先輩パパとママの毎日コラムvol.396

なんでもない日もありがとう「ベビー連れのお家パーティ〜みんなで集まる幸せな時間〜」

2021/2/12
なんでもない日もありがとう「ベビー連れのお家パーテ... なんでもない日もありがとう「ベビー連れのお家パーテ...

フードユニット、TORiの岡本雅恵さん。今回は赤ちゃん連れでお友達と楽しむお家パーティについてです。

赤ちゃんを連れてお店に行くことは、気分転換になったり美味しいご飯が食べられたりと、もちろん嬉しいことはたくさんありますが、それと同じくらい、おむつ替えどうしよう、ちょうど寝る時間かな、そもそも赤ちゃんを連れて行っても大丈夫かな…と心配事はつきませんよね。

私にとって、子どもができて大きく変わったことのひとつに、家で過ごす時間が圧倒的に増えた、というのがあります。そして、そんなお家で楽しく過ごせるようにと、ママ友といろいろな会やパーティを企画した楽しい思い出があるのもかけがえのない宝物です。

これは手作りのお菓子入れ!風船に紙を貼って作りました。これは手作りのお菓子入れ!風船に紙を貼って作りました。

クリスマスやお誕生日会、ひなまつりなど…季節のイベントを通して、子どもたちの成長を一緒に見守ってきたので、どの会も思い入れ深く、特に私は仕事柄もあって、会ごとのご飯を担当して作ることも多く、みんなが楽しめる食卓ってなんだろう?とずっと考え続けてきました。

毎回メニューを考えるのは難しいながらもとても楽しい作業!毎回メニューを考えるのは難しいながらもとても楽しい作業!

あまり子どもが好きそうなものに寄り過ぎてしまうと、大人には物足りなくて満足ができなかったり、逆に大人っぽすぎると子どもが食べられるものがなかったりと、みんなが食べられるメニューを考えるのってとても難しいと思うので、私は強弱をつけて構成を考えていました。これは大人が楽しむメニュー、これは子どもも一緒に楽しめるメニューと、一皿だけでもそんな風にシェアできるものがあったりすると、一緒に食卓を囲んでいる感が出ていいかなと。

子どもによって食べられるものが違ったりと、そんな様子を見るのも楽しい。子どもによって食べられるものが違ったりと、そんな様子を見るのも楽しい。

例えば、月齢の低いベビーがいる場合は、季節の野菜を蒸し野菜にして用意し、そのままベビーが食べられるようにし、大人はそこにディップをつけて楽しめるようにしてみるとか。もう少し月齢が高くなってきて、1才を過ぎたベビーがいる場合は、薄味だけど、魚介や豆の出汁がしっかり効いた野菜たっぷりのスープを用意しておくなど。そこに、大人はバジルソースを加えたり、サワークリームをのせたりするだけで、よそ行きの一皿になります。

色とりどりの野菜に添えてあるディップは、自家製のバーニャカウダソース。色とりどりの野菜に添えてあるディップは、自家製のバーニャカウダソース。

あとは、分担制も楽しくて、それぞれ担当を決めて一品持ち寄ったり、小さな赤ちゃんがいるお母さんは負担がないように何か買ってきたもので参加してもらったりしていました。

私は料理を仕事にしているので作るのも考えるのも好きでしたが、友人たちと集まって一緒に楽しい時間を過ごせることが最優先!だと思うので、パーティを盛り上げて華やぐ方法には、料理だけでなく、お花を飾ってみたり可愛いナプキンや紙皿を用意するなど、無理がない方法で楽しむ方法もいろいろあるな〜と思います。お母さんたち(お父さんも!)の工夫する知恵ってすごくて!みんなで出し合っているとあっという間にいろいろ上がってくるんです。そんな準備の時間も楽しい幸せな時間だな〜と思います。

Rom 岡本雅恵

PROFILE

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料理家。友人と共にフードユニットTORiとして、カフェ営業、ケータリング、webや雑誌などのレシピ提供などを経て、2020年に長野へ移住。畑に隣接する古民家をアトリエとし、Romという屋号で活動を開始。野菜を育てたり、土に近い暮らしを通じて、さらに季節と地域を意識した食の在り方を模索中。女の子と男の子の二児の母。
https://www.instagram.com/masha518/
https://www.instagram.com/atelier.rom/

(制作 * エチカ)

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