先輩パパとママの毎日コラムvol.159

大切な大切な家族の記憶「食欲旺盛・ハイパー次女」

2018/6/4
大切な大切な家族の記憶「食欲旺盛・ハイパー次女」 大切な大切な家族の記憶「食欲旺盛・ハイパー次女」

写真家・千倉志野さんに聞く、二人姉妹の子育てエピソード。今回のテーマは「次女のご飯について」です。

前回に引き続き、我が家の次女のお話です。ジェットコースターのようにすごい勢いでこの世にポン!っと生まれてきた次女ですが、まあ何かにつけてハイパーな女の子で……。

今思えば、長女の子育ては楽だったんだなあとしみじみ思うほどに、次女の子育ては大変でした(あ、いや、現在進行形ですね……)。

まず、新生児の頃から驚くほどよく泣く!何かにつけてギャー!そして一度泣き出すといつまでも止まらない。私には泣く子も黙らすおっぱいというアイテムがありましたが、それがない夫や祖父母があやそうと抱っこしても泣き止む気配すらなく、ひたすら恐ろしいボリュームで泣き続けるので、皆お手上げ状態になることもしばしばでした。

お口にクリームたっぷり

泣いて泣いて半年を過ぎ、離乳食が始まると今度はすごい食欲を発揮し始めました。食べなくて困る……という話はよく聞くけれど、逆にうちの子は食べ過ぎて困る……でした。こんなに食べて大丈夫なのか?と心配するくらい、あげてもあげてもペロリ!と文字通り一瞬で食べ終わってしまうのです。

スイカに齧り付く

4月からの保育園に入園できるまで、0才児の間は近所の一時保育にたびたび通っていたのですが、「お弁当が足りません!」と先生。

離乳食だからとやわらかめのお野菜やごはんなどをお弁当箱に詰めて持っていくのですが、やわらかいがゆえに飲み物のようにあっという間に食べ(飲み?)終わり、ゆっくりお食事している隣の子のお弁当を欲しがる始末。

おやつ用に持たせたバナナや赤ちゃんせんべいまでお昼の時間にすべて食べ終わってしまうので、どうしたもんかと試行錯誤した挙句……そうだ、フランスパン!ソフトフランス的なやわらか〜いそれではなく、パリッパリのいわゆるバゲットってやつ(しかも端っこの最も硬い部分)を離乳食と一緒に持たせることにしました。

噛んでも噛んでもそう簡単にはなくならないこのバゲット作戦は大成功で、それからというものバゲットはごはんの準備が待てずに早くくれと泣き続ける娘に対するお助けアイテムとなり、それまでまさに地獄だった料理をする時間の私を救ってくれました。まあこの時期にバゲットを一生分食べてしまったのか、今はバゲットに目もくれなくなってしまいましたが……。

とうもろこしもペロリ

彼女の食欲旺盛っぷりは保育園でも有名で、給食の一回目のおかわりはデフォルト。好きな献立のときは「もう一回おかわりしていい?!」が決まり文句だそうで。それでも食欲は以前に比べたらだいぶ落ち着き、母親としては少しホッとしています。3月生まれでクラスで一番おチビさんなはずなのですが、まあよく食べ、よく動き、よくしゃべり、すごいパワーを発散し続ける次女、これからもこのまま元気にすくすくと育っていって欲しいなと思います。

あーん
千倉志野

PROFILE

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写真家。学習院大学文学部ドイツ文学科卒業後、スタジオアシスタントを経験。2003年にドイツ・ベルリンに渡り、フォトグラファーAndre RivalとUlrike Schamoniに師事。2006年からフリーランスフォトグラファーに。雑誌、広告、作品提供など、幅広く活動中。著書に『PRESENT』(Harmonics inc.)がある。
http://www.shinofoto.net/

(制作 * エチカ)

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