コモドライフ取材班レポート

子育Techアイデアコンテスト表彰式取材レポート

2019/3/27
子育Techアイデアコンテスト表彰式取材レポート 子育Techアイデアコンテスト表彰式取材レポート

子育てにテクノロジーを用いて心身ともにゆとりある子育てのスタイル「子育Tech」の浸透を目指すアイデアコンテストが開催されました。IoTと育児に関して度々紹介をしているコモドライフ取材班が表彰式を取材してきました。

コモドライフでも度々紹介をしているIoTの育児への活用方法、ちょっと難しい印象を持ってしまいますが気になりますよね。

家電量販店では、一般的にスマートスピーカーが売られ、自宅の鍵もスマホで開けられるガジェットを使っている!そんな人も割とよく見かけるようになりました。
育児への活用はどうしたら便利なのだろう。。。しかし、そんな疑問を解決する活動があると、コモドライフ取材班は聞きつけました。

平成最後の年が始まった頃『子育Techアイデアコンテスト』の募集が始まっておりました。
子育てにテクノロジーを用いて効率化や快適さを追求している人が増加している一方、一部の技術に詳しい人達のみで、その方法が共有されている現状を払拭すべく、一般の家庭でもちょっとした工夫で簡単に便利になるようなアイデアを集めるコンテストが開催されたのです。

今回コモドライフ取材班では、この『子育Techアイデアコンテスト』の表彰式を取材してきました。

「効率化により子どもと触れ合う時間が増えることはハッピーなのでは」カラダノート 彦坂さん 「効率化により子どもと触れ合う時間が増えることはハッピーなのでは」カラダノート 彦坂さん

表彰式は「子育Tech委員会」の発起人である株式会社カラダノート彦坂さんのお話から開始しました。

2018年10月より発足した「子育Tech委員会」は、ITベンチャー企業10社が参画。
アメリカではすでに産業としてなりたっているBabyTech(ベビーテック)は、日本に比べ、女性の復職が早い為、赤ちゃんをベビーシッターに預けることも多く、赤ちゃんの状況をログに取ることやアラートを出すことで最悪の事態を回避することなどの必要性もあり、発達しているテクノロジーなのでは、と考察されていました。

一方、日本では、育児×テクノロジーに関して曖昧さが残り、時間と手間暇をかけることが美談と取られる傾向が残り、テクノロジーを利用した効率化が便利だとわかっていても、声を大にして言いづらい環境が残ってしまっているのでは、と考えているとのことでした。

表彰式では、さまざまなお困りごとや、ご自身の体験などを元に、多様なアイデアが紹介されていました。一部をご紹介します。

ぽこったー
スマートオムツストッカー

■ぽこったー
ママのお腹で胎動があった際に、リアルタイムでパパのお腹に振動を伝える装置。
夫婦のコミュニケーションにつながるアイデアとして受賞です。

■スマートオムツストッカー
オムツストッカーの中にあるオムツの減りを感知して、LINEにアラートを送る装置。
ご自身の体験をもとに考えられたアイデアとのことでした。

また、表彰式の最後では、コモドライフで紹介をした内容を元に開発された、「話すだけ育児記録」が、育児Techの事例として紹介されました。

株式会社ヴァル研究所伊藤さん
会場で質問に答える伊藤さん

事例紹介を行う株式会社ヴァル研究所 伊藤さんには、たくさんの質問が寄せられました。

育児へのテクノロジーの本格的な活用は日本ではまだまだこれからですが、まずは身近な課題に向き合って、テクノロジーを活用することから考える大切さを感じました。
ちょっとしたことがテクノロジーの活用で、効率化され子育てにもっと前向きに向き合える未来を感じさせてもらえる表彰式でした。

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