コモドライフ取材班レポート

ショッピングセンターは、もはや買い物の場だけではない。令和の子育て世代は、授乳室をきっかけにお出かけの幅が広がる!?

2022/8/26
ショッピングセンターは、もはや買い物の場だけではな... ショッピングセンターは、もはや買い物の場だけではな...

ベビー・マタニティ用品メーカーのピジョンとベビーケアルーム「mamaro™」(ママロ)が授乳・さく乳環境改善のための新たな試みをスタート。この企画に賛同し、快適な授乳環境の提供を推進している、流山おおたかの森S・Cの取材をしてきました。

ピジョンは2022年3月9日の『さく乳の日』にちなみ、「母乳育児をもっと自由に」を掲げ、「#フレキシブルな育児生活プロジェクト」をスタート。

このプロジェクトの中で、集まった授乳室の環境改善に関わる声を受け、「授乳クッション」、「母乳パッド」、「授乳室の新しい在り方を提案するポスター」の、3つのアイテムを「mamaro™」に設置することになりました。

この世界をもっと赤ちゃんだけでなくママとパパにもやさしい場所へ
ベビー用品のピジョンとベビーケアルーム「mamaro™」が授乳・さく乳環境改善のための新たな試みをスタート!
(ピジョン)

流山おおたかの森S・C 本館2階「mamaro™」に設置された3つのアイテム流山おおたかの森S・C 本館2階「mamaro™」に設置された3つのアイテム

今回、この取り組みを導入しているショッピングセンター「流山おおたかの森S・C」へ取材に行ってきました。
※本企画は、2022年秋頃までの期間限定での取り組みとなります。

取材でお話を伺った方

写真左から:東神開発株式会社 森田さん 岩井さん 山田さん写真左から:東神開発株式会社 森田さん 岩井さん 山田さん

―流山おおたかの森S・Cがある流山市はどのような土地なのでしょうか?

岩井さん
流山おおたかの森S・Cは、今年で15周年を迎える施設となります。できる前は、畑や住宅地が多く、大きな施設がまだあまりない土地でした。この15年で急速に発展してきた場所で特にここ数年では、駅を中心としてマンションや商業施設などが一気に増えてきました。

森田さん
流山市は人口増加率が5年連続全国792市中1位(2022年現在)になっています。2007年頃は15万人程度だった人口が今では、20万人を超える状況ですね。

岩井さん
電車一本で都心に出られるという利便性と、行政が「母になるなら、流山市」というスローガンを掲げ戦略的に家族世代の人口流入を計っていることもあり、今では、ファミリー層が多く住む土地となっています。

―人口増加率1位!流山おおたかの森S・Cは、ファミリー層が必然的に集まる環境にある施設なのですね。

山田さん
そうですね。以前別の土地で実践したまちづくりを、流山市でも体現していくことをテーマに開発が進んでまいりました。地域の方々の協力を得ながら、運営をしております。

岩井さん
流山市との協力体制も築いております。災害協定を結び災害時に駐車場を避難場所として開放するようにしたり、駅前の都市広場の管理を担当し、街の方々を巻き込んだイベントも行ったりしております。

山田さん
単純な、お買い物の場というだけでなく、地域の方々のコミュニティの場を作りたいという思いが体現できている場になっていると考えております。

山田さん

―ショッピングセンターというと、確かに「お買い物」がメインの来訪理由と感じますが、「コミュニティの場」として来訪できることは地域の方にとってもうれしいことですね。

岩井さん
そうですね。他にも、30~40代の子育て世代向けに、「ママズカフェ」という名前でコミュニティイベントを定期的に実施しております。イベントをきっかけにして、みなさんお知り合いになり、関係を築かれる方もいらっしゃるようです。

山田さん
流山おおたかの森駅の周辺は、特にマンション住まいの方が多い地区なので、なかなかご近所の知り合いが作りづらい地区でもあると思います。こういったコミュニティイベントを通じて、つながりを持っていただけることは、流山おおたかの森S・Cとして、目的としていることでもあり、うれしいことですね。

―なるほど。ショッピングセンターという名称では表しきれない施設なんですね。みなさんどれくらいの頻度でご来訪されているものなのでしょうか?

