先輩パパとママの毎日コラムvol.566

ラフラフリアル 〜自然体で笑って子育て〜「妊娠後期の過ごし方」

2023/2/24
ラフラフリアル 〜自然体で笑って子育て〜「妊娠後期... ラフラフリアル 〜自然体で笑って子育て〜「妊娠後期...

ふたりのお子さんを育てるイラストレーターのシンザトマリコさん。活発に過ごしていたという、ふたり目の妊娠後期の思い出です。

妊娠9ヵ月が近付くころ、温泉旅行に行きました。おなかも結構大きくなってきているけれど、日々わんぱくな息子を遊ばせるためにあちこち出歩いていていたので、体力に自信はあったわたし。

行きたい場所は色々あるけれど、あんまり遠くだと少し不安だなと思い、近場の温泉地に決定!自分の体調やおなかの様子をきちんと把握して、いざ出発です。父、母、夫、息子、わたしの5人での旅行。観光は、2才の息子が喜びそうなおもちゃ美術館や牧場をチョイス。

牧場は、生後11ヵ月で行ったときは、とにかく何を見ても泣いていた息子。この旅ではヤギに餌やり、子牛哺乳体験、ヤギ散歩、ウサギ抱っこ、馬車などあらゆる牧場エンタメを楽しみ尽くす2才児にパワーアップ。成長を実感できる素敵な時間になりました。

息子とうさぎ

パワースポットと言われる山の上の神社は、結構歩くので父と夫だけで参拝…など、無理のないように過ごしました。結果、みんな笑顔でトラブルもなく、つくづく「旅行っていいな〜」としみじみ。

朝6時に起きて母と朝風呂に行ったり、ご馳走に舌鼓を打ったり。非日常を過ごすことでとてもリフレッシュになったし、息子に色々な体験をさせてあげられてハッピーでした。楽しかったな!

9ヵ月からの日々もアクティブに。重たいおなかを抱えて、ふうふうと過ごしながらも少しだけデザインの仕事をしたり、息子を初めてのヒーローショーへ連れて行ったり。もちろん、おいしいご飯を食べに行ったり(ごほうびは日課)。たまに腰が痛くなったり、なぜか寝付けない夜もあったけれど、料理をしたり、パンやケーキを焼いたり、家庭的なことが楽しかった思い出があります。

入院&新生児グッズを買い足したのもこのころ。肌着の水通しは、つい眺めてしまう、とっても平和で幸せな光景ですね。

息子のお下がりも一緒に(水色多め。笑)息子のお下がりも一緒に(水色多め。笑)

少しずつ、心も環境も、赤ちゃんを迎える準備が進みます。いつもごちゃごちゃしていた家を整えたくなって、急に押入れの整理を始めたり、不用品処分、台所掃除をしたり…、いわゆる<巣作り本能>が働いて常にもぞもぞやっていました。「その日」に備えて身も心もこざっぱりしたいのか、自分が母鳥になったような気持ちで巣(家)を整えていきます。母子手帳ケースをちくちく作ったのもこのころでした。

「♪ママとえいちゃんのおなかを、くっつけますよ」とふたりで自作の歌を唄ってるところを撮ってもらった写真。「♪ママとえいちゃんのおなかを、くっつけますよ」とふたりで自作の歌を唄ってるところを撮ってもらった写真。

いよいよ臨月に突入したときも、相変わらずの毎日を送っていたけれど、37週の妊婦健診に息子も連れて行ったり、おなかをなでてもらったりして「これから妹が生まれるんだよ」とよく伝えていました(7ヵ月で女の子とわかりました)。おもちゃの聴診器を当てて「もしもし」したりしてかわいかったな。

深まっていく季節と共に日常を楽しみながら、人生の山場の「その日」待ちの日々を過ごしていたのでした。

シンザトマリコ

PROFILE

シンザトマリコこのライターの記事一覧

イラストレーター。カメラマンの夫、小学生の兄妹と4人暮らし。インスタグラムでは子育てにまつわるイラストエッセイを更新。サリー・M・ローズマリーという名前で魔女修行エッセイも綴っている。
https://www.instagram.com/nonohanadesign

(制作 * エチカ)

RELATED 関連情報はこちらから

RANKING アクセスが多い記事をランキング形式でご紹介。

妊娠・出産・育児は、
わからないことがいっぱい。
悩み過ぎず、自分のペースで
行える育児のカタチを紹介していきます。
コモドライフとは?