先輩パパとママの毎日コラムvol.424

なんでもない日もありがとう「長男の初節句〜はためく鯉のぼりに想いを重ねて」

2021/7/26
なんでもない日もありがとう「長男の初節句〜はためく... なんでもない日もありがとう「長男の初節句〜はためく...

フードユニット、TORiの岡本雅恵さん。今回は長男の初節句のお祝いについての思い出です。

長女の初節句に続き、我が家の長男の初節句についても書きたいと思います。長女のときと同様、息子は6月生まれのため、初節句までは約1年あったので、考える時間はたっぷりあったのですが(笑)、夫は男兄弟だったので、実家にとても立派な五月人形があり、それを飾ってもらうことになりました。

夫の実家にある五月人形や兜は、作りも細やかで、とてもかっこいいのです!夫の実家にある五月人形や兜は、作りも細やかで、とてもかっこいいのです!

子どもの日はGW中にあたり、その時期は毎年帰省するのが恒例となっているのもあり、家に飾っておいても当日いないこともきっと多いだろうと考えたのです。

ただ、まったく何もないのは寂しい気がして、かわいらしい手彫りのお飾りを購入しました。おなかにいたときの息子のあだ名は、「ももた」だったので、もちろん桃太郎のものを!一緒にいる仲間の動物たちも愛らしいのです。年度始めの4月はどうしてもバタバタするし、GWは出かけているしで、帰省してから片付けるのですが、その出し入れの手軽さもコンパクトでとても気に入っています。木でできているので、子どもにも気兼ねなく触らせることもできるし、おもちゃのように遊んでいても気になりませんよ。娘の雛人形とはまったく異なる存在感ですが、それぞれのよさがあるな〜と思います。

桃太郎のお飾りは、玄関に置いたりリビングに置いたりと、移動も簡単!桃太郎のお飾りは、玄関に置いたりリビングに置いたりと、移動も簡単!

夫の実家の近くの公園では、毎年GWに差しかかる前後の期間に、約1000匹の鯉のぼりが泳ぐのを見ることができるのですが、その姿は壮大で本当に圧巻!の一言です。初節句では両家で集まり、お昼を囲み、みんなで公園までお散歩しに行きましたが、気候のよさもあってとっても気持ちよく、雄大な鯉のぼりの姿に見惚れてしまいました。

夫の実家近くの公園で青空を雄大に泳ぐ鯉のぼり。夫の実家近くの公園で青空を雄大に泳ぐ鯉のぼり。

抱っこした息子を高い高いとできるだけ持ち上げて、鯉のぼりの大群の中をみんなで歩いたこと、よい時間だったな〜と思います。息子は、掴めそうで掴めない鯉のぼりを見上げながら、手を伸ばしていました。その瞳がキラキラ光っていて、子どもを通して見る景色は、いろいろとポジティブな未来を考えさせてくれて、希望の塊のようだなと思ってしまいます。一緒にこうして過ごせる時間のひとつひとつが貴重で、ありがたいなと感謝の気持ちが湧いてきます。

近所の料理屋さんにお願いして、届けてもらった初節句のお祝いのお料理はどれも絶品でした!息子も大人が食べているものにも興味津々!近所の料理屋さんにお願いして、届けてもらった初節句のお祝いのお料理はどれも絶品でした!息子も大人が食べているものにも興味津々!

ちょうど、つたい歩きができるくらいの時期で、好奇心も旺盛なとき。みんなのアイドルのようにかわいがられ、成長を喜んでもらえて、とても幸せな1日となりました。

Rom 岡本雅恵

PROFILE

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料理家。友人と共にフードユニットTORiとして、カフェ営業、ケータリング、webや雑誌などのレシピ提供などを経て、2020年に長野へ移住。畑に隣接する古民家をアトリエとし、Romという屋号で活動を開始。野菜を育てたり、土に近い暮らしを通じて、さらに季節と地域を意識した食の在り方を模索中。女の子と男の子の二児の母。
https://www.instagram.com/masha518/
https://www.instagram.com/atelier.rom/

(制作 * エチカ)

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