山田さん
そうですね。流山おおたかの森S・Cは、地元の方に頻繁に来ていただいているという特徴があります。都心の店舗だと、どうしても遠方からたまに来るということが多いのですが、頻繁に来訪する目的があり、週に2~3回いらっしゃる方が多いのではないかと思います。近隣にお住まいの方々の日常の生活の一部となることができている印象です。

岩井さん
スーパーマーケットやお惣菜を買える店舗も多く、頻度高くご来訪頂ける方が多いですね。
そして、都心の店舗に比べ、土日と平日の来館人数に差が少ないという特徴もあります。

岩井さん

―本当に、地域の方の日常の生活の一部なんですね。ご来館される方はどのような方が多いですか?

山田さん
若いご夫婦がお子さま連れでいらっしゃるというファミリー層がメインとなりますね。

写真左から:山田さん 岩井さん 森田さん

―既存の授乳室もご用意されているかと思いますが、ベビーケアルーム「mamaro™」を導入されたきっかけを教えてください。

岩井さん
ジェンダー関係なく子育てができるというコンセプトが、流山おおたかの森S・Cの施設に合っていると感じ、試験的に導入を開始しました。また、木目調のデザインが環境にあっているということも導入きっかけの一つポイントでした。試験導入期間にも、大変多くの利用者の方がいらっしゃり、ご好評を頂きましたので、本格導入をさせて頂きました。

―個室で安心して利用できる環境がお客様にも喜ばれたのかもしれませんね。

岩井さん
既存の授乳室も鍵のかかる個室はありますが、現状は女性専用となっております。手前のおむつ替えのスペースは、男性もご利用頂けるのですが、心理的障壁がある方もいらっしゃるかもしれないので、個室となっている「mamaro™」がご利用しやすかったと感じて頂ける方もいらっしゃったかもしれません。

―「mamaro™」を活用すると、赤ちゃんとのお出かけの幅が広がりそうだと思いますが、どう思われますか?

岩井さん
例えば、施設内には映画館もあるのですが、授乳やさく乳の必要性があり、長時間のお出かけに躊躇をされている方がいらっしゃるようであれば、「mamaro™」のような設備の存在と利用方法を知ることで、長時間出かけてみようと思うきっかけにしていただけたらとても嬉しいです。

―そうですね。子育て中は、〇〇はできない!といった固定観念を知らず知らずのうちに持ってしまっている方もいらっしゃるかも知れませんね。新しい行動のきっかけになるとよいですね。

流山おおたかの森S・C 本館2階に設置された「mamaro™」

―買い物をするだけではない、ショッピングセンターへ足を運んで頂くお客さまへのメッセージがありましたら、お願いします。

岩井さん
様々なお客様が何の障害もなく安心してご来館頂けるようにしたい、ということが、施設として考えていることなので、社内での取り組みだけではなく、外部の企業様にも協力を頂きながら、今までなかったようなサービスや、何か新しいコト・モノを知るきっかけをお客様へご提供し続けられればと思っております。

山田さん
多様性と、変化をしていく世の中です。同じ価値感のまま運営していては、施設も古くなってしまうと思うので、新しいものを積極的に取り入れ、よりよくしていきたいと思っております。

「mamaro™」のような設備をうまく活用頂くことで、ご不安を感じていることが解決することもあるかと思います。施設側は、赤ちゃん連れでのお客さまもご利用頂きやすい施設を目指しておりますので、安心してご来館頂ければと思います。

流山おおたかの森S・C ●取材協力
流山おおたかの森S・C

流山おおたかの森エリアは、つくばエクスプレス「流山おおたかの森」駅を中心に、“都心から一番近い森のまち”として成長してきました。東神開発は“森の再生、緑のまちづくり”を目指す行政ビジョンに賛同し、2007年春にブランディングコンセプト「森のタウンセンター」をもとに、「流山おおたかの森S・C」を開業。タカシマヤフードメゾンと食品スーパー、シネマコンプレックス、生活雑貨専門店などを核に、ファッション、ホビー、エンターテインメントなどが揃った充実の施設で豊かな生活を提案しています。
https://www.otakanomori-sc.com/

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(撮影/矢部ひとみ 編集/羽田朋美(Neem Tree))

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