パパ芸人山西章博「初めての育児は、わからないことだらけ!」vol.17

初めての託児所

2020/6/18
初めての託児所 初めての託児所

お笑いコンビ「夫婦のじかん」の山西章博さん。相方でもありイラストレーターでもあるママが生活費を稼いで、パパが家事をするライフスタイルをブログやSNSで発信中です。パパ芸人山西さんが、わからないことだらけの初めての育児について書き綴ります。

息子が生後半年の頃、コンビでの仕事のため初めて息子を託児所に預けることになりました。

それまでもコンビでの仕事は何度かありました。その度に奥さんの親に頼んだり(奥さんの実家の栃木まで預けに行く)、現場で面倒見て頂ける場合は連れて行ったりしていたのですが、今回は奥さんの親も仕事で無理、現場でも見れないとのことでした。僕の親も考えたのですが、実家が徳島県と遠すぎるので断念。

この先もこういう状況もあるだろうということで、思い切って託児所を利用してみようということになりました。システムは1時間いくらという感じで、オムツや薄手のタオルなど必要な物を持って行きます。利用する3日程前に電話で利用時間を伝えて予約しました。

息子さん1

当日、不安も混じりつつ息子を託児所へ。繁華街のビルの中に入っているのですが、この辺りは何度も来たことがあったのに、こんな所に託児所があるなんて全く気付きませんでした。今までは託児所の看板が目に入ってなかったんですね。

子どもが生まれてからは同じ風景でも、「ここオムツ台あったんや」とか「ここベビーカー入られへんやん」とか、見える世界が変わってきました。

託児所に着き、初めての利用だったため諸々手続きをし、いよいよ息子を預けます。思ったより子どもも多く、世の中のお父さんお母さん、みんなお仕事大変なんだなと実感しました。

息子とちゃんとバイバイをすると絶対に泣くだろうなと思っていた所、職員さんから「今のうちに行って下さい」と全てを予期しているかの様な発言。流石はプロです。いや、もう名軍師諸葛孔明です。息子の気を職員さんが逸らしている内に、僕たちは足早に託児所を後にしました。

後ろ髪を引かれるとはまさにこのこと。仕事中も心配で、会話は「大丈夫かな?」とか「楽しくやってるかな?」ばかりでした。

仕事が終わり、急いで着替えて息子を迎えに行きます。託児所に着くと職員さんに抱き抱えられグズグズしていました。僕たちを見てまた大泣きし始めましたが、その前にも散々泣いたのでしょう。泣き声にもあまり元気が無く、もう泣き疲れている感じで抱っこすると放心状態でした。

こうして初めての託児所は終了しました。

余程泣き疲れたのか、帰りの電車ではすぐに寝てしまいました。数週間後にもう1度だけ託児所に預けることがあったのですが、その時も結局大泣きです。

息子さん2

その後、これから仕事をしていくとなると、やはり毎回託児所に預けなければならなくなる環境だったため、時間的にも金銭的にも保育園の方が良いだろうということになりました。保育園を探すいわゆる「保活」をスタートさせたのです。

働きながら子育てをする人にとって、いつまで仕事をセーブするのか、いつから保育園に通わせるのか、それぞれの環境によって様々だと思います。

いろいろと不安もありましたが、親と子の保育園に入るまでの練習期間として、まずは託児所に預けて仕事の再開を試みてみるということが、僕たちにとってはとても良い経験となりました。

山西章博

PROFILE

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徳島県徳島市出身。吉本興業株式会社所属。2015年に同期でもある大貫さんと結婚。2016年大貫さんと夫婦コンビ「夫婦のじかん」結成。2018年第一子誕生。芸人仕事をしながら主夫もしている。
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