先輩パパとママの毎日コラムvol.165

今日も笑って、明日も笑って「赤ちゃんと絵本を読む」

2018/6/12
今日も笑って、明日も笑って「赤ちゃんと絵本を読む」 今日も笑って、明日も笑って「赤ちゃんと絵本を読む」

パパと愛息子・樹(いつき)くんと愛犬・ペン。3人と1匹で暮らすやまもとりえこさん流の子育ての楽しみ方。今回は「赤ちゃんと絵本」をテーマにお届けします。

赤ちゃんが絵本を好きになってくれるといいなあ!と思っているお母さんとお父さんは多いですよね。絵本は赤ちゃんが知らない世界をたくさん教えてくれます。絵本を介して親子の仲を深めたり、言葉の発達も促してくれるそうです。絵本を読むって本当にいいことがいっぱい。

私も樹がおなかにいる頃から、この子も本が好きになってくれるといいなあ、それにはどうしたらいいんだろう……と考えていて、夫に相談すると「親が子どもの前で本(親の本)を読めば、自然と子どももそれを真似て絵本を読むようになるはずだから、自然にでいいんじゃないかなあ」と言われました。

うん、確かに!子どもは親の背中を見て育つから、それもとても重要なこと。でも、他にも赤ちゃんと過ごす時間が多いお母さんならではのことがあるはず……。そこで、絵本に興味を持ってもらうことからはじめてみました。

赤ちゃんが絵本に興味を持ってくれる、私なりの絵本の読み方のポイントをいくつか紹介します。

ワクワクしながら聞いてもらいたいから、ただ単調に本を読むのではなく、登場動物によって声色を変えたり、物語に沿って声に抑揚を付けながら、表情も変え、場面に合わせて絵本を揺らして見せたり、幼い樹が物語を理解する手助けになればいいなと思いながら、工夫を凝らして読んでいます。他の人に見られたらちょっと恥ずかしいけれど……。

最初の頃はペン(犬・やまもと家長男)がこっちを見て、またはじまったよ……と言わんばかりに呆れた顔をしていたけれど、今ではすっかり日常となったようです(笑)。

絵本を読む樹くん

一日に何度も読んでとせがまれたはじめての絵本は、暗唱できるほど読んだので、キッチンでお料理中や電車での移動中、お会計待ちの店内、運転中でも絵本を持たずに読み聞かせができるようになりました。渋滞中の車内で、ぐずりはじめた樹に呪文のように絵本のタイトルから唱えはじめると……あっという間にご機嫌になっていました。これ、ぜひ真似てもらいたい!速効性ありますよ(笑)。

樹が10ヵ月頃だったかな、キッチンで洗い物をしていたとき、やけに静かだなあ……と手を止めて、リビングにいる樹に声をかけに行ったら、絵本を開いて楽しそうに眺めていました。ハイハイという思いのままに移動できる手段を身に付けてからは、一人で絵本を手に取って眺めることが多くなりました。そしていつも絵本は逆さまです。

ペンくんに読み聞かせをする樹くん

読み聞かせされる側だった樹が、いつの間にか読み聞かせする側になっていたときは笑ってしまいました!ソファで寝ているペンの隣に絵本を持って行って座り、ページをめくりながら何やら読んでいるふう(笑)。ペンもふむふむ……と聞いているふう(笑)。ここでも絵本は逆さまだけどね。そんなふたりの姿が愛おしくてたまりません。

1才過ぎるまでは、絵本に忠実に読み聞かせをしていましたが、成長するにつれ挿絵の細かいところまで気になるようになり、問いかけも増えてきます。隣で知ってる単語をポツポツと言ってみたり、好きなページだけ何度も何度も読まされたりとその日その時の気分で変わります。それが結構楽しくて、どんなに忙しくて手が離せないときでも、樹が絵本を持って私の元へやってきたら、「ちょっと待っててね」ではなく、必ず手を止めて樹の横に座り、絵本を読むようになりました。

樹くんの本棚。

写真は樹の本棚。立ったまま手に取りやすい1段目に“今週のピックアップ絵本”として、現在樹が気に入っている絵本と私のオススメの絵本を数冊並べています。

これからどんどん増えていくであろう絵本、樹に楽しみながら手に取って読んでもらえるようにするにはどうしたら良いのか私も楽しみながら考えを巡らせています。

やまもとりえこ

PROFILE

やまもとりえここのライターの記事一覧

男の子のママ。犬と暮らし始めたことをきっかけに写真を撮り始める。趣味は写真を撮ること。息子と愛犬との日々を写真に収め、日々Instagramにアップしている。
https://www.instagram.com/penittsuhouse/

(制作 * エチカ)

RELATED 関連情報はこちらから

RANKING アクセスが多い記事をランキング形式でご紹介。

妊娠・出産・育児は、
わからないことがいっぱい。
悩み過ぎず、自分のペースで
行える育児のカタチを紹介していきます。
コモドライフとは?