先輩パパとママに聞きました!vol.141

イラストレーター・角裕美さんの、赤ちゃんと一緒 ~1日の過ごし方~

2021/8/25
イラストレーター・角裕美さんの、赤ちゃんと一緒 ~... イラストレーター・角裕美さんの、赤ちゃんと一緒 ~...

イラストレーター・角裕美さんの、赤ちゃんのいる暮らしをお届けします。赤ちゃんのいる1日ってどんなんだろう?今回は、息子くんが1才になるころのある1日の様子を振り返っていただきました。

6時:息子起床「おかぁーたん!」と起こされる。

我が家の一番早起きは息子です。同じベッドに親子3人で寝ているのですが、ほぼ決まった時間に起こされるので目覚ましいらず。眠い目を擦りながら起床します。特に夏は息子の起きる時間がとても早く、朝起きるとテレビの「ラジオ体操」に合わせて一緒に体操を始めます。その後息子の好きな番組が始まるので、息子がテレビに集中している間に朝ごはんを作ります。

7時:息子と一緒に朝ごはん。

息子の朝ごはんはいつも大体同じで、子ども用ウインナー、食パン、果物(リンゴかバナナのことが多いです)にしています。朝にトーストを焼いている間にウインナーを焼いて果物を切って、と簡単な朝食です。大人はその時々で、パンを食べたり、コーヒーだけの時もあったりとすごく適当です。

8時:息子、保育園へ。

すごく行く気満々な日と、あまり気乗りしない日とあります。ただ、気乗りしない日もベビーカーに乗ると気持ちが切り替わるようで、笑顔で「バイバーイ!」と言いながら登園して行きます。送りは夫が担当なので、私は家で洗濯や掃除の家事をします。

9時:仕事開始。

出産までは夜遅くまで仕事することが多かったので平気で11時とかに起きていました。朝9時から仕事を始めることは滅多になかったので、最初は頭がぼーっとしていましたが、今ではこの生活にすっかり慣れて、むしろ夜仕事するのが辛くなりました。息子の保育園は9〜17時なのですがその間に仕事を終えなくてはいけないので、ランチはうどんとか納豆ご飯とか、すぐ食べられるものが多いです。土日は美味しいものが食べたくなるので、好きなお店のテイクアウトを買うことも。

ねむい様子の息子ねむい様子の息子

16時半:仕事終了。息子を保育園に迎えに行く。

最初のころは私の顔を見ると「きゃーー!」と叫びながら嬉しそうに駆け寄ってきたのですが、1才を過ぎたくらいから、家にはない(主に車の)おもちゃでもっと遊びたい様子で、帰りたくないアピールをすることがありました。ですが、最近はまた「ママー!」と言いながら駆け寄ってきてくれるようになって嬉しいです(笑)。年齢によって気分が変わるみたいです。

17時半:息子の晩ご飯。洗濯物の取り込み。

晩ご飯は息子とは別々です。17時半には息子のおなかは空くのですが、私はまだおなかが空いていないので自然と違う時間に食べるようになりました。また、息子と私のメニューが違うことも、大きな理由ですね。食べ終わると息子はゴロゴロしたり大好きな車のおもちゃで遊んだりしています。その間に私は洗濯物を取り込んで畳んだり、大人の晩ご飯を作ったり、次の日の保育園の準備、お風呂の準備をしています。

19時:息子とお風呂。

お風呂好きな息子。汽車のおもちゃや水鉄砲で遊んだり、一緒に歌を歌ったり。最近のお気に入りは、新幹線の歌ですね!

20時:大人の晩ご飯を作る。

お風呂から上がると、息子はまたおもちゃで遊んだり、絵本を読んで欲しいときは私のところに持ってきたりします。湯上がりの一杯の麦茶を飲むので、おやつを食べることも多いです。

21〜22時:夫帰宅 晩ご飯食べる。

夫が帰宅すると、今日の息子の様子や、お互いの一日の出来事を話しながらご飯を食べます。息子も一緒に参加したいようで、自分から椅子に座ってきます。最近では、お茶を持ってきて「カンパーイ!」と言って乾杯してくれるようになりました。そして、私たちが食べているごはんをつまみ食いしたりもします。

22〜23時:息子と一緒に寝る。

寝かしつけは私の担当です。1才になるまでは、眠るまで抱っこしながら寝かしつけをしていました。なかなか大変だったのですが、今は部屋を暗くして一緒にゴロゴロしたら寝てくれるようになりました。おなかの上に乗ったり、ベッドの上をゴロゴロ移動したりして、しばらくするとコテっと寝てくれるようになって、ずいぶん楽になりました!私も一緒に寝落ちしてしまうことが多いです。夫は私と息子が寝た後に映画や好きなサッカーの試合を見ているようで、それがストレス発散になっているみたいです。私は寝ることが一番のストレス発散なので、お互いに今のスタイルがあっているのかなと思います。

寝る前の歯磨き寝る前の歯磨き

——1日は、本当にあっというまですね!

角さん
そうですね。出産前は自分のことだけを考えればよかったので自由気ままに時間を使えましたが、今はそうはいきません。息子との時間を大切にしたいので息子の生活に合わせて計画を立てるようになりました。最初は戸惑うばかりでした。昼間に仕事をしたくても全然できず、夜クタクタのまま仕事していて身体を壊すことも多かったです。息子が保育園に行くようになってからは生活リズムができたので計画が立てやすく楽になりました。

——赤ちゃんのいる生活ってどうですか?

角さん
息子と一緒に人生を歩んでいると感じています(いつか息子が独り立ちしたらそれも変わるんでしょうね)。例えば自分の10年後を考えたときには、必ず「息子はそのとき何才だな」が一緒になるんですよね。今は車が大好きな息子ですが、これからどんどん色々なことにも触れて、何が好きになるのかとても楽しみです!息子が好きなことを一緒に楽しみたいと思っています。

笑顔の息子
角裕美

PROFILE

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武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。グラフィックデザイナーを経て、イラストレーターとして独立。雑誌、書籍、広告などで活躍するほか、定期的に個展も行う。
http://kadohiromi.com/

(制作 * エチカ)

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