先輩パパとママの毎日コラムvol.311

ありがとうが紡ぐ家族の物語「妊娠中の食事」

2020/3/6
ありがとうが紡ぐ家族の物語「妊娠中の食事」 ありがとうが紡ぐ家族の物語「妊娠中の食事」

親子3人で海の見える家に暮らし、鎌倉の人気レストランのマネージャーとして働く藤本恭美さん。今回は妊娠中の食事についてのお話です。

飲食店勤務という職業も影響し、食に関して深く興味を持っています。特に鎌倉で暮らすことになってからは、普段の食生活に関してより季節を意識するようになり、自然と旬なものがそばにあるので、それらを取り入れる生活に変わってきました。

近所の八百屋さんには農家さんからの旬なお野菜が並びます。近所の八百屋さんには農家さんからの旬なお野菜が並びます。

もともとフルマラソンやトライアスロンなどにもチャレンジしていたこともあり、体づくり、特に食べたもので体が作られているという意識を持って食に向き合ってきました。そしてさらに妊娠したことで、より私だけの体ではないんだなと思うようになりました。のちに産まれてくる赤ちゃんのため、美味しい母乳のため、体を冷やさず温めるものを中心に献立を考えたり、朝起きて体の目覚めになるお白湯を飲んでみたり。

朝食はほとんど和食。毎朝土鍋で炊くご飯は旦那さんもお気に入り。朝食はほとんど和食。毎朝土鍋で炊くご飯は旦那さんもお気に入り。

妊娠中大きなおなかで台所に立つのは大変でしたが、旬のお野菜を2種類カットし、お出汁をとったお鍋に入れ、お味噌を溶けばお味噌汁のできあがり。野菜も摂れ、体も温まり、かつ発酵食品のお味噌は妊娠中の便秘がちな体にも嬉しく、我が家の定番。妊娠中は塩分にも気をつけたかったので、お味噌汁は具材多め、お汁少なめで私はいただいていました。

私たちの体は自分が何を選び、何を食すかで積み重ねられたもの。今ではいろんな情報もあって、私たちの日本は食べ物に恵まれているからこそ、ちゃんと自分の口に入るものを知り、何より、食事の時間を楽しく大切に過ごしたいなと、妊娠を通じてより考えるようになりました。

ちなみに、離乳食中期〜後期の現在では、お味噌汁は坊やの食事としても大活躍!お味噌を溶く前に、煮込んだ野菜とお出汁のスープを坊や用に取り分けます。そのあと、お味噌を溶けば私たちのお味噌汁に!

まさに一石二鳥。妊娠中から続けている食事が産後、そして坊やの離乳食にも大活躍です!

手掴み食べブーム真っ只中の坊やは、野菜スープが大好物。手掴み食べブーム真っ只中の坊やは、野菜スープが大好物。
藤本 恭美

PROFILE

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鎌倉の人気レストラン「GARDENHOUSE」マネージャー。2018年に41才で第一子を出産、生後半年で保育所に預けながら職場復帰する。さらにご主人のお店「良酒屋」もサポートしつつ、鎌倉の海の見える家に暮らす。
https://www.instagram.com/kyomi_h/

(制作 * エチカ)

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