先輩パパとママに教えてもらいました!vol.7

かんたんソーイング。ハンカチーフでエプロン作り

2016/6/20
かんたんソーイング。ハンカチーフでエプロン作り かんたんソーイング。ハンカチーフでエプロン作り

デザイナーとして日本とタイで活躍する、4才児のママ・佐々木智子さんは、子どもの洋服も手づくりすることが多いそう。初心者でも簡単にできる手づくりアイテムを教えてもらいました。

こんにちは。タイと日本で洋服や小物作りをしている佐々木智子と言います。

我が家には4才の男の子がいます。わたしが子育てしながら楽しんでいる事のひとつが手作り。赤ちゃん時代はスタイやブルマ、少し大きくなってからは簡単なパンツをよく作っています。子どものものって、少しの材料でできるのも良いですよね。家にあった布や手ぬぐいを使ったり、私や夫の着なくなった服を引っ張り出してリメイクしたりしています。とくに小さな子どもが身につけるものは消耗品。すぐ汚れたり小さくなるので質より量!家事の合間をみては気軽に色々作っていました。

佐々木さん手作りのお洋服
アップリケがカワイイ

1才半の頃に作ったのがこのハンカチを使ったエプロンです。その頃はわたしが台所に立っていると自分も真似して調理道具を出してきたりあらゆる引き出しを開けたり、ちょろちょろと遊んでいて目が離せない時期でした。ある時、それならエプロンをつけてお手伝いをしてもらえば一緒に料理に集中できるかも、と思いました。家には子ども用エプロンはなかったので作ろう!と思いハンカチを持ってきてチクチクとその場で作ったのがこのエプロンです。つけてみると本人は初めてのエプロンがとっても嬉しかったらしく、上機嫌。お気に入りの泡立て器とトングを持ってとなりでお料理ごっこをしていました。

バンダナで作ったエプロン

おうちにあるハンカチと紐だけで出来るエプロンです。ハンカチなので周りはぐるりと縫ってあるのをそのまま活かして、紐を通す角を2ヵ所縫うだけです。1才半の時は体に合わせて少し折って長さを調節して作りました。最近作ったものは少し大きいバンダナサイズの52cm角。離乳食が始まった頃のお子さんには、小さめのハンカチがちょうど良さそうです。広げたハンカチを子どもの体に当ててみて、大きいようなら折って長さを変えたり、自由に作ってみてくださいね。

ハンカチエプロンは食事用のスタイの替わりにも。ちょっとお兄ちゃんお姉ちゃんの気分になって、ご飯が楽しくなりますよ。

HOW TO

(用意するもの・作り方)

材料
ハンカチやバンダナ 1枚 (写真のネイビーのハンカチは52cm角)
コットンテープ 2mくらい(写真の紐の幅は20mm。首に当たるので綿素材がおすすめです)
縫い針、まち針、縫い糸、ハサミ

材料

手順
1.ハンカチの角2ヵ所を紐を挟んで折り、まち針で止めてから手縫いで縫います。紐は動かせるようにしておきたいので紐を縫い込まないように注意します(巾着の紐のように動くようにしておく)。角の折る位置は子どもの体型に合わせながら調節してください。

角で紐を挟む

2.身長に合わせて首の紐の長さを整えます。着るときは、紐をぐるりと前へ回し、キュっと結んで。

簡単にかわいいエプロンが完成!
佐々木智子

PROFILE

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洋服と雑貨の店「cholon」店主。子育て中で休業していましたが、2018年からオンラインショップを再開。趣味はアジアの旅と写真、市場めぐり。休みの日は自転車に乗って親子でソフトクリームを食べに行くのが楽しみ。

(制作 * エチカ)

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