カラーコンサルタントが教える!赤ちゃんとママのための効果的な色の使い方vol.1

赤ちゃんに似合う色選びの3つの秘訣

2020/10/2
赤ちゃんに似合う色選びの3つの秘訣 赤ちゃんに似合う色選びの3つの秘訣

みなさんは、自分に似合う色を知っていますか?ピンク色と一言でいっても、人によって魅力的に見せる明るさやトーンがあるんです。そして、実は赤ちゃんにもあります!今回はベビー服や小物を選ぶときの参考になる、赤ちゃんに似合う色の選び方をお伝えしていきます。

はじめまして!カラーコンサルタントの三浦まゆみです。8才の息子の子育て中ですが、息子が赤ちゃんのとき、ベビー服の色の似合う・似合わないに差があり、びっくりした想い出があります。大人と同じように、赤ちゃんが3割増しに可愛く見える色ってあるんです。

似合う色は人間の肌、髪、眼の色素(色や質感)と相性のよい色のこと。3つの色素をチェックすることで似合う色を選ぶことができます。

ポイント1 肌色はオークル系?それともピンク系?

肌色がオークル系(黄み)なら、コーラルピンクやたんぽぽ色、オレンジ、ターコイズブルーなど、黄みやあたたかさを感じさせる色。肌色がピンクなら、ベビーピンクや爽やかなレモン色、スカイブルー、ラベンダーなど青みがかったクールな印象の色がおすすめです。肌色にマッチする色は、赤ちゃんの顔色をよく見せ、活き活きとした表情を引き出します。

ポイント2 髪は茶色くて繊細?それとも黒くて量が多い?

髪が茶色くて繊細なら、淡いパステルカラーや白、ベージュ。髪が黒くてしっかり、量も多いなら、同じパステルでもマカロンカラーのような濃いめの色、ネイビーや黒がおすすめです。色素に合う色を選ぶことで「着せられている感」がなく、洋服の色との一体感が出て自然体の可愛さが引き立ちます。

*ポイント* 優しく繊細な髪の毛の赤ちゃん。パステルカラーが似合います。

眼も髪も繊細だと優しい色が似合う

ポイント3 眼は穏やかで優しい印象?それともキラキラして目力がある?

眼が穏やかで優しい印象なら、パステルカラーやソフトな色がおすすめ。グラデーション配色で優しくまとめて。キラキラしていて目力があるなら、ビビッドカラーが似合います。鮮やかな色の多色使いなどメリハリのある配色もおすすめです。

*ポイント* 眼が黒くてキラキラしている赤ちゃん。鮮やかな色が似合います。

眼も髪も黒いとハッキリした色が似合う

この3つの色素をチェックして、「この子は目力があるから鮮やかな色」「この子は繊細で優しい印象だからパステルカラー」など、一番その赤ちゃんの特徴が出ているところを基準に色を選んでみてください。

ちなみに、この肌・髪・眼の色素というのは遺伝するので、パパ、ママの似合う色とお子さんの似合う色が似ているということも多々あります。同じ赤ちゃんでも、産まれたときから髪が黒々としてふさふさで、眼が黒くて強い、肌もしっかり、という赤ちゃんは、パパかママが同じような色素をしていることが多いのです。

もし、ママと赤ちゃんの色素が似ているなら、似合う色も一緒の可能性が高いので、抱っこひもやベビーカーに似合う色を選ぶと、赤ちゃんもママもかわいく見えるという相乗効果があったりします。一度、親子で色素を見比べてみてくださいね。

また、外国の方に比べて日本人は繊細な色素を持っているので、比較的パステルカラーが似合う人が多いのですが、汚れ防止などの機能性も重視して、もし抱っこひもやベビーカーに暗い色を選ぶならネイビーがお勧めです。真っ黒よりも強い印象になり過ぎないので、多くの人に似合いやすい色です。もし黒を選ぶ場合は、他の色とのコンビカラーになっているものや、ベビーカーにカラフルなおもちゃをつけてあげると、にぎやかになって赤ちゃんも嬉しいはず。

また、赤ちゃんの時期は成長記録として写真を撮ることも多いので、「ここぞ!」というときには、似合う色の洋服で、愛らしく可愛い瞬間を記録に残しておきたいものですね。

三浦まゆみ

PROFILE

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カラーコンサルタント。1999年よりカラー業界に従事。パーソナルカラー、企業戦略としてのカラー提案などのコンサルティングを行う。感性だけではなく理論の裏付けのある提案に定評あり。
また、カラースクールIn-Living-Colorを主宰し、「色を仕事にする方法&ビジネスに役立つ色使い」をテーマとしたセミナーを開催。
https://ilcolor.com/

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