先輩パパとママの毎日コラム

vol.70 桜の咲くころは「長女の時と全然違う!びっくりした次女の出産」

masacova! 2017/6/7

フォトグラファー・masacova!さんのおてんば姉妹子育てコラム。

冬を越え、コートを片付け春服に心踊る季節、二人目の予定日が迫ってきました。マタニティ期もそうでしたが、二人目は一人目の経験を経て、色々準備も捗ります。

私が二人目の出産時に絶対持って行こうと用意していたのは「テニスボール」。一人目の妊娠の時は、先輩ママから妊娠、出産に関する書籍もたくさんいただき、読破していました。その中で、陣痛時にテニスボールをお尻にあてて乗り越えられた記事があったのですが、その時はなんでだろうと不思議に思って用意していなかったのです。

一人目の出産前の陣痛が佳境を迎えた頃、テニスボールの偉大さに気づきました。陣痛の波が来た時、お尻に蓋をしないと自分がロケットのように飛んでいきそうな負荷がかかる痛さというかなんというかたまらない感じになるのです。その蓋の役割が大きさや、硬さ的にもテニスボールが一番しっくりくるんです!

テニスボールを用意していなかった私は、ベッドにあぐらをかいで「早く赤ちゃんに会えますように。」と自分ロケットが飛んで行ってしまわないように必死でお尻を押さえていました。その時の経験があったので、「次はテニスボール絶対ね!」と自分と約束していました。

それなのに、いざ二人目出産前。

夜の22時過ぎたころ。定期的なお腹の痛みがきて、時間を計るとちょっと不規則。これも一人目の経験から、不規則だから前駆陣痛だろうと余裕をかましていました。でも時間が経つにつれ、不規則は変わりないけど、前駆陣痛にしてはちょっと痛すぎだろうと思って辛くなってきて、(でもトイレで用を足したりしてなんだかんだ余裕な私)病院へ電話すると、とりあえず来てくださいとのこと。

近所だったのですぐに向かうと、子宮口がもう7cmも開いていたのです!急いで産院が用意してくれたものに着替え、分娩台へ!

そうしたら、あれよあれよともういきみたいくらいの感覚になって、やった!いきめる!そして早っ!と思った矢先、先生から「いきまないで!」と言われてしまい、ええ〜!なんで!?という不完全燃焼な気持ちに。。。

先生曰く、あまりにスムーズにお産が進みすぎて、いきんだら勢い余って産道を傷つけてしまうとのことでした。

ゆっくりといきむのをこらえての必死の深呼吸を2〜3回。あっという間すぎるくらいのスピードで元気な女の子が誕生しました!

テニスボール全然必要なかったやん。。。とちょっぴり残念な気持ちと、これが出産?一人目と全然違う!というまた新しい経験をした気持ち、そしてやっぱり達成感と、いろんなびっくりと喜びを感じた二人目出産でした。

やっぱり赤ちゃんって最高に可愛いです!

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PROFILE masacova! フォトグラファー。michirico(http://www.michirico.net)ディレクター。
大阪府出身。フォトプリントのプロダクト制作を長年に渡り経験したのち、2012年、キッズとレディースのブランド「michirico」を立ち上げる。写真集に「Holiday in」(ピエ・ブックス)がある。
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