※出産シーンや出産直後の赤ちゃんの写真が多く掲載されています。ご了承ください。
190名もの先輩ママ&パパから、出産の体験談をお送りいただいた、<あなたの出産エピソード大募集>。たくさんのご応募ありがとうございます!前回に引き続き、今回もハラハラドキドキわくわくのみなさんの出産当日の思い出をお送りします!
「ありがとうの一言につきます」と出産を振り返ってくれたのは、みゆさんです。コロナ禍での出産だったため、最初はひとりで陣痛の痛みと闘うのかと思うと凄く怖かったそう。そんなみゆさんはどんな出産日を迎えたのでしょうか。
驚く程のスピード安産!
頑張ってくれた我が子にありがとう。
38週1日目の朝、6時頃にトイレに起きてもう一眠りしようと布団に入りました。なかなか寝付けずに、ただ横になっていたら、プチンと何かが弾ける音がして、次の瞬間には温かいものがジワ〜っと足の間を伝っていました(6時30分頃)。これは破水したな〜と思い、母を起こしてナプキンをあてて産院に連絡。7時少し前に母の運転で産院へ。そのときは、私より母の方がパニック状態でした(笑)。
産院到着後、着替えてすぐに診察。この時子宮口がすでに3cmほど開いていたそうですが、痛みはまったくありませんでした。破水をしていたので即入院。診察後はおなかが空いていたので、出された朝食をモリモリ食べて陣痛が来るのをじっと待っていました。9時30分頃になんとなくおなかが痛くなり始めましたが、便秘症の私はこの時のおなかの痛みをいつもの便秘の痛みかと思って、家族に電話をする余裕も。その1時間後の10時30分、耐え難い痛みに襲われてナースコール。陣痛室へ移動し、検査。とにかく痛すぎるのと気持ち悪さもあいまって、めちゃくちゃ辛かったです。いきみ逃しも上手く出来なくて、看護師さんにめちゃくちゃ怒られました(笑)。
11時過ぎくらいになると、子宮口の全開が確認できたため、分娩台へ。この時に失禁してしまい、恥ずかしさと申し訳なさで何とも言えない気分に(笑)。あまりの痛さに凄く凄く長い時間が経ったように感じましたが、いきんだのは3〜4回程だったようで、赤ちゃんも頑張って出て来てくれました。周りの看護師さん達からは「すごい!お昼ピッタリだ〜!」という声が聞こえてきました。私は産まれてきた我が子の顔を見て大号泣。助産師さんが分娩時間の確認に来て「陣痛はいつ来たの?」と聞いてきたので「10時30分です」と答えたら、「はいはい。昨晩22時ね」と言うので「いえ、今朝の10時30分です」と訂正。その時のみなさんのお顔が忘れられないくらいビックリしてました!初産でしたが、どうやら私は1時間30分というありえないくらいの超スピード出産だったようです(母子手帳の記録を見て知りました)。家族に電話したときにも、忘れ物でもした?というリアクションをされましたが、隣に写っている赤ちゃんを見て、もう産まれたの!?と驚いていました。(みゆさん)
うみママさんは「励まし続けてくれた助産師さんに、今でも感謝しています」と出産を振り返ってくれました。
出産って本当に大変!を、実感した1日。
出産予定日より3日早い午前5時頃から、優しい陣痛がスタート。5分〜40分のバラバラの間隔で痛みがあり、その日はもともと妊婦健診の日でしたので、仕事が休みの夫と一緒に産院へ行きました。産院で事情を説明したところ「陣痛が進むかもしれないので、少し待機していましょう」と、午前中いっぱい待機することに。陣痛は進まなかったため、一旦帰宅することになったのですが、車で帰る途中に、夫が好きなものを食べようよ!と言ってくれて、私の希望のハンバーグを食べに行きました。そこで、「今日産まれるのかな!」なんて話したのもいい思い出です。
家に帰ってからは、5分おきに波が何回もやってきました。深夜にいよいよ間隔が短くなってきたからと、産院に連絡するも一旦待機。朝の6時頃に痛みが強くなり、さすがに限界と思って、夫に抱えられながら産院に連れて行ってもらいました。産院には夫は入れなかったので、玄関口でお別れをして、助産師さんに支えられながら部屋に向かいました。助産師さんには、分娩に体力いるからご飯食べてね!トイレ行ってね!とアドバイスをいただいたのですが、ヘロヘロでそれもうまくできませんでした。その後、助産師さんが何度か見に来てくれて、7cm、8cmと教えてくれて、いよいよ分娩室へ。そこでも、助産師さんや看護師さんにいきみ方を教えてもらったり、応援してもらったりしました。先生が来てくださって「少し切らせてもらうね」と、麻酔を何箇所か打って少し切られたのですが、もうそのころには痛みもよく分かりませんでした。その後に波がきたときにいきむと、赤ちゃんが出てきて先生が引っ張ってくださり、どぅるんと出て来てくれました!自分の力で産むってこういうことなんだなって思いました。
