先輩パパとママの毎日コラムvol.349

なんでもない日もありがとう「私のワンピース」

2020/8/11
なんでもない日もありがとう「私のワンピース」 なんでもない日もありがとう「私のワンピース」

フードユニット・TORiの岡本雅恵さん。今回はマタニティ期のファッションについてのお話です。

おなかに赤ちゃんが宿った日から、徐々に変化していく自分の身体。少しずつ苦しくなっていくズボン、窮屈になっていくブラジャー、とにかく締め付けて欲しくない!と、マタニティウェアが載っている冊子を見漁って、ネットで気になるものを購入してみたりと、一人目のときは、いろいろなアイテムを試してみたりしたものでした。

今まで穿いていた下着の何倍あるんだろう!?って躊躇していた大きさのパンツだって、穿いてみたらおなかもすっぽり収まって、なんとも言えない安心感に、快適すぎる〜!と手放せなくなったり、カップ付きのキャミソールは、出産後授乳のときまで使えて重宝したりと、やはりさすが専用のものって考えられているな〜と、とても助けられました。

ウエスト調整できるものは、長くマタニティ期で使えました!ウエスト調整できるものは、長くマタニティ期で使えました!

下着関係やタイツなどのインナーウエアは、やはりマタニティ専用のものがダントツお勧めではあるのですが、洋服にいたっては、限られた期間しか着ない上に、やはり自分が好きな洋服を着ているのが一番心地よくって、新しく購入するとしても、長い目で見て、マタニティ期でもそうでないときも着られる洋服を選ぶようにしていました。

私はもともとワンピースが大好きなので、それも功を奏して、とにかくワンピースばかりを着る日々。シンプルとは言えど、単調になりがちなワンピースには、頭にスカーフを巻いたりしてポイントにしていました。インナーウエアはマタニティ用をしっかりと着用しているので、普段の着慣れた洋服を着られることはこの上なくストレスフリー!

写真を見返してもワンピース姿ばかり!写真を見返してもワンピース姿ばかり!

できるだけ好きな洋服を着るようにしていましたが、すぐには叶わないってわかると想いは募るもので…ハイウエストでトップスをウエストインした格好がしたい!と思ったことも度々。出産後すぐに着てやる〜!なんて意気込んではいたものの、体型が戻るまではなかなか時間がかかりますからね(笑)。私の淡い夢は忘れられた頃、そういえば…と思い出したりしたものでした。

妊婦さんの丸いおなかって、フォルムも可愛くて、思わず撫でながら声をかけたくなってしまう特別なシルエット。家族で結婚式に参加したときに着ていたワンピース姿の私を見て、娘が「玉ねぎみたい!」と、嬉しそうに抱きついてきたことがありました。まさにその通り!と膝を打ってしまうような出来事だったのですが、妊婦さんだからこそ似合う格好ってあるな〜って思ったりもします。まさにワンピースはそんなアイテムを代表するものだと思うのです。

こちらがそのときの玉ねぎワンピース!子どもの着眼点は面白いですね。こちらがそのときの玉ねぎワンピース!子どもの着眼点は面白いですね。

おなかが大きかった頃の体型からは随分ときが経ちましたが、今でも着続けているワンピースは、袖を通すと、思わずおなかを撫でて、我が子がここにいたんだな〜って温かい気持ちになる大切な洋服になっています。

Rom 岡本雅恵

PROFILE

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料理家。友人と共にフードユニットTORiとして、カフェ営業、ケータリング、webや雑誌などのレシピ提供などを経て、2020年に長野へ移住。畑に隣接する古民家をアトリエとし、Romという屋号で活動を開始。野菜を育てたり、土に近い暮らしを通じて、さらに季節と地域を意識した食の在り方を模索中。女の子と男の子の二児の母。
https://www.instagram.com/masha518/
https://www.instagram.com/atelier.rom/

(制作 * エチカ)

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