に離れていってしまうものだと思います。でも小さい頃から子どもと過ごす時間が長いほど離れる距離も少なくなると思うので、今の目標は、“話しづらい”とか“近づきにくい”と思われず、何でも話してくれるような父親になることです。

仲良く滑り台を滑る

ーー3人のお子さんにとって、今どのような父親だと思われていると思いますか?

篠﨑
よく「パパはあんまり怖くない」と言われます。いいのか悪いのか分かりませんが……あとやたら写真撮ると思われてると思います(笑)。

理想では、いっぱい遊んでくれて楽しいパパだと思われたいけど、3人目が生まれてから毎日が忙しくて一人ひとりに構ってあげる時間が少ないので、これから落ち着いてきたら一緒にいっぱい遊んで、理想の答えがもらえるように頑張りたいと思います。

ニコニコ笑顔

ーー最後に、一緒に子育てを頑張るママへ一言お願いします!

篠﨑
いつも3人の子育てと家事をこなしてくれてありがとう!毎日が慌ただしくてあっという間に過ぎるけど、そんな毎日を楽しく過ごせるようにこれからも協力しながら頑張っていきましょう。

ーーありがとうございました。

篠﨑謙悟

PROFILE

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2009年生まれの女の子、2012年生まれの男の子、2017年生まれの女の子の3人兄妹のパパ。https://www.instagram.com/shino556/

(制作 * エチカ)

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