そのあとは先生に処置をしていただき、次の出産があるからとすぐ隣のベッドに移動。赤ちゃんも連れて来てくださり、抱っこさせてもらいました。そこで赤ちゃんと目が合うと自然にボロボロと涙が流れてきてしまい、胸が熱くなったのを今でも覚えています。抱っこしているところの写真を撮ってもらい、赤ちゃんを預けて休むことに。疲れてはいるのですが、目が冴えていたので夫や親族、仲のいい友人に写真と一緒に連絡をしました。少ししたら仕事中の夫から連絡があり、「本当に本当にありがとう。頑張って産んでくれてありがとう。これから一緒に育てていこうね。本当にお疲れ様」と言ってくれて本当に嬉しかったです。出産って本当に大変なんだなと分かった一日でした。出産を経験したすべてのお母さん方、尊敬です!頼りになる看護師さん、助産師さん、本当に感謝です。本当に無事に産まれてきてくれてありがとう!(うみママさん)
「奇跡の連続に感謝」と振り返るやとママさん。妊娠すること、出産予定日まで無事に辿り着けること、産声を聞けること、すべてが当たり前ではない奇跡なんだと改めて実感したからだそう。そんなやとママさんはどんな出産体験をしたのでしょうか。
この日を迎えられたこと、すべてに感謝。
予定日を迎えてもなかなか出てくる様子のない我が子。私たちはもちろん、身内も友人も誕生を待ちわびていました。そんななか、義実家のお母さんが「パパも1週間遅れて生まれてきたから、もしかしたら同じかもね?」と私の焦る気持ちを包み込んでくれるかのように、焦らなくたってちゃんとそのときは来るからねとパワーを送ってくれました。
そして迎えた誘発分娩のための入院日。軽く陣痛が始まっている気がしたものの子宮口が全然開いてなかったのでバルーン処置をしてそのまま入院。立ち会いは分娩室に入ってからのみだったので、1番辛くて長い陣痛を一人で耐えるという試練が始まるのを今でも鮮明に覚えています。子宮口が開いたらバルーンが抜けるからねと言われたものの抜ける感覚はないし、隣の人が「バルーン抜けたかも」と助産師さんに伝えてる声が聞こえてきて羨ましく思った気持ちも覚えています(笑)。朝方まで痛みと闘って「絶対今日中に産んで今日の夜はゆっくり寝たい」と願いながら、「赤ちゃんも頑張ってる、赤ちゃんが苦しくなっちゃうから呼吸!呼吸!」と声に出しながら呼吸を意識して耐えました。
朝の診察で「7cm!頑張ったね!今日産まれるよ」と院長先生に言われて喜んだ気持ちも覚えています。このときの診察は分娩室だったので、このままここで産むのかとドキドキしながら痛みと闘っていました。そうしているうちに子宮口が全開に近づき、パパも応援に駆けつけてくれて、無事に出産することができました。元気な産声、おなかの中で感じていた胎動が今目の前に存在していることに感動して涙が止まりませんでした。十月十日おなかを守りぬけたこと、自分も赤ちゃんも無事でいいお産ができたこと、ああ良かったと達成感や喜びで感情が忙しかったです。
でもそんな気持ちもこの後一瞬で不安に変わります。分娩台の上で赤ちゃんを抱っこさせてもらっているとき、パパが「これ大丈夫なのかな?」と不安そうにしていて私もどれ?と覗くと赤ちゃんの親指が1本多かったのです。見たことのない姿に一瞬にして喜びの気持ちから不安へ変わりました。今はこのときに戻れるなら「無事に息をして元気に生まれてきてくれたんだから、今は喜びの気持ちが1番でしょ!」と自分に言いたいほど、あの時の曇った感情に後悔をしています。のちに、息子は本来5本のはずの指が1本多く生まれてくる多指症という形状異常があることが分かりました。でも、助産師さんは「おまけつきだよ〜!かわいいね〜!指が1本多い分、幸せがいっぱい掴めるよね」と言ってくれたんです。あの言葉にどれほど救われたことか。今はこの可愛いおまけつきの指が愛おしくてたまらないです。後々手術をする予定ですが、今は沢山可愛がって愛しておなかからお土産を持ってきてくれたんだね、幸せだねと伝えています。息子はまだ8ヵ月ですが、私たちに色んな感情を教えてくれています。生まれてきてくれてありがとう。ママを選んでくれてありがとう。ママをママにしてくれてありがとう。(やとママさん)
\私たちは、こんな出産でした!/
ハラハラドキドキわくわくの出産エピソードは、まだまだ続きますよ! 「その3」へどうぞ!
この度は、たくさんのご応募を誠にありがとうございます。
プライバシー尊重の観点から、赤ちゃんの体の一部やお名前が写っている写真に関して、トリミングするなどの対応をしております。ご了承いただけますと幸いです。
力強く、感動的なエピソードや写真の数々、コモドライフにご応募いただきましたことを心より感謝いたします。