先輩パパとママの毎日コラム

vol.27 つぼみのころ「大きなおしりのミツバチくん」

米田有希 2016/7/4

モデル・デザイナーとして活躍する米田有希さんは、4人の子どもを育てるママ。今回はおむつのことについて伺いました。

そういえば、ほんの数年前、我が家には大きなおしりのミツバチくんがいたっけ。

大きなおしりから元気な脚を出して、バタバタと布団を蹴っ飛ばし、いつの間にか、ブンブンと、飛び回るようになるのです。

息子が赤ちゃんの頃、布おむつを使っていました。我が家には子どもが4人いますが、布おむつを使ったのは三女と末っ子の息子だけです。長女と次女のときは、布おむつという選択肢があることも頭になく、当たり前のように紙おむつを使っていました。

布おむつは、面倒くさいと思っていたけれど、慣れれば習慣の1つに。

お風呂場につけ置きしておいたおむつは、お風呂に入る時に洗い場で足で踏みながら身体や頭を洗います。おむつの汚れは身体から出たものなので、意外とシャンプーや肌に使う石鹸で綺麗になったのを覚えています。歩けるようになった息子も、お風呂で一緒に「よいしょ、よいしょ」とおむつを踏みます。リズミカルに、赤ちゃんといっしょにおむつを踏む可笑しさ、楽しさ!

ころばないでね、よいしょ、よいしょ。

ほら、はしっこも、よいしょ、よいしょ。

もっとげんきに、よいしょ、よいしょ。

加えて、息子には「おむつなし育児」も挑戦してみました。我が家の場合、基本的に布おむつは着けつつ、定期的におまるに座らせて。

温かい時期には、おむつを取って過ごしたりも。出産祝いに大好きなアンティークショップの方からいただいた股の割れた子ども服は、おむつなしにとても重宝しました。

大きな大きな、ミツバチみたいなおしり。お庭にひらめく、色とりどりの花のようなおむつたち。あの春のような日々がとても懐かしく思います。

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PROFILE 米田有希 Omas Händeデザイナー。徳島県出身。女子美術大学短期大学部卒。10代のころからモデルとして活動。2012年、ブランド「Omas Hände」を立ち上げる。現在スペイン・バルセロナ在住。著書に「AQUÍ」(主婦の友社)がある。
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