坂本美雨さん（右）と、パーソナリティのLOVE

6月5日（火）の放送では、ミュージシャンの坂本美雨さんをお迎えし、3歳になるお子さんのお話などを伺いました。

出産は予定帝王切開

LOVE　美雨ちゃんがママになったのは2015年ですよね？

坂本さん　はい、子どもはもうすぐ3歳になります。今は全部自分でやりたい時期なのと、言葉がどんどん滑らかになってきて、ボケツッコミみたいな間合いまで取得してきました（笑）。

LOVE　たまにお見かけしますが本当に可愛いですよね。美雨さんの出産はどんな形だったんでしょうか？

坂本さん　予定帝王切開でした。私は子宮筋腫の手術をしていて、1回切った人は大体帝王切開になるんですね。なので、この日って決めて、お腹の子にも「この日でいい？」って聞きながら決めました。だから産むこと自体は痛くなかったんですけど、やっぱり術後は痛かったですね。麻酔はかかっているけど意識はあって、どうやら麻酔が合わない体質だったらしく吐いちゃって。吐いてる間に産まれてたみたいな感じでした（笑）。「先生もう切ってます？」って言ったら「もう産まれるよ！」って。

育児に必要なのは、イメトレ？

LOVE　美雨ちゃんがお母さんになってから、TOKYO FMの廊下で会ったり曲を聴いたりしても、やっぱり変わったなって。もともとふんわりしているのに、バシッとするところはしていて（笑）。面白いなぁと思います。お仕事の復帰はいつからしたんですか？

坂本さん　ラジオは2ヵ月お休みをいただいたんですけど、ちょっと（復帰を）早く設定しちゃったなと思いました（笑）。産前に設定したので、やっぱりわかっていなくて。シッターさんを連れて仕事現場に行って、放送が終わったらすぐに授乳という感じでした。ラジオのスタッフさんもマネージャーさんもみんなで見てくれた感じですね。
電車で移動をしたので、2ヵ月の赤ちゃんを連れて地下鉄というのはちょっと緊張したかな。駅にエスカレーターやエレベーターがあるとすごく感謝したし、どこでオムツ替えができるとかがわかるアプリもあったりして、そういうのを駆使していましたね。赤ちゃんが途中でうんちしちゃったらどこで替えて、そこで15分はかかるから……とか、そんなイメトレをずっとしている感じ。今考えると大変でもあり面白かったですね。

母への気持ちを歌った曲「かぞくのうた」

LOVE　出産して初めて両親の気持ちがわかる、とか聞くけど、美雨ちゃんもそうですか？

坂本さん　そうですね。母も父もバリバリ仕事をしていて、音楽の現場にもずっと連れて行ってもらっていました。連れて行けないときはシッターさんが2人いたので、 その方たちとも一緒に育ったというか。お金もたくさんかかったと思うし、「大変だった？」と母に聞いたら、お金はほとんどシッター代に消えていたと言っていましたね（笑）。

LOVE　でも赤ちゃんって、その笑顔を見ているだけで全てがOKになるようなところがありますよね。

坂本さん　自分のまわりのスタッフ以外にも、例えばTOKYO FMのビルの受付のおじちゃんとか、みんなが本当に良くしてくれて。彼女が大きくなってあんまり連れてこなくなったら「こないの？」って言われて、私ひとりじゃ残念みたいな（笑）。

LOVE　1月に発売された曲「かぞくのうた」（配信限定）にはお母様への思いも含まれているんですよね。

坂本さん　決してすごく仲の良い親子というわけじゃないけど、とても尊敬しているし、あうところはあうけれど宇宙人だなと感じるところも多いです（笑）。身内には厳しい人だし、“娘だからこそ見せない”というところもたくさんある。厳しくするのが甘えという部分もあったり……。だんだん、全てをわかりあえばいいってわけじゃないこともわかってきたんです。今までで一番正直に書いた曲かなと思います。

PROFILE

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番組名：LOVE CONNECTION
放送日時：毎週月～金曜11:30～13:00
パーソナリティ：LOVE
番組Webサイト：http://www.tfm.co.jp/love/
「PIGEON presents Mommy’s CONNECTION」