先輩パパとママに聞きました!vol.92

メキシコ子育て日記 ~3:離乳食編~

2019/7/26
メキシコ子育て日記 ~3:離乳食編~ メキシコ子育て日記 ~3:離乳食編~

日本から遠く離れたメキシコで暮らすerinicochuさんはメキシコ人の旦那さまと、生まれたばかりの赤ちゃんと2人のお兄ちゃんとの5人家族。海外での子育て事情や、日々の出来事を教えていただきました。今回のお話は「離乳食」のおはなしです。

ーーメキシコの離乳食事情を教えてください。いつくらいから始めるのが一般的ですか?

erinicochu
早い子で5ヵ月くらいから、日本と同じように一口から徐々に始めるようです。病院での指導などはないので、家族や友人に教えてもらったり、見よう見まねですね。市販の瓶詰め離乳食や果物を潰したものやニンジン、ハヤトウリなど、味に癖がないものから始める人が多いみたいです。

形状は人それぞれだと思うのでよく分かりませんが、私は煮崩して作っていました。あまり凝ったことはしませんが、メキシコならではといえば、主食に食べられているトルティーヤを、離乳食に慣れて普通食になる頃に与えるんですよ!大人と同じ形のまま与えてハムハムさせておくようです。

(左)メキシコのベビーフード。/(右)メキシコの定番離乳食。(左)メキシコのベビーフード。食べ終わったら蓋で遊べるようになっています。/(右)メキシコの定番離乳食。すりつぶしたハヤトウリとバナナ。

ーートルティーヤですか!それはメキシコならではですね。erinicochuさんはどんなものを離乳食に与えていましたか?

erinicochu
メキシコスタイルであまり凝った調理はせず、素材そのものを食べやすいようにすり潰したりしてあげていました。1人目はとにかくネットで情報を集めて日本風の離乳食も作りました。

でも2人目は自分でもビックリするくらい気負うことなく、気軽に作っていました。1人目のときにあった有り余る情熱はどこへ(笑)。

それでも日本の伝統でもある「お食い初め」はふたりともお祝いしました。メキシコにはそういった行事がないのと、海外で暮らしていることで日本にいるときよりも日本の伝統や文化を意識するようになりました。材料を揃えるのは大変なのですが。

こちらはお食い初め。たくさん食べられる子になりますように。こちらはお食い初め。たくさん食べられる子になりますように。

ーーなかなか食べてくれなくて困ったという話も聞きますが、好き嫌い対策などされましたか?

erinicochu
1人目は基本的になんでも好き嫌いなく食べるのですが、2人目は真逆でした。少食でしたので、好き嫌いがなるべく出ないようにと、いろいろなものを偏りがないように少しずつあげていました。そんな下の子も、今では何でも真似したがるので、上の子が食べているものを欲しがって食べてくれるようになりました。

ーー食べさせ方にも違いもありましたか?

erinicochu
それぞれ食べ方にも好き嫌いがありました。1人目のときは面倒でもすり鉢ですり潰していましたが、下の子は少しでもツブツブがあったりすると気持ち悪いのかよく吐いていたので、より細かくなるようにと毎日ミキサーを使うなど、その子に合わせた調理法で離乳食をあげていました。

少し大きくなると、たくさん食べてくれるようにと、うさぎさんやくまさんの顔をおにぎりで作ったり、かわいくデコレーションしたりしていましたね。食卓が楽しくなり、食も進むようになりました!

ーー食材だけでなく、見た目で食べてもらうという工夫は、食卓も楽しくなりそうです。いろいろなバリエーションが生まれ、作る側も楽しそうですね!!次回は、メキシコでの「子育て」についてお話をうかがいます。お楽しみに!

生後114日の次男のお祝い。生後114日の次男のお祝い。食卓はいつも賑やかです。
erinicochu

PROFILE

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メキシコで暮らす3人の子どものママ。愛息子と愛犬との暮らしをインスタグラムで公開中。
https://www.instagram.com/erinicochu/

(制作 * エチカ)

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