先輩パパとママの毎日コラムvol.560

ラフラフリアル 〜自然体で笑って子育て〜「楽しもうマタニティライフ(1) アルバム作りと朝活」

2023/2/14
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イラストレーターのシンザトマリコさんがマタニティ期に綴った一冊のノート。マタニティライフが楽しくなるヒントを探すために、思いついたあれこれを書きとめたイラストエッセイから、今回はアルバム作りや朝活について伺いました。

第2子を妊娠中(息子が2才くらいのころ)、わたしは毎日クタクタでした…。未就学児時代はずーーっと、子どもと一緒。息子はかわいいけれど、超活発でイヤイヤ期。いつも小さな怪獣を追いかけていたイメージです。

思うようにはいかないとき、イライラせずニコニコしていたい!と思って、「ママもニンプも毎日楽しくなるヒントノート」というイラストエッセイを描いていました。体に負担をかけず、お金もあまり使わず、無理はせず、少しでも“マタニティライフが楽しくなるヒントを探す”というノートです。

こんな感じに描いていました。こんな感じに描いていました。

ささやかな工夫と楽しいたくらみでニコニコママを目指す、わたしなりの小さなノートを2回にわたってご紹介したいと思います。

○アルバムを作ってじ〜んとする

アルバム

夏草のようにぐんぐん育つ子ども。ついたくさん写真を撮ってしまうけれど、撮りっぱなしはもったいない。写真を定期的にプリントしてまとめるってなかなかハードルがありますが、意を決し、計画を立て、ゆっくりとアルバムにまとめました。例えば1日30分ずつと決めて、プリントする写真を少しずつセレクトしたりキャプションカードだけ先に作ったり…。

「千里の道も一歩から」精神で完成を目指していきます。夫がカメラマンなので、夫が撮った写真はきちんと残したくてしっかりした布張りのずっしりアルバムに貼ることに。するとどうでしょう。やはり、めくるたび成長の「実感」が湧きます。胸に広がる「じ〜ん」…、まるで心に湯たんぽを当てたようです。これから生まれてくる赤ちゃんとも、愛がいっぱいの毎日を送りたいな。そんなふうに思いました。

○友達とおしゃべり

子どもが小さな時期、育児仲間の存在はすごく大きいです。子どもと2人で気ままに過ごすのも全然アリ!だとは思うのですが、町の子育て広場や児童館で気の合うママと出会えたらラッキー。子ども同士を遊ばせている間、他愛のないおしゃべりをしたり悩みを打ち明けたりが元気の源。普通の友人と同じで、無理しないで付き合えるひとというのが大事ですね。

「今日、一緒に子育て広場行って、お弁当食べて、バザー行こう!」「たくさん野菜が届いたから食べる?」「一緒に夕飯も食べちゃおうか」なんて気軽に言い合えるママ友ができたことで、わたしの子育て幼少時代はとっても充実しました。

○朝活をする

そうそう簡単に1人にはなれない時期、上の子が昼寝をしているときは家事や仕事に費やし、夜は疲れ果てて子どもと寝落ちバタンキュー率98.8%…!そんなわたしに残されたひとり時間の確保は<早朝>でした。大体、午前5時〜6時くらいに起きて、そこから1、2時間くらいが朝活の時間。エイヤァ!!っと起きてみると朝って案外頭もスッキリしていていいものです。

どうしても起きられなかったり、子どもが気配を察して一緒に起きてしまったりして(あるある)、朝活失敗!!!なんてことも多いのですが、そこはゆる〜りと。週3くらいできたら良いかな、という感じです。

朝活

この朝活時間にすること。相棒ともいえるノートを開き、前日の日記を書いたり、スケジュールをチェックしたり、冷蔵庫の中の把握をし、なんとなく献立を決めたり…。

今日の下ごしらえ的な時間があるだけで1日の過ごし方が変わったりしますよね。「こんな日にしよう」と意図すると、大切な時間を有意義に使おうと思えるのです(もちろん、ノープランで風吹くままに過ごすのも楽しかったりします)。

そして未来メモ。目標を立てるのに持ってこいのフレッシュな朝時間。家族の数年後のビジョンでも、大きな夢でも、小さな目標を書きます。

朝活番外編としては、簡単おしゃれタイムもあります。(ネイルや簡単な手作りアクセ作り)女子っぽいことを楽しむ時間です。小さなウキウキって大きなウキウキに繋がったりするので侮れません。

あとは読書。これはお手軽度ナンバー1!わたしは図書館の予約システムを利用してたくさん本を借りていました。

どれもこれも特別なことではないけれど、「意識して楽しく過ごそう!」と思うだけで1日が変わります。おなかの子どもとのマタニティの日々は、当たり前ですが1人につき1度きり。大きなおなかをなで、慈しみながら過ごす特別な時期に笑顔を増やすことで、「楽しかったな。幸せだったな。」と振り返ることができてよかったなと思います。

シンザトマリコ

PROFILE

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イラストレーター。カメラマンの夫、小学生の兄妹と4人暮らし。インスタグラムでは子育てにまつわるイラストエッセイを更新。サリー・M・ローズマリーという名前で魔女修行エッセイも綴っている。
https://www.instagram.com/nonohanadesign

(制作 * エチカ)

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