先輩パパとママに聞きました!vol.82

愛情たっぷりの“パパ弁当”

2019/6/4
愛情たっぷりの“パパ弁当” 愛情たっぷりの“パパ弁当”

2人のお子さんのママ・まぁゆさんに、子育ての思い出エピソードを伺いました。第2回は「パパが作ってくれたお弁当」です。

ーー今回はパパについて伺いたいと思います。妊娠中、パパはどのように向き合ってくれましたか?

まぁゆ
1人目のときは、初めての妊娠でお互い分からないことばかりでしたが、分からないなりに「体調はどう?」や「大きい買い物は日曜日に僕が行くから行かなくていいよ」などいつも声をかけてくれ、今まで以上に私を気遣ってくれることが多くなりました。

そして、すごく嬉しかったのが「パパ弁当」です。1人目のときは私も仕事をしていて、夫も仕事で忙しく帰宅も遅い毎日。でも、自分自身はお昼ご飯は外食で済ませるのに、私のために毎日お弁当を作ってくれたんです。

ーーそれは素敵ですね!いつからパパ弁当はスタートしたのでしょうか?

まぁゆ
まだ子どもを授かる前から始まりました。きっかけはわたしのズボラからです(笑)。

私は料理は好きなのですが、夫は外食だし、自分のためとなると徐々に面倒になってきて……職場には冷蔵庫や電子レンジがあったので、白ご飯と別に生肉生野菜を持って行って食べるときに蒸してポン酢などをかけて食べていたんです。

そうしたらある日、夫にバレてビックリされて。そこからパパ弁当が始まりました。

ーーもともとパパは料理好きだったのですか?

まぁゆ
夫は学生時代から一人暮らしでよく自炊をしていたので、そこで料理ができるようになったそうです。でも、社会人になってからは、忙しくて料理はしていなかったそうなのですが、結婚して一緒に暮らしていくなかで、こうして私を見かねて作ってくれるようになりました。

もう生肉生野菜生活から劇的変貌です(笑)。お弁当だけでなく、毎朝そして休みの日もご飯を作ってくれました。

パパ作のお弁当1
パパ作のお弁当2最初はご飯のお弁当でしたが、オムライスやつけ麺、蕎麦など、どんどん凝ったお弁当になり、お弁当箱を開けるのがいつも楽しみでした。

妊娠してからもパパ弁当はずっと続けてくれて、産休に入る最終日のお弁当では、“おつかれ”のメモが添えられていました。さらに、2人目の妊娠中、仕事を辞める最終日には、ご飯の上に海苔で“オツカレ”と書いてあって、涙が出ましたね。

インスタ画像

ご飯作りは子どもが生まれてからも続いていて、休日の夜や、娘の幼稚園の行事でお弁当がいるときなどは「出番がきた!」なんて言いながら率先して夫が作ってくれます。

お家で食べるご飯も、お弁当箱に詰めて出してくれることも。お家で食べるご飯も、お弁当箱に詰めて出してくれることも。特別感があるようで、子どもたちはとても喜びます。

ーーパパのお話もお聞かせください。「パパ弁当」はお子さんが生まれてからも続いているとのことですが、パパはお弁当作りにどんな想いを込めているのでしょうか?

ゆいかちゃんとかじゅくんとパパ

ゆいかちゃんとかじゅくんのパパ
妻が時間がない中、テキトーなものを詰め合わせてお弁当を持って行く姿を見て始めたのがきっかけのお弁当作りでしたが、毎回お弁当の写真を送ってくる妻の嬉しそうな姿を見て、長く続けることができました。続けるうちにどんどん凝っていきましたね(笑)。

普段帰りが遅く、コミュニケーションが少なくなりがちなのですが、お弁当を通じてお互いの感謝の気持ちが伝わる良いきっかけになったと思います。好き嫌いが多い子どもも、お弁当にすると食べてくれるので、「やっぱり気持ちは伝わるな」と思います!

好き嫌いが多い子どもも、お弁当にすると食べてくれる

ーー最後に、そんなパパへはどのように感謝の気持ちを伝えていますか?

まぁゆ
お弁当は食べる前に必ず写メを撮って、夫にお礼の言葉とともに送っていました。またいつものご飯も、作ってくれたときは「ありがとう」「おいしい」ということを言葉に出して伝えるようにしています。

日々の育児の中で自分自身もこういったねぎらいの言葉があると嬉しいので、こういった言葉は大切だなと思っています。

お弁当は食べる前に必ず写メを撮って、夫にお礼の言葉とともに送っていました。
まぁゆ

PROFILE

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2014年生まれの女の子、2015年生まれの男の子のママ。子どもとの日々の暮らしを写真に残し続けている。
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(制作 * エチカ)

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