子育てエール!専門家による、ママパパ応援コラムvol.103

助産師ママが選んだ、あると便利な育児グッズ11選~実際に役立ったものはコレ!~

2021/8/4
助産師ママが選んだ、あると便利な育児グッズ11選~実... 助産師ママが選んだ、あると便利な育児グッズ11選~実...

赤ちゃんのお世話に役立つグッズはたくさんあるけれど、たくさん目にするからこそ、買うかどうか迷ってしまうこともありますよね。そこで今回は、現在2才の男の子の子育てまっただ中である助産師の高杉絵理さんに、これはあると便利だなと感じた育児グッズを教えて頂きました。

あると便利な育児グッズ11選

これはやっぱりあってよかった!と感じた育児グッズをご紹介します。みなさんの育児にもぜひ参考にしてくださいね。

1. おむつ用ごみ箱

おむつ替えをする赤ちゃん

使用済みのおむつは多くの自治体で可燃ごみとして収集されるので、収集日は週2回ほどだと思います。そうすると、とくに月齢が低いうちは排便回数も多く、臭いが気になるところですよね。おむつ用ゴミ箱はしっかり密閉して消臭効果があったり、たくさんのおむつを捨てられるよう容量が大きめに作られたりしているので、たまっていくおむつのごみを捨てるのに便利です。

2. 消毒液

哺乳瓶やおもちゃなど、赤ちゃんが口にするものは発達にもよりますが生後3~4ヵ月ぐらいまでは消毒する必要があります。煮沸消毒という方法もありますが、専用の消毒液があると液体に一定時間浸けておくだけでとても手軽に消毒ができます。私の働いていた産院でも哺乳瓶の消毒には液体を使っていましたよ。

3. 離乳食エプロン

赤ちゃんの食事に便利なのが離乳食エプロン。スタイと違って、ポリエステルなどでできていて、下の方に大きな口のポケットがついているので赤ちゃんの食べこぼしをキャッチできます。とくに離乳食が進んできて自分で食べ物を口に運ぶようになったり手づかみしたりすると、こぼれる量も増えるので洋服やテーブルが汚れにくくなり、またエプロンも洗いやすく重宝します。

4. ベビーフード

赤ちゃんの離乳をサポートする目的で市販されているベビーフードは、ママやパパが忙しいとき、いろいろなメニューを試したいときなどに便利です。外出時も衛生的に持ち運べるのがよいですね。

また、離乳食が進まないときにもおすすめです。私の息子は、本当に食べなかったのですが、ベビーフードなら食べてくれるという時期があってとても救われました。また、味見をしてこのぐらいの味付けが好みなのねと、離乳食作りの参考にもなったので我が家では大活躍でした。

5. ベビー食器

離乳食用の食器は、家庭にある小皿などももちろん使えますが、離乳食専用の食器は割れる心配がなく、また、底に滑り止めが付いていたり、中身をすくいやすくするための適度な深さやカーブがあったりして使いやすいです。

6. 離乳食用の冷凍小分けトレイ

離乳食用の冷凍小分けトレイ

とくに離乳食が始まったばかりの頃は1回で食べる量が少ないので、多めに作って小分けにして冷凍しておくと便利です。冷凍トレイにはいろいろなサイズがあるので、発達や食べる量に合わせて使い分けるといいと思います。

7. 鼻吸い器

赤ちゃんは鼻水が出ているとおっぱいを吸いにくかったり、呼吸がしづらく寝つけなかったりするなどのほか、鼻水が原因で中耳炎になることもあります。そこで鼻吸い器があると、赤ちゃんは自分で鼻をかむことができませんが、家庭でママやパパが鼻水を吸ってあげることができます。

ちなみに私の息子は現在2才ですが、今も活躍中です。なかなか自分で鼻をかめるようになるまでは時間がかかるので、長期的に使用できる点も魅力だと感じています。

ピジョンスタッフが動画で解説!赤ちゃんの鼻水ケアに『電動鼻吸い器』がおススメなワケ。最大のポイント2つとは?
(メーカーズプッシュ)

