先輩パパとママの毎日コラムvol.116

桜の咲くころは「好奇心あるある女の子」

2017/12/5
桜の咲くころは「好奇心あるある女の子」 桜の咲くころは「好奇心あるある女の子」

フォトグラファー・masacova!さんのおてんば姉妹子育てコラム。

赤ちゃんの頃の個性。おなかにいる頃から感じ取れていた我が子の個性。大きくなってガラッと変わることはあるのでしょうか。

変わっても変わらなくても毎日が大変でも、親の方も何か楽しみを見つけて子育てを頑張れるんだろうな、と思います。

我が家の次女の赤ちゃん期の子育てもなんだか長女の時と勝手が違い、それはそれは未熟な私にとっては大変だったなーと思います。全然余裕などありませんでした。でも次女を見ていたらなんだか笑える。困ったことも多々あったけれど、面白さの方が勝っていたと思います。

次女は生まれた時からなんだか目力のある女の子でした。顔立ちで目がぱっちりしているというのではなく、周りを観察しているような、隙あらば触ったらダメなもの触っちゃうぞ。的なそんな感じの目力です。

一度、おばあちゃんに「なんかやったろか〜(いたずらを)って目をしてるな〜(笑)」と言われたことがあったんですが、まさにその感じ。

まだ首も据わらない生後間もない頃、長女がまだ3才で指吸いをしていたのですが、次女はゆりかごベッドで指吸いをする長女をじっと見つめながら、次に自分の親指を眺め、ゆっくりと口に持っていったのです。私はその瞬間を目撃しました。なので長女の指吸いの手の角度と次女の指吸いの手の角度が全く同じなんです。

頭にひっかかる洋服

歩き出すようになるとその好奇心は開花。家の中の目に見えるすべてのものを触っていました。触ったもの、だいたい全部破壊するので手の届くところのすべての扉に鍵をつけ、おまけに茶色いシーツに包まれながらうろちょろしている時もあったので、まるで野生の子グマと一緒に暮らしている気分です。

一番私にとってきつかった破壊アイテムは仕事で使っているMacでした。繋げていたコードを思いっきり引っ張りテーブルにあったMacが地面にがしゃん!

その後のこちらが慌てふためいている姿を見てなんだかこれはマズイんじゃないかと察知してからの〜笑顔。

この笑顔を見たら肩を落としながらもこちらも笑うしかありません。その後も色々元気いっぱいやってくれました。

ゴーグルを着ける

次女は言葉が喋れない時から、自分はこうしたい。というのがあったのだと思います。それを動けるようになってから着実に実行していったのかな。ま、でも子育て真っ只中の私にはそんな余裕のある考えはありませんでした。触らないで〜(壊すから)、怪我しないで〜、今はここには来ないで〜のようにナイデナイデマンになる時もしばしば。。

でも次女は諦めませんでした。今も諦めない、という好奇心の延長からのトライする性格はあまり変わっていません。それ、トライしないでよくないかい?という小さな出来事もありますが(笑)。成長してからも最初できなかったことが泣きながら練習してできたこともありました。そんな次女のこと、尊敬しています。もちろん気持ちが優しいところがある長女のこともです。

そんなことを色々思い返すと自分のダメダメっぷりに落ち込んでしまいますが、二人が赤ちゃんの頃、沢山一緒に過ごせた時間は本当に宝物だな、と思います。

masacova!

PROFILE

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フォトグラファー。michirico(http://www.michirico.net)ディレクター。
大阪府出身。フォトプリントのプロダクト制作を長年に渡り経験したのち、2012年、キッズとレディースのブランド「michirico」を立ち上げる。写真集に「Holiday in」(ピエ・ブックス)がある。

(制作 * エチカ)

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