いま話題のIoTと育児をかけあわせたイベントを開催しました。パパがより授乳に関心をもつきっかけ作りとして、授乳をカウント&シェアする仕組みを作成。今回は、そのイベントの様子をお届けします!
9/2(土)、東京・高円寺のヴァル研究所セミナー会場にて、IoTを活用した育児に関するワークショップイベントが開催されました。
今回のワークショップは、「IT」という切り口からパパの育児参加に関して考えていく企画です。いくつかのツールやアプリを活用して、ママやパパの授乳をお互いのメッセージアプリにシェアする仕組みをピジョンアンバサダーのご家族に作っていただきました!
1.必要なツールやアプリをそろえよう
今回使ったツールやアプリは、主に次の6つです!
●パパ・ママのスマートフォン
●メッセージアプリ(今回は「LINE」を使いました)
●IoTセンサー「MESH(メッシュ)」ボタンタグ
●MESH専用アプリ「MESH」
●サービスとサービスを仲介してくれるサービス「IFTTT(イフト)」
●授乳回数データを保管するための「Googleスプレッドシート」
参加者のみなさんは、今回はじめて「MESH」や「IFTTT」に触れられるとのこと。まずは新品の「MESH」ボタンタグを箱から出したり、アプリをダウンロードしたり、ログインして設定するところからスタートしました。
2.ボタンでメッセージを送ろう
次に、「MESH」ボタン、「LINE」アプリ、「Googleスプレッドシート」を仲介役の「IFTTT」でつなげて、「MESH」ボタンを押したら「LINE」アプリにメッセージを送るように設定します。
赤ちゃんのオムツ替えや授乳もはさみつつ、着々と仕組みができあがっていきます。
今回作る仕組みでは、
●ボタンを1回クリックする→LINEアプリに「ママが授乳したよ」と通知
●ボタンを2回クリックする→LINEアプリに「パパが授乳したよ」と通知
と設定しました。
送るメッセージは自由に設定できるので、「ママ」「パパ」の部分をお互いの普段の呼び名にしたり、「ありがとう!」というコメントをつけたりするご夫婦もいらっしゃいました。
これでより授乳が楽しくなりますね!
3.完成!
設定がすべてできたら、ボタンの回数にあわせてメッセージが送信されるかテストを実施。無事にメッセージが届くと、「わーできた!」と喜びの声があがりました。
パパとママの見事な連携プレイで、みなさん悪戦苦闘もありながら完成です!
仕組みが完成したところで、「#10日間チャレンジ」ということで今後10日間、仕組みを使ってみる目標と、ママの応援コメントを書いたフォトプロップスを持って、写真撮影を実施しました!
イベントの最後には、ピジョンが作成したオリジナルの「育児日記」をプレゼント。
写真を撮ってSNSにアップするのにぴったりな正方形のフリースペースがポイントです。
この「育児日記」や今回作った仕組みで、育児に関する気づきや感謝、コミュニケーションのきっかけにしていただければ幸いです。
10日間チャレンジに参加されたみなさんにアンケートで伺った感想を一部ご紹介します。
「MESHを使うまでは手書きの育児手帳を活用して授乳時間を記録していました。記入をついつい忘れてしまい、『いつ授乳したっけ?』『何mlあげたっけ?』など記憶がなくなることもしばしば。MESHを使い始めてから、ボタンを押すだけで過去の記録が確認できて、更にはパパにもお知らせできて、パパが授乳時間を気にしてくれるようになりました!」
「今までもイクメンな主人でしたが、MESHボタンのおかげで授乳にも積極的に参加出来るようになりイクメンに磨きがかかりました!そして毎回『パパだよ~♪美味しい~??』と息子に楽しそうに語りかけていたので、ただ授乳をするだけでなく家族の絆も今回のチャレンジでさらに深まりました」
「授乳をするとラインでメッセージが届くので、パパが興味を持ってくれて、授乳のことが話題になる等パパと一緒に育児に取り組んでいる感じが強まった」
IoTイベントは今後も様々なアイデアを形にして開催する予定なので、興味をもってくださった方は、ピジョンインフォやFacebookでの告知をお見逃しなく!
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