竹中美恵子

子育てエール!専門家による、ママパパ応援コラム

vol.26

赤ちゃんが注意すべき病気とは?!こんな症状に注意しよう

まだ話すことができない赤ちゃんは、症状を自ら訴えることができないため、知らないうちに病気が進んでしまうのでは?と心配になることもありますよね。今回は、気をつけたい赤ちゃんの症状についてご紹介します。

赤ちゃんが注意すべき病気とは?!こんな症状に注意し... 赤ちゃんが注意すべき病気とは?!こんな症状に注意し...

赤ちゃんが病気にかかりやすい時期っていつ?

赤ちゃんは、ママのおなかの中にいる時はへその緒から直接“免疫”をもらっています。生まれてからはそれが少しずつ減少し、生後6ヵ月前後にはその免疫が最も少なくなるといわれています。
その時期から発熱したり、風邪を引いたりする可能性が高くなるでしょう。

注意すべき症状とは?

様々な体調の変化がありますが、以下の症状がみられる場合は、すぐに病院を受診したほうがよいでしょう。

・熱がある
・けいれんを起こした
・呼吸が苦しそう
・顔色が悪い
・意識がおかしい、など

外出の機会が増えるようになると、細菌やウイルスの感染症にかかる機会も増えることになります。上記の症状がみられる場合は入院が必要になる可能性もあるため、様子がおかしいと思ったらすぐに病院に行くようにしましょう。

特に、乳幼児にみられる病気として、腸重積(ちょうじゅうせき)というものがあります。(※腸重積とは、生後3ヵ月から2才までの子どもに突然発症する腸の病気)

この病気を発症すると、それまで元気だった子どもが急に10~30分おきに火がついたように泣き出し、しばらくすると泣き止むということを繰り返します。発症後24時間以内に処置ができると、重症化を防ぐことができるといわれています。

少しでも早く異変に気付き、適切な治療を受けられるようにしたいですね。

予防するにはどうしたらいい?

子どもは病気になりながら強くなっていくとはいえ、つらそうな姿はできるだけ見たくないものです。
感染症による病気を防ぐためには、特に月齢が低い時には人ごみへの不要な外出は控え、食事前には手を洗ったり、口に入れるおもちゃの消毒をしっかり行いましょう。また、予防接種については副反応もあるため受けさせていいのか心配になることもあるかもしれませんが、小児科医と相談しながら受けられるものはできる限り受けるようにしましょう。
また、普段から栄養や休養を十分取るようにし、抵抗力をつけておくことも重要です。

最後に

はじめての子育てでは、とまどうことや不安なことがたくさんありますが、慌てず、冷静に対処するようにしましょう。普段からお子さんの様子をよく見てあげること、信頼できるかかりつけの病院を見つけておくことが重要です。お子さんが元気な時は、不用意に心配しすぎないことも大切ですよ。

竹中美恵子

PROFILE

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小児科医。 2000年広島大学附属高校卒業 アナウンサーになりたいと描いていた矢先に小児科医であった最愛の祖父を目の前で亡くし、医師を志す。
2009年 金沢医科大学医学部医学科卒業
以後広島市立広島市民病院小児科などで勤務。
2016年12月 女医によるファミリークリニックを開業(院長)、現在に至る。
日本小児科学会、日本周産期新生児医学会、日本小児神経学会、日本小児リウマチ学会所属
日本周産期新生児医学会認定 新生児蘇生法専門コース認定取得
小児慢性特定疾患指定医、難病指定医
2013年6月1日 広島テレビ 子育て応援団 すこやか2013 に出演
2014年 広島リビング新聞社 園児とママのための情報誌 えんじいな 「お医者さん教えて」コーナー連載
2014年より東京レインボータウンFM 「上野淳の東京☆夜会」にたびたび出演し、子供の心のトラウマ、アレルギー、子育て相談、母乳育児の大切さなどについて講話
2014年 日本助産師学会中国四国支部で特別講演の座長を務める
また小児科医として臨床を行う傍ら数々の学会発表や論文執筆に尽力している

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コモドライフ編集長NOTE