写真家として活動する二人の男の子のママ・原 未来さんは、ものづくりも得意!子どものために手作りできるアイテムを紹介してもらいました。今回は、クッションとカイロの機能を兼ね備えた、赤ちゃん用ガラガラです。
私は日々写真家として活動していますが、デザイナーの両親の影響か昔から作ることも大好きで暇さえあればいつも何かしら手作りしています。
このオモチャを作ろうと思ったきっかけは赤ちゃんを撮影するときにカメラに注目してもらうため。
ですが…
我が家には6才の男の子と1才の男の子がいます。かたや6才はもう小学1年生のお兄さん、かたや1才はまだ赤ちゃん感たっぷりのおチビさん。
どうせならそんな二人のために、どちらにでも使えるような、そしてあわよくば大人でも使えるようなグッズを作ることにしました。
赤ちゃん用ガラガラとしての機能だけではなく ポケットを付けてカイロを入れる場所を作ったり、ベビーカーやチャイルドシートに乗っている時枕代わりにもなるようにフワフワな生地で綿を多めに詰めたりしてみました。
隅にリボンを付け、ループ状にしたのはおでかけ先に持って行くのに、カラビナなどに付けて持ち歩けるようにの工夫。
そのほか、赤ちゃんの脳を刺激できたらと手触りや色彩にも気をつけました。目に優しい色合いで、それでいて模様などで楽しめるように、手触りの面では、触っても取れたりする危険がないように、刺繍でビーズのような粒々感を表現しました。
子どもっぽすぎないデザインにしたことで、子ども達が大きくなって使わなくなってもインテリアの一部として飾っておくことができるものが完成しました。
子ども達もふわふわの生地とガラガラとなる鈴の音がすっかりお気に入りです。だんだんと涼しくなってきたので、これからはきっとカイロを入れてベッドまで連れて行ってくれると思います。
HOW TO
(用意するもの・作り方)
材料
端切れやリボン、刺繍糸や毛糸、刺繍針、鈴、綿
- 作り方
- 1.家にある端切れやリボンを用意して、所々に刺繍を施し、縫い合わせて袋状にする。
- 2.中に綿と音がなるように大きめの鈴を入れる。音にはビーズや小豆などを入れても◎。
寒い時期にカイロや小豆カイロを入れて使えるようにポケットを付けました。
PROFILE
原 未来このライターの記事一覧
写真家。2人の男の子のママ。高校卒業後に渡米し、写真家・ホンマタカシ氏のアシスタントを経て独立。
http://miraihara.wixsite.com/work
(制作 * エチカ)