先輩パパとママの毎日コラム

vol.86 小さな僕とのはじめてづくしの日々「赤ちゃんと一緒に楽しい外の世界へ」~後編~

きなこ 2017/7/28

赤ちゃんとパパとの毎日をInstagramにアップし、現在9万人を超えるフォロワーのいるきなこさん。初めての妊娠、出産、育児について聞きました。

前編のつづき)バスや電車の移動が増えてくると、赤ちゃんが泣いて困ってしまうことがたくさんありました。電車に乗るときは息子が寝てくれるように時間を調節したり、おもちゃを準備しておくなど工夫はするものの、いつもうまくいくわけではありません。

これまで赤ちゃんが泣いている場面に遭遇しても、「あらあら、可愛い泣き声ね」と思って見ていたのに、我が子の泣き声はとても激しく感じ、周りに大きな迷惑をかけてしまっているのではないかと申し訳ない気持ちでとても焦ってしまいます。そんな私の気持ちとは裏腹にますます大きくなる泣き声。でもそんなとき、近くにいる方が息子に笑いかけてくれたり、声をかけてくれることがよくあります。すると不思議とぴたりと泣き止むのです。「お母さん大変よね。よく頑張っているわね」と優しく声をかけてくださる方もいて、張り詰めていた気持ちがふわっと溶け、思わず涙が出そうになります。赤ちゃんとお出かけをすると、そうした人の優しさに救われる機会がたくさんあります。世の中には優しさがたくさん溢れているのだなと感じ、それらの経験はお出かけをするときの勇気に繋がっています。

赤ちゃんとのお出かけにはたくさんの持ち物が必要です。私は元々少ない荷物で出かけたいタイプだったのですが、赤ちゃんを連れてのお出かけはやはり荷物が多くなってしまいます。できるだけ疲れてしまわないように、荷物は最低限に、を心がけています(でもカメラは必須!)。

大容量かつ軽量、肩への負担が少なく、出し入れしやすい鞄があるとお出かけはとても快適です。私はリュックの中に、おむつ、おしりふき、ビニール袋、タオルハンカチ、音の出ないおもちゃ、ストローマグ、おやつ、長時間の移動になるときには着替えを入れて出かけています。

離乳食が始まると、離乳食や食事用グッズも持ち物として必要になってきます。ベビーチェアがないお店や実家に帰るときにとても重宝したのが「チェアベルト」です。椅子に簡単に取り付けるだけで、ベビーチェア代わりになります。軽くて小さく折り畳めるので持ち運びに便利。手洗いで簡単に汚れも落ちます。

赤ちゃんとのお出かけに必ず必要になってくるのはベビーカーや抱っこ紐。私は使い勝手も使い心地も自分と息子にぴったりの抱っこ紐に出会えたことで、お出かけへのハードルがぐんと下がりました。「これさえあれば私はどこへでも行ける!」と大きな自信に繋がり、今でも抱っこ紐は私にとってお出かけの心強いパートナーです。

赤ちゃんとのお出かけは想像以上に気を使うものです。事前に準備をしっかりしておくことで、スムーズに行動できたり気持ちにも余裕ができます。行き先の近くにおむつ替えや授乳ができる場所はあるか、赤ちゃんを連れて入りやすい飲食店はあるか、ベビーカーを使用する場合は駅のどこにエレベーターがあるかを前もって調べておくと安心です。Web検索や、スマホの専用アプリを活用することで簡単に探すことができます。

私はお出かけするとき、どのようなスケジュールで行動するかを前もって計画を立てておきます。電車を使って出かける場合は、混雑する時間帯はできるだけ避けること、私も息子も疲れてしまわないように予定に余裕をもつこと、たとえ自分の買い物が目的であっても息子が楽しめる時間を取り入れることを心がけています。

赤ちゃんとのお出かけは大変なこともたくさんありますが、そこで経験する困難も楽しさも全て、親子を成長させてくれる、親子の絆を強めてくれる大切な機会です。私も勇気を出して息子とお出かけをすることで、その時期にしか作れない思い出がたくさんできました。息子の世界はまだまだ広がり始めたばかり。これからも一緒に、外の世界をおもいきり楽しんでいきたいと思います。

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PROFILE きなこ 夫と息子と3人暮らし。家族で過ごす日常の風景を撮影したり、子どもと一緒に手作りおやつや工作を楽しむのが趣味。暮らしや育児を楽しむアイデアをblogで紹介中。
https://www.instagram.com/kinako_710/
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