ーーいつもInstagramで樹くんとペンちゃんの仲の良さそうな姿がとっても素敵だなと思って拝見していました。まずは妊娠・そして子育てをされるなかで、犬と暮らすことの魅力を教えてください！

やまもと
もう良いこと尽くし、良いことしかありません。

ペンは私のことをいつも気にかけてくれています。私の表情を読み取って、悲しい顔をしていると“どうしたの？”と顔を舐めに駆け寄ってきてくれます。夜はいつも私が最後にベッドに入るのですが、ペンはソファで私の家事が終わるのを待ってくれています。

今、二人が並んでお昼寝している姿を見るのが私の小さな幸せでもあります。今では随分二人で遊べるようになってきて、室内で走りまわったり、お庭でボール投げをしたり、探検したり、楽しそうに過ごしてくれているので家事もはかどります。二人でイタズラをするので、苦笑いしてしまうこともしばしばですが、樹の成長を感じ、嬉しくもなります。

ーー樹くんとペンちゃんの初対面の瞬間について教えて下さい。

やまもと
初めての対面のとき、ペンはずっと尻尾を振っていました！「見せて！見せて！！」とにかく大歓迎。母乳の香りが残っている顔を舐めたい気持ちをこらえ、鼻を樹の頬にグッと近づけ、クンクン。ペンの尻尾が風に揺れる小さな旗のようにずっとパタパタと揺れていました。

ーー赤ちゃんが家に来たことで、ペンちゃんにその後、変化はありましたか？

やまもと
もともとヤキモチを妬くタイプの犬ではありませんでしたし、赤ちゃんが来たからと言って、ペンの生活に大して影響はなかったので、特に変わった様子はありませんでした。樹が生後１ヵ月の頃は散歩が１日１回になってしまったので、毎朝夫が公園で１時間くらいボール遊びをするようにしたり、週末には土手に連れて行って２時間以上遊んだりして、なるべくストレスがかからないようにしました。室内ではいつも樹の側でのんびりと過ごしていました。

ーーやまもとさんと旦那さんが常にペンちゃんのことも気遣ってあげていたから、ペンちゃんもいつもと変わらず過ごせたのでしょうね。赤ちゃんと犬が一緒に暮らすということで、注意をすべきことがあれば教えてください。

やまもと
赤ちゃんは加減がわからないので、耳や尻尾を強く引っ張ってしまって、驚いた犬が赤ちゃんの手を噛んでしまう、というようなことが起きる可能性があります。それを避けるために、何があってもペンには樹を噛まないように教えました。

まだもう少し樹が小さかった頃、引っ張られたり、叩かれたりして、本当に痛かったんだと思います。たまにペンもカプっと甘噛みをしていましたが、その時にしっかり、二人の目を見て、同じように怒っていたら、今では、蹴られても、踏まれても、乗られても、引っ張られても、何をされてもペンは怒らなくなりました。

それにしても男の子って激しいですよね……（苦笑）。今ではペンより、樹に「ペンちゃんに優しくしてね〜優しくだよ〜」と言っています。

ーーペンちゃん、頑張ったのですね。二人が仲良くなるコツはありますか？

やまもと
『いつも一緒、ふたりでひとつ』が仲良くなるコツなのかもしれません。同じおやつを（お芋やりんごなどの果物）を半分こにして交互に食べる。お散歩、公園はもちろん、ガーデニングショップやホームセンターなどにもいつも一緒に出かけています。

ペンは樹のことを、おやつをくれたり遊んでくれたりする、一緒にいて楽しい人、でもたまに意地悪されたりするので油断ならない！と思ってそうです。パートナーになるのはまだもう少し先でしょうが、その日がとても楽しみです。

PROFILE

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男の子のママ。犬と暮らし始めたことをきっかけに写真を撮り始める。趣味は写真を撮ること。息子と愛犬との日々を写真に収め、日々Instagramにアップしている。
https://www.instagram.com/penittsuhouse/

(制作 * エチカ)