先輩パパとママの毎日コラムvol.565

山神千里のマタニティー日記(4)〜妊婦ライフを満喫中!〜

2023/2/21
山神千里のマタニティー日記(4)〜妊婦ライフを満喫... 山神千里のマタニティー日記(4)〜妊婦ライフを満喫...

フォトグラファーの山神千里さんのマタニティー日記。4回目は、妊婦生活を楽しむ余裕ができたころのお話です。

妊娠して、身体と心はよく繋がっているということを強く感じました。

わたしの場合は、初期は本当に体調が悪かったので、とにかくネガティブ。フォトグラファーという仕事が好きなので、身体が思うような状態ではなくなって、お仕事をお断りさせていただいたりしたことは辛い気持ちがありました。これから先どうなっていくんだろう?という不安も。

こうして無事に出産した今だから思えることなのですが、元々は割となんでも「平気平気!!いけるでしょ!」と楽天的で、身体に無理を多少かけても、仕事も趣味も没頭してしまうところがあったので、赤ちゃんがおなかでしっかり成長するために「つわり」という手段でおとなしく過ごすために、強制ストップをさせてくれたようにも感じます。

中期に体調がよくなってきてからは、仕事やおなかの赤ちゃんのこともだいぶ前向きに考える余裕が出てきました。

仕事が少なくなってきて、自由な時間がたくさんできました。

ゆっくりと読書もできましたし、撮りっぱなしになっていたプライベートの写真の整理なんかもしました。あとは自宅がそこまで広くないので、赤ちゃんを迎え入れる準備でひたすら断捨離もしました。人生で一番いろいろ処分したんじゃないかな。

おすすめされていたマタニティスイミングも行ってみました。思っていたよりも運動量があって、アクアビクスはヘロヘロ。徐々に寒い季節になってきたので、体験のみにしました。

そして、コロナも少し落ち着いているタイミングだったので、長野の実家に帰省もできました。家族とのんびり食事をしながら話したり、国際フォトフェスティバルへ行けたのも思い出です。

ドライブしながら長野へ帰省。紅葉の綺麗な季節でした!ドライブしながら長野へ帰省。紅葉の綺麗な季節でした!

さらには九州の由布院温泉に旅行にも!

感染症には気を遣ったのと、産後はしばらく行けなさそうで、なるべく混雑してないようなところを考えて、旅先を決めました。普段は気を遣ってくれていて、外食や飲み会を避けていた夫は、宿での生ビールが久しぶり。ものすごく美味しそうに飲んでいたのが印象的です。ふたりで美味しいものを食べて、ゆっくりお風呂に浸かって、時間を気にせず眠れて。まったり散歩をする。妊娠中にできて本当によかったです。

のんびりと旅行ができて、気分転換にもなりました。のんびりと旅行ができて、気分転換にもなりました。

わたしは身長があるので、後期まであまりおなかが目立たなかったのですが、仕事の現場に行くとやっぱり周りのスタッフの方に気を遣わせてしまうことが多かったですね。重たいものを持つのを手伝ってくださったり、長時間立ちっぱなしにならないようケアしてくださったり、本当にありがたかったです。

産休に入ってからは、たまたまわたしより数ヵ月早くに出産した友人がいたので、ニューボーンフォトを撮りにも行きました。友人は帰省していたので、ご実家に伺ったのですが、大きなおなかで運転してやってきて、撮影しているわたしを見て、友人のお母さんがびっくりしていました(笑)。

そこで気がついたのは、やっぱりカメラを持つとスイッチが入って妙な体勢も平気でしてしまうわたし。早めに撮影産休に入ったのはよかったと思いました。

大きいおなかで赤ちゃんの撮影!私も出産が楽しみになりました。大きいおなかで赤ちゃんの撮影!私も出産が楽しみになりました。
そのときに撮影した、友人と赤ちゃん。そのときに撮影した、友人と赤ちゃん。
山神千里

PROFILE

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1985年埼玉県所沢市生まれ。活発で男の子のような幼少期を過ごす。高校生まではスポーツ少女だった一方でものつくりが好きだった母の影響から、絵画や造形、映画に興味を持つようになる。大学は日本大学芸術学部写真学科に進学。卒業後、広告代理店制作部勤務。フォトグラファーを志し、広告フォトグラファーアシスタントを経験。2013年からの2年間はバンコクを拠点とし活動。2015年からは東京を拠点とし、人物写真、料理写真、ウェディングフォト、ファミリーポートレートなど女性らしいあたたかみのある写真を得意として幅広く活動中。
https://www.chisatoyamagami.com/

(制作 * エチカ)

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