プレママ&プレパパいらっしゃ〜い!先輩ママ・パパの赤ちゃんにまつわるアンケート&ヒント集(6)我が家のエマージェンシーフード
妊娠が判明するとワクワクと同時に、ちょっぴりドキドキ。初めてだらけの経験ですから、聞きたいこと、知りたいことが山ほど。そんなときは、先輩のパパ&ママの経験談も参考になりますよ!今回は、「忙しいときにこの一品があって助かった!」「手軽にできるこんな料理を作っていました!」というみなさんのエマージェンシーフードを教えてもらいました。
目次
先輩ママ&パパに聞いてみた!「我が家のエマージェンシーフード」を教えて!
「忙しくってご飯を作るのムリー!」「今日は疲れて何にもしたくない…」ママ・パパだって人間ですもの、そんなときもありますよね。でもおなかはペコペコだし、子どもも待ってはくれません。さあ、どうしよう?そんなときに強い味方になるのが「エマージェンシーフード」。作り置きや時短メニューなど、参考にしたいアイデアが満載ですよ!
01「季節の野菜のポタージュ」
01 岡本雅恵さん
料理家の岡本雅恵さんのエマージェンシーフードは、旬野菜のおいしさと栄養がギュッと詰まった一品。アレンジも効くので使い勝手がよさそうですね。さっそく真似してみたい!
「季節の野菜をポタージュに。玉ねぎをしっかりと炒めて季節の野菜と一緒にコトコト煮てブレンダーにかけます。これを豆乳などで伸ばす前の状態で仕込んでおいて、冷蔵庫や冷凍庫でストックしていました。味付けをする前の状態にしておけば離乳食にも使えて便利ですよ!」
岡本さんのコラムでは、マタニティさんに向けた料理を毎回提案いただいています。メインからおやつまで選り取り見取りなので、こちらもぜひ参考にしてくださいね。
「Rom岡本雅恵の妊婦さんの心と身体を支えるレシピ」
岡本雅恵
02「ブリスボール」
02 阿部菜々恵さん
2児の子育てをしながらネイチャーガイドとして活動中の阿部菜々恵さんは、野草ハーバリストでもあります。そんな阿部さんならではのエマージェンシーフードは、今話題のあのおやつです!
「ブリスボールってご存知でしょうか?『至福のボール』という意味で、ドライフルーツやナッツで作るヘルシーなおやつです。砂糖不使用、グルテンフリー、添加物なしで、10分ほどで作ることができます。ひとつ食べるだけでもおなかが満たされ、外出先でちょっとおなかが空いたときや悪阻のときなど本当に助かりました。私は鉄分の補給やリラックス効果のあるナツメや桑の葉の粉末などの野草を加えたり、気分でいろいろな味を楽しみました」
材料を砕いて丸めるだけという手軽さがうれしいブリスボールは、オーストラリア発祥のヘルシーフード。お気に入りの材料で自分好みのひとつを作ってみたいですね。阿部さんのコラムでは、自然の中でのマタニティ期や子育て期の楽しみ方を紹介してくれていますので、ぜひ読んでみてください。
03「オーガニック食材のオーブン料理」
03 神戸一絵さん
サンフランシスコで出産・育児を経験した翻訳・出版コーディネーターの神戸一絵さん。出産後、すぐに復職したこともあり、時短料理にお世話になっていたとか。とくにお気に入りだった食材をランキングしてくれました!
「サンフランシスコはオーガニックフードへの意識がとても高くて、専門スーパーも充実。おいしくて安心・安全な食材が手に入れやすい環境でした。そこでアメリカの家には必ずと言っていいほどある大きなオーブンで、ザクザクッと切った野菜やチキンをシンプルに焼く!という時短料理に助けられました。中でもお気に入りだったのは以下の食材です」
1位:スクワッシュ(日本のカボチャよりさっぱり)
2位:チキン(安くて味が濃い)
3位:芽キャベツ(お手頃価格で手に入る)
日本とアメリカの違いは食だけでなくさまざま。神戸さんのコラムで紹介されているのでチェックしてみてください!
04「冷凍フルーツ、しらす、海苔」
04 かみやかやこさん
イラストレーターのかみやかやこさん家のエマージェンシーフードは、お子さんたちの偏食が影響しているようで…。
「我が家のエマージェンシーフードは「冷凍フルーツ」「しらす」「海苔」です。偏食の娘はお米が苦手で、離乳食のお粥もまったく食べてくれませんでした。そこで果物をあげたところ、あっという間に完食!以来、今でも冷凍フルーツは欠かせません。そして息子はといえば、お姉ちゃんとは正反対で白いお米が大好き!しかも白米オンリーで食べるのが(笑)。ただそれだけだと栄養バランスが気になるので、幸いにもしらすと海苔が好きだったので、常備してカルシウムなどの栄養を補充しています」
かみやさん自身もおにぎりが大好きで、マタニティ期や育児で忙しいときにたくさん助けられたそうです。ご飯は土鍋で炊いて、お塩や海苔にもかなりこだわっているとのこと。かみやさんはこれまで食をはじめたくさんのコラムを書いてくれています。お気に入りを探してみてくださいね!
05「冬は鍋!夏はナンプラーの炒め物」
05 加治枝里子さん
写真家の加治枝里子さんは、双子を含む3人女児のママ。慌ただしい日々の食事の用意は市販のものをうまく利用しつつ、季節ごとの定番料理に助けられているそうです。
「ミールキットには妊娠中からずっと助けられていますね。あとは、出産後はフードコーディネイターの友人が1週間分の作り置きをいろいろ作って差し入れしてくれたのにも助けられました。自分で作るのは、簡単で栄養も取れるので、冬はひたすら鍋(笑)。夏は肉や野菜をナンプラーで炒めるだけで、ちょっとしたエスニック料理ができるのでよく作りますね」
確かに鍋は最強のエマージェンシー料理!我が家も定番にしているという読者の方々も多いのでは?また、お気に入りの調味料も揃えておくと安心ですよね。加治さんの妊娠・出産・子育てのエピソードは、以下のインタビューをチェックしてください!
加治枝里子さん「海の音と森の光〜長女と双子の青空子育て」
加治枝里子
他にも「エマージェンシーフード」に関するエピソードいろいろ!人気コラムも要チェック!
「どんなに忙しくて時間がなくても、できるかぎり手作りのものを」と考えるのは素晴らしいことですが、市販のものを上手に取り入れて無理をしすぎないことも大切ですよね。グラフィックデザイナーの齋藤州一さんとイラストレーターの野田映美さんご夫婦は、息子さんの誕生をきっかけにミールキットを使い始めたそう。自分達の食事だけでなく、離乳食もいろいろ揃っていて、とても助かったようです。
こいもらいふ「我が家の家事分担〜ミールキットにしてみる〜」
齋藤州一・野田映美
いざというときに頼りになるエマージェンシーフードが一品でもあると、体も心も余裕を持てて笑顔でいられますよね。ママ・パパの笑顔は赤ちゃんの笑顔!ぜひ参考にしてみてくださいね。