猫と息子の成長記録を撮り続けるパパコラムvol.3

出産の日、妻が一番大事で心配だった

2017/8/25
出産の日、妻が一番大事で心配だった 出産の日、妻が一番大事で心配だった

猫のマイロくんと息子の晴太くんの成長記録をInstagramにアップし、現在1万1千人のフォロワーがいる鈴木賢一さん。出産の日のことをお聞きしました。

妻が一番大事で心配だった出産

正直なところ、僕は会社を独立して間もない頃で、出産予定日が会社の締め日に近かったので、もう少しずらせないかなぁなんて、ずるい気持ちもありました。出産日までにあれもやらないと、これもやらないと、とすごく不安で焦る気持ちだったのを覚えています。

その日は最高気温35℃のとてもよく晴れた暑い日でした。仕事を午前中で切り上げ、途中でお弁当を買い、病院へ向かったのを覚えています。病院に到着すると、妻はとても辛そうにしていたので、出産まで何度も背中をさすりました。

立会い出産だったので、ずっと妻の手を握っていました。分娩室に入ってからは1時間ほどですが、「頑張れ!頑張れ!あと少し!あと少し!」と声をかけ、妻の汗を拭き、出産まではあっという間に感じました。

産まれたばかりの晴太くんと万由実さん

彼がオギャーと産まれる少し前に、先生に「もう少しで出るよ!お父さん写真撮っていいよ!」と言われたのでカメラを持ち出しました。結局そんなに枚数は撮りませんでした。それより、妻が泣きながら頑張っている姿を見たら僕も涙が出てしまい、その時はまだ妻のほうが一番大事で、彼女の体が心配でたまりませんでした。

晴太くん

なんだか僕に似てる

出産後、少しして分娩室から息子が出てきました。抱っこの仕方も知らない僕は、小さすぎて落としてしまったら大変なことになると思いビクビクしていたのと、出産直後から「なんだか僕に似てるなぁ」と思い、恥ずかしいような照れた気持ちと嬉しい気持ちが入り混じったようでした。

この日から、僕たちは三人と一匹の家族になり、僕と妻と息子と猫のマイロの生活が始まりました。

退院後の晴太くん退院後の息子

ーー鈴木さんの奥さまに出産のことをお聞きしました。

「予定日2日前におしるしがあり、その日の夜から不定期な痛みがずっとありました。『いよいよかぁ』という気持ちでした。母は翌日仕事があるのに寝ずに腰をさすってくれて、本当に申し訳ない気持ちでした。朝になって母に病院に連れて行ってもらったらそのまま入院となったので、すぐ夫に連絡してもらいました。

産院で晴太君を抱っこする万由実さん

入院してから出産までの分娩所要時間は計10時間半、何度も腰が痛いと弱音を吐きました。出産後は『やっとやっと終わった!』という気持ちが最初でした。正直、出てきた時の感覚は覚えてないんです。(笑)

その後抱っこした時に『やっと会えたね』と嬉しい気持ちでいっぱいになりました。最後の検診で『3500g超えてるかもね』なんて言われていて、まさかとは思っていたのですが、産まれてみると3664gの見事に大きな赤ちゃんでした。

梅雨明け後のとても綺麗な青空の日でした。」(鈴木万由実さん)

晴太くんとマイロくん息子 晴太と、猫のマイロ。(鈴木さんは、晴太くんと猫のマイロくんを撮り続けている)
鈴木賢一

PROFILE

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群馬県在住。デザイン会社経営。男の子のパパ。猫好きで登山が趣味。Instagramに息子と猫の成長記録を載せている。
https://www.instagram.com/wise01/

(制作 * OfficeTO)

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