先輩パパとママの毎日コラムvol.202

2人の息子との平凡で愛おしい日常「赤ちゃんと家族で暮らすように旅したParis~前編~」

2018/10/2
2人の息子との平凡で愛おしい日常「赤ちゃんと家族で... 2人の息子との平凡で愛おしい日常「赤ちゃんと家族で...

2人の男の子と暮らすママ・deko_lifeさんに伺う子育てのこと。今回は「子どもと一緒の旅行」をテーマにお届けします。

梅雨が明ける前の日本を飛び出し、生後7ヵ月の赤ちゃんと、イヤイヤ期真っ最中の2才のお兄ちゃんと家族4人でフランス・ベルギーを旅した10日間。

旅のテーマは「暮らすように旅するParis」「子どもと楽しむParis」。

今回の旅では子ども達のペースに合わせる事をとにかく意識して、その中で大人も楽しむようにしていました。アパルトマンを借りて、現地の食材を買って自炊して、公園で遊んで自然と戯れて。子どもが生まれる前にパパとフランスを旅したときとは全く違う過ごし方になりましたが、子どもと一緒だから楽しめた事、諦めた事、色々あった10日間でした。

チュイルリー公園1
チュイルリー公園2パリ市内最古の庭園であるチュイルリー公園

【飛行機のこと】

フランスまでは片道13時間のフライト。

子ども達が機内でしっかり眠ってもらえるように、夜便がとれた往路は、搭乗前に空港内の無料のキッズパークで遊ぶ時間を作りました。実は空港に向かう車内でお昼寝を挟んでしまったのですが、その後空港で体を動かして遊んだおかげで、2人とも離陸後1時間程したらぐっすり寝てくれました。

乳幼児連れは優先搭乗させてもらえますが、離陸までの時間に退屈して愚図ることを避けたかったので、我が家は先にパパが搭乗して荷物を置いてもらい、私と子ども達は後で乗り込みました。

オムツ替え等は事前にしていましたので、慌てることなく、退屈もせずに離陸の時間を迎えられました。耳抜き対策として、離陸の瞬間は赤ちゃんは座席で授乳をして、2才の長男には喉を詰まらせる心配のないペロペロキャンディを舐めさせました。

パリには早朝に到着しましたが、機内でしっかり眠れたので、親子ともに時差ボケなく旅をスタートできて良かったです。

復路は昼便となったため、長時間フライトの対策として、音の出ないおもちゃや、お兄ちゃんにはDVDプレイヤーとヘッドフォンを持参しました。

家にある見慣れたおもちゃではすぐに飽きてしまうので、お気に入りのおもちゃとは別に、兄弟それぞれに(景品でもらった小さなおもちゃやミニカーなどの)目新しいおもちゃをいくつか用意しておき、時間をあけて渡すようにしていました。おもちゃに飽きたら、機内をお散歩してCAさんにご挨拶しに行ったり気分転換をはかりました。

海外で暮らしていた友人に、旅先では折りたたみのできるおもちゃがあると便利だと聞き、ミニカー用の簡単に分解できる駐車場のおもちゃを持参しました。現地でも私が食事の準備をしている間によく駐車場のおもちゃで遊んでいたので、持って行ってよかった物のひとつです。

長男が赤ちゃんの頃から、旅行や帰省で子連れで飛行機や新幹線を利用する機会が多いのですが、振り返ってみると1才から2才半頃までが、子どもがじっとしていられず一番おでかけが大変でした。この旅では、授乳で何とかなる赤ちゃんよりも、イヤイヤ期真っ最中の2才の長男を気にかける事が多かったです。次男がさほど手がかからないこのタイミングで、思い切ってヨーロッパまで行って良かったと思っています!

ルーブル美術館アパルトマンから徒歩ですぐのルーブル美術館。鑑賞は子ども達が成長した次回の楽しみにして、広場で外国人のお子さん達と遊びました。

【宿泊先のこと】

宿泊先に選んだのは、パリ中心部の日本人オーナーのアパルトマン。3、4日の短い滞在ならホテルも検討したかもしれませんが、今回は2週間ほどの旅。離乳食を始めた次男が、食事の楽しさや味覚を養っていく大切な時期に、レトルトの物を食べさせたくなくて、そして現地のマルシェで買った新鮮な食材で料理をしたいという私の希望もあり、キチネット付きのお宿は絶対条件でした。

炊飯器やお鍋などの調理器具や洗濯機もありましたので、食事も、洗濯も、お掃除も、パパと協力しながら自分達でして、パパは子ども達にここがパリでのお家だよと伝えて、子ども達もリラックスして過ごしていたので、このスタイルにして良かったと思っています。

アパルトマンでお昼寝

子ども達は使い慣れた器やカトラリーを持参して、次男には日本から持ってきたお米でお粥を炊いて、なるべくいつもと変わらぬスタイルを意識していました。食器や洋服の洗剤は現地でも手に入りますが、香りが強いものが多いと事前に聞いていたので、日本から持参しました。土足生活の海外で、お部屋での赤ちゃんの遊び場の確保のために、大きめのピクニックシートを持参していましたが、オーナーさんが赤ちゃんがハイハイできるようと、床を綺麗にして下さっていたので助かりました。後編へつづく。

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2014年・2016年生まれの男の子のママ。子どもとの日々の暮らしをInstagramにアップする。
https://www.instagram.com/deko_life_/

(制作 * エチカ)

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