これから母となるすべての女性へ。命と向き合うメッセージビデオVol.2

「278日」制作担当者インタビュー

2016/7/20
「278日」制作担当者インタビュー 「278日」制作担当者インタビュー

初めての出産で、少しずつ母になる実感が湧いてくる。楽しみ。不安。とまどい。希望を描いた 動画「278日」。今回は制作者の方に制作のエピソードを伺いました。

先日こちらの記事で発表した動画「278日」は、オンライン動画コンテスト「BrainOnlineVideoAward」(BOVA=ボバ)へピジョン株式会社より課題を出していた動画の中で、協賛企業賞として受賞された動画でした。本日は、制作を担当した久野さんと島森さんにお話しを伺いました。

−−応募のきっかけを教えてください

−−久野さん BOVAは動画クリエイターの若手の登竜門みたいなところがあって、本来企業から発注を受けて制作するところを、自分で企業さんを選んでオンライン動画ならではの規制がない自由な発想で作れるところに魅力を感じて今回出してみたいと思いました。
私は『母親』なので、その立場を活かした作品を作りたいとずっと思っていたところに、BOVAの要綱をみて応募してみようと思いました。『ピジョン』以外での応募は考えていませんでした。
同じクリエイティブの島森さんも『母親』でしたので、お声掛けして一緒に制作をすることになりました。

−−なるほど。たしかに、『母親』としての視点がとてもよく感じられる動画でした。ご応募してから発表までの間はいかがでしたか?

−−島森さん 発表までは、ドキドキしていました。

−−久野さん ファイナリストに選ばれたときに、もう1作品ピジョンのものがあがっていたので、「どっちかな・・・」とドキドキしてました。受賞の連絡をメールでもらった時、たまたま別の打合せで二人で一緒にいたので、会議室で「やったー!」と喜びあいました!

−−島森さん 発表までの期間は、久野さんの電話が鳴る度に「もしや!」「・・・違った。」といったやりとりをしていました(笑)

取材の様子

−−発表までの間ドキドキしますよね(笑) 動画では出産をテーマとされましたが、どのように作られていかれましたか?

−−久野さん とにかく企画を練るのが大変でした。今回は、監督もカメラマンも初めてタッグを組む同士でチームを組み、お互い企画を出し合いどの企画がいいか、それこそケンカになるくらいまで話して、毎日電話もしくは、直接会って打合せをしました。

−−島森さん 監督は、男性でご結婚もしておらず、お子さんがいない状況で、私たちは出産経験があって、、、そういうところのせめぎ合いがありました。「もっとリアルに伝わるには、こうした方がよい」とか「こういう表現を入れた方がよい」とかですね。
こうなったら、おもしろい方向に、出産を人生の出来事として振ってみるとか、色々話をして、最後はやっぱり「ど真ん中で直球のものがいいね」という話で、変な小細工はしないでやろう。ということになりました。

−−本当にリアリティを感じる作品でしたね。これだけリアルな作品を撮るにはご出演いただいた妊婦さんのご協力も大きかったと思いますが、どのように連携をとられていたのですか?

−−久野さん 助産院をかたっぱしから電話して、ご協力いただけるところを探しました。ご協力いただいた妊婦さんとは、密に連絡を取って「おしるしきましたか?」「状況どうですか?」と 毎日電話していました。
出産予定日近辺では、撮影部隊はすぐに行ける体制でずっと待機して出産を待っていました。撮影できたこともよかったのですが、なにより安産で産んでいただけたということが一番よかったです。

−−本当に安産であったことが何よりですね。ありがとうございました。

動画制作の背景をお伺いし、あらためて動画を見直すと、より感動のある動画です。みなさま、「278日」ぜひ、ご覧ください。
また、7月末まで動画公開記念のキャンペーンも実施中ですので、あわせて確認してみてください。

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