先輩パパとママに聞きました!vol.32

赤ちゃんと暮らすおうちのこと

2017/9/22
赤ちゃんと暮らすおうちのこと 赤ちゃんと暮らすおうちのこと

パパと愛息子・樹(いつき)くんと愛犬・ペン。3人と1匹で暮らすやまもとりえこさんに、赤ちゃんと暮らす家について伺いました。

ーーInsatgramではやまもとさんの素敵な暮らしにファンも多いのですが、秘訣があれば教えて下さい!

やまもと
そう言って頂けてとっても嬉しいです。秘訣……というほどではないのですが、「本当に好きな物しか持たない」ということはこだわりだと思います。家具は木製、クッションやベッドリネン、カーテンなどのファブリックは麻。どれも10年20年と長い期間愛着を持って使い続けられるものだけを選んでいます。夫婦で好きな物がとても似ているので、結果的に統一感のあるインテリアになっているというのもあると思います。

ベッド
引き出しを覗く樹くん

ーー子どもとの暮らしでおすすめのインテリアグッズはありますか?

フロアクッション

やまもと
子どもは成長と共に必要な物がどんどん変化していきます。その都度処分して新しい物を購入するということはあまり好きではないので、実は「子ども用にこれを買う」という買い物の仕方はほとんどしていないんです。例えばこのフロアクッション、樹のケガ防止に樹が遊んでいる出窓やソファの下に置いています。大きいのですが取っ手が付いているので樹でも持ち運びができます。もっぱらペンちゃんが昼寝に使っていますが(笑)、夫や私のちょっと寝枕としても重宝しています。お客さまの座布団代わりにもなっています。

鍋つかみ改めコーナークッション

それから、インテリアグッズ……と言えるかどうかですが、鍋つかみ改めコーナークッションがお気に入りです(笑)。最初は鍋つかみとして私の母が作ってくれたのですが、夫に「樹が歩くようになってから机の角が危なくて仕方ないの〜」と話していたら、キッチンにあった鍋つかみを「これ良いんじゃないの?」とテープで付けてくれたのが始まりでした。すぐに追加で3個作ってもらって、ダイニングテーブルの角に両面テープでしっかり固定しました。家の中でもよく走って遊んで、テーブルの角で頭や顔を擦ったりしていますが、クッション性が高いのでぶつかっても全然痛くないようです。樹が成長し、必要がなくなったら、本来の役目の為にキッチンへ戻ります。

ーー今あるもので、快適に過ごすための工夫をされているのですね。それから、いつもお部屋が片付いていてすごいなと思うのですが、お片付けの工夫はありますか?

やまもと
実は私、とってもお掃除が苦手なんです……。だから毎日簡単にお掃除ができるルールを作っています。そのなかで樹にも協力してもらっているのが、ゴミが出たらすぐに自分でゴミ箱に捨てること。おやつの袋やバナナの皮などのゴミが出たら、すぐにゴミ箱に自分で捨てに行ってくれます。小さなことですが、そのお手伝いがとっても助かります!

椅子の上

ーー自分でゴミを捨てに行けるなんてすごいですね。どうやってできるようになったのですか?

やまもと
最初の数回は、樹にゴミを持たせて、一緒にゴミ箱の場所へ行って、「ここに捨てようね!」と教えました。”できたらギュッと抱きしめて大げさに褒める”これを何度か繰り返したら、自らゴミを持って捨てに行けるようになりました。

できるようになってから半年ほど経ちますが、今もできたら必ず褒めています。「ゴミ捨て上手だね!」や「ゴミ捨てできるのね!すごいね!」など、具体的に◯◯ができて、すごいね!と褒めます。すっごく得意げな顔をするので、それがとてもかわいいです。できたら全力で褒める、それが当たり前になってからも褒める、のがコツですね。

取っ手付きのキャンバス地のバッグ

それと、片付けや管理を簡単にするために、樹の物(洋服、おむつ、絵本、おもちゃ)はすべて一箇所に。取っ手付きのキャンバス地のバッグにしまっています。遊んだおもちゃは毎日寝る前に樹と一緒に片付けています。

おもちゃに関してはもうひとつ決めていることがあって。こうして毎日お片付けをしてしまうと、樹が作り上げたものが1日でリセットされてしまいますよね。きっと、子どもでも「もうちょっと続きをやりたい!」って気持ちがあると思うんです。それを全部「はい、きょうはもうおしまーい!」っとお片付けしてしまうことはとっても残念なことだなあと思ったんです。

リビングの出窓は樹くんだけの場所

そこで、リビングの出窓を樹だけの場所と決めました。ここはどんなにおもちゃが散乱していても、「お片付けしようね〜」と言わないようにしています。ブラインドを閉めれば、おもちゃは隠されるので見た目はすっきり。私も気持ちよく眠れます(笑)。

ーー子どもの気持ちを考えたとても素敵なアイデアですね。あと、やまもと家はお家の中にも外にも植物やお花がいっぱいありますよね。

お家の中にも外にも植物やお花がいっぱい

やまもと
夫も私も花のある暮らしが好きなのですが、樹にも花を見たり触ったり、観葉植物や庭木のお世話を楽しんで、日本の四季を感じながら過ごして欲しいと思っています。生まれたときから植物に囲まれていたので、今では花を見ると樹は声をあげて喜ぶほど好きになりました。樹が初めて話した言葉は「ちゃっちゃ(お茶)」だったのですが、二つ目は「はっぱ(葉っぱ)」だったんですよ(笑)。葉っぱを見つけると、いつも嬉しそうに「はぁっぱ、はぁっぱ」と連呼しています。

窓際の樹くんとペンちゃん
外を眺める

樹にとっても、家は安らぎの場所であって欲しいなと思っています。また、成長に合わせて好奇心や学びのきっかけを与える場所になるように、私たちもサポートしていきたいです。

玄関
やまもとりえこ

PROFILE

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男の子のママ。犬と暮らし始めたことをきっかけに写真を撮り始める。趣味は写真を撮ること。息子と愛犬との日々を写真に収め、日々Instagramにアップしている。
https://www.instagram.com/penittsuhouse/

(制作 * エチカ)

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