モデル・デザイナーとして活躍する米田有希さんは、4人の子どもを育てるママ。今回は子育て中のお昼ごはんについて伺いました。
6人家族の我が家の食事の支度は量との格闘。料理を始めると、大量の食材でキッチンはあふれ返り、それらを炒めるフライパンは重くて持ち上がらないほど。キッチンの温度はぐんぐん上昇し、鬼の形相でごはんをよそう様は、しゃくを振りながら地獄行きを決める閻魔さながら。。。
もともと面倒くさがり屋でずぼらなわたしが作る休日のお昼ごはんは、専らワンプレートで済んでしまうごはんです。鍋に材料を入れるだけの煮込み料理は大助かり。もっと大助かりなのは刻んだものを乗せるだけのぶっかけ丼。中でも日本に住んでいる時にお気に入りだったのが、山芋、ねぎ、オクラ、納豆を醤油とごま油で和えたものをごはんに乗せ、最後にのりをたっぷり乗せたネバネバぶっかけ丼です。
地獄の小鬼たちも大好きで、大喜びで食べていました。圧力鍋で時短して作るポタージュスープもおすすめの簡単ごはん。大根とお米で作ったポタージュスープは離乳食にも大活躍していました。
デザートには、本当によくフルーツを食べます。ヘルシーだし、切るだけなのでらくちん!
と、こんなふうに手抜きごはんばかり作っていますが、時々お外で食べたり、気分を変えることで不思議といつもより特別なごはんになります。そして、みんなで食べれば何でもごちそうになってしまうのです。
PROFILE
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Omas Händeデザイナー。徳島県出身。女子美術大学短期大学部卒。10代のころからモデルとして活動。2012年、ブランド「Omas Hände」を立ち上げる。現在スペイン・バルセロナ在住。著書に「AQUÍ」(主婦の友社)がある。
(制作 * エチカ)