商品開発の現場へ!ピジョン商品開発メンバーに聞いてきました!vol.10

開発者パパの「赤ちゃんの鼻水奮闘記」

2018/8/6
開発者パパの「赤ちゃんの鼻水奮闘記」 開発者パパの「赤ちゃんの鼻水奮闘記」

ピジョンの新商品「電動鼻吸い器」は、赤ちゃんの鼻水をすっきり取れるように設計されたヘルスケアアイテム。赤ちゃんとママ・パパにとって、うれしい機能が盛りだくさんの新商品を開発した新井啓介さんは、「赤ちゃんの鼻水との格闘」を経験してきた2児のパパでもあります。新井さんに、開発の背景にもなった赤ちゃんの鼻水にまつわる体験談をお聞きしました!

※試作品による撮影のため、商品とは一部異なります。

ーー新井さんも、赤ちゃんの鼻水には悩まされたとお聞きしました。

新井さん
赤ちゃんはお母さんからもらった免疫が切れ始める6ヵ月頃から風邪をひくと言われています。私は現在5才と2才の2人の子どもがいますが、まさにその頃から赤ちゃんの鼻水には悩まされてきました。体感的に、鼻水から風邪は始まり、鼻水が治まってくると風邪が快方に向かうように思います。赤ちゃんは自分で鼻をかめません。鼻が詰まると苦しいので夜の眠りが浅くなって体力が落ちたり、口呼吸になって喉が乾燥したりして、風邪が悪化する傾向があるようです。苦しそうで眠れない赤ちゃんを見ると、親も辛いですよね。

ーー赤ちゃんの鼻水は、耳鼻科に行くと取ってもらえますよね。

新井さん
鼻水を取ってもらうとすっきりして風邪も良くなるのですが、耳鼻科は混んでいるんですよね!我が家は共働きで、子どもは保育園に預けていたのですが、耳鼻科に行くと半日がかりなので、どちらかが仕事を休んで連れていけるように調整するのが大変でした。また、風邪やインフルエンザが流行っている時期は、連れて行くことで他の病気をもらってきそうで、鼻水だけで耳鼻科の病院に行くのはためらうこともありました。

鼻吸い器1

ーー自宅で鼻吸い器を使ったことはありましたか?

新井さん
はい、早めに取らないと風邪が良くならないし、中耳炎のリスクがあることも知っていたので、口で吸うタイプの鼻吸い器を使いました。鼻水がズビズビの赤ちゃんを保育園に預けるのは気がひけるので、早めになんとかしたかった、という共働きならではの事情もあります。

赤ちゃんは鼻吸い器を基本的に嫌がるので、妻と2人がかりで抑えつけて何とか吸い取りました。さらに、きちんと吸い取るためには、肺活量が必要ですよね。しかも、抑えつけながらの吸い取りなので、かなり体勢に無理がある中で、高い肺活量が要求されます。これをママひとりでやるのは、まず不可能だと思いました。鼻水が取れるとすぐに寝付けるので、効果はあるんですけどね。

ーー鼻吸い器を使うことは、ものすごく大変なことだったんですね。

新井さん
あまりに大変なので、1回やったらしばらくやりたくない、と思いましたね(笑)。ただ、鼻水が取れると明らかに楽になるので、徐々に赤ちゃん本人もわかってきて、鼻吸い器を嫌がらなくなります。ママ友から聞いた話では、鼻水が詰まって辛くなると、自分から鼻吸い器を鼻にあてる仕草をするようになる子もいるようです。

そんな体験から、自宅で鼻水が取れる鼻吸い器は、間違いなく必要なアイテムだと感じました。この鼻水と格闘した経験が、新商品の電動鼻吸い器の開発に活きましたね。私が感じた「鼻吸い器はもっとこうなれば良いのに」との思いが、新商品に詰め込まれています!

鼻吸い器2

ーー新商品は、鼻水と格闘したパパならではの思いが詰まっているんですね。その電動鼻吸い器がどのような商品なのか、そして経験がどのように新商品に活かされているかについては、こちらの記事でご紹介しています。

※試作品による撮影のため、商品とは一部異なります。
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