8. 泡ソープ(シャンプー、ボディソープなど)

泡ソープ

赤ちゃんの頭やからだを洗うときは、デリケートな肌を守るために、たっぷりの泡でやさしく洗ってあげることが大切です。固形の石鹸や液体ソープを使うことももちろんできますが、洗う前に泡だてネットなどで泡だてる必要があります。

その点、ポンプをプッシュするだけで泡が出てくるソープであれば、すぐに赤ちゃんを洗ってあげることができます。たっぷりの泡がでてくるので、便利で時短になるだけでなく赤ちゃんの肌のケアにもつながりますね。

9. 赤ちゃん用体温計

赤ちゃん用体温計

赤ちゃん用の体温計は、耳で測るものや脇で測るものなどさまざまあります。大きな特徴は、じっとしていられない赤ちゃんの体温をすぐに測れるよう、数秒で測れるようになっていること。発熱が気になるとき、保育園に預けるときなどの測定に便利です。

10. 歯がため

歯がため

生後3~4ヵ月を過ぎると赤ちゃんはお口にものを持って行きたがります。また、6ヵ月頃の歯が生えてくる前や生えてきたときの赤ちゃんは、歯ぐずりをすることがあります。そんなときに歯がためがあると赤ちゃんの好奇心を満たし、歯ぐずりも解消できたりして役立ちます。歯ぐずりでおっぱいを噛む赤ちゃんにもおすすめですよ!

11. 赤ちゃん専用の歯ブラシ

赤ちゃんは自分で歯磨きができないので、歯磨き自体は実際には大人がしてあげることになります。ですが、あえて赤ちゃんにも赤ちゃん用の歯ブラシを渡してあげるのがおすすめです。赤ちゃんが自分で歯ブラシを持つと、ママやパパのまねをして歯ブラシを口に入れたり、カミカミしたりします。そうすると赤ちゃんも歯磨きを楽しいと思えるようになったり、お口に歯ブラシが入ることに慣れるので、その後の仕上げ磨きへの抵抗が少なくなるようです。歯磨きを始める前に渡して慣らしておくといいですね。

ただし、必ず安全ストッパーなどが付いた赤ちゃんの月齢に合った歯ブラシを選び、また赤ちゃんが歯ブラシを持っているときは必ず近くで大人が見守るようにしましょう。

ママと赤ちゃんの状況別おすすめ授乳姿勢 正しい授乳姿勢でトラブル防止!ママと赤ちゃんの状況別おすすめ授乳姿勢【助産師解説】
(母乳育児情報サイト ぼにゅ育)

まとめ

今回は、私が実際に使って便利だった育児グッズをご紹介しました。赤ちゃんがいる生活は、おむつ替え、寝かしつけ、離乳食づくり、などやることがたくさんあって、1日をあっという間に感じることもあると思います。そこで、便利な育児グッズをどんどん活用して、ママやパパの負担を少しでも減らしましょう。リラックスできる時間を増やして、育児をより楽しめるようになるよう願っています。ぜひみなさんも自分の生活スタイルにあった便利な育児グッズを見つけてくださいね。

高杉絵理

PROFILE

高杉絵理このライターの記事一覧

看護師、助産師、保健師の資格を取得。総合周産期母子医療センターの産科やNICU、産科クリニックで経験を積む。現在は世田谷区の保健センターで妊婦さんやママたちの相談業務に携わる。助産師にオンラインで相談できる「助産師サロン」も運営。自身も1児の母として育児に奮闘中。 オンライン助産師サービス「助産師サロン」

RELATED 関連情報はこちらから

RANKING アクセスが多い記事をランキング形式でご紹介。

妊娠・出産・育児は、
わからないことがいっぱい。
悩み過ぎず、自分のペースで
行える育児のカタチを紹介していきます。
コモドライフとは?