ママとパパで家事や育児をやっていると、「ズレ家事」「ズレ育児」に遭遇することはありませんか?ご夫婦でお笑いコンビを組み、私生活で家事や育児をしている「夫婦のじかん」のふたりも、「ズレ家事」「ズレ育児」に遭遇しています。そんな時、ふたりはどのように向き合っているのでしょう。今回は「固定しない寝かしつけ」についてです。
息子が産まれてからしばらくは、奥さんが寝かしつけを担当していました。担当していたと言っても、2〜3時間置きに母乳をあげてそのまま息子は寝てしまうので自ずと寝かしつけも流れでやっていました。
当時は息子の背中スイッチが敏感で、母乳を飲んで眠っていてもベビーベッドに寝かせると起きるという事が度々ありました。数ヵ月たった頃には、かなり深く眠らないと背中スイッチが反応して泣いて起きるように……。
その時に試しに僕が抱っこして寝かせてみました。こんな感じかな?と見様見真似で、息子をトントンしながら廊下をウロウロ。するとどうでしょう。僕の抱っこと、歩くリズム、少しの揺れなどが相まって息子は深い眠りに。

この瞬間から息子の寝かしつけは僕の役割になりました。奥さんが母乳をあげて、息子が浅い眠りにつくと僕が抱っこして深い眠りに誘い、そのままベビーベッドに寝かせる。夜中泣いて起きた時も同様です。早い時は10分足らずで息子を寝かせることができました。そのため奥さんからは「寝かしつけの魔術師」と言う異名を頂戴しました。
おうちで抱っこする時、抱っこひもは使っている?「寝かしつけ」の時にも使うメリットとは?
(ピジョンインフォ)
そして生後半年を過ぎた頃、我が家ではネントレを始めました。(ネントレの様子は過去のコラムをご覧下さい)
ネントレは奥さんが担当する事になり、ここでまた寝かしつけの役割が交代しました。ネントレは成功し、どちらでもすぐに寝るようになったのですが、奥さんが母乳をあげてそのまま寝かしつけと言う流れに。
しかし、しばらくするとネントレの効果が無くなっていき、どう言う訳かまた全く寝なくなっていきました。それならば僕が!と寝かしつけの魔術師が意気揚々と登場するも、何故か以前のように寝てくれない息子……。
しばらくは、寝かしつけの魔術師としてのプライドもあるので抱っこし続けていましたが、どんどん寝かせるのに時間がかかるようになり、終いには全く寝なくなりました。盛者必衰、おごれる人も久しからず。寝かしつけの魔術師敗れたり!
色々試した結果、奥さんの添い乳でしか寝なくなりました……。何が原因なのかわかりませんが、そりゃあ息子にも色々あるんでしょう。ここから卒乳をする日まで、ずっと奥さんが添い乳で寝かしつけをしていました。
そして卒乳は僕が担当し、眠れずにおっぱいが欲しくて泣き喚く息子と3日ほど格闘し、卒乳も成功しました。そこからはまた、僕が寝かしつけを担当しました。

このように、寝かしつけに関してはズレを感じる事もなく、息子の状態に合わせてその時一番効率のいい方法、人がやると言う具合でした。
我が家の場合、もし役割を固定していたらかなり無理が出てきていたと思います。仕事や予定があって、基本的に役割を決めないといけないご家庭もあるでしょう。でもいつ何時役割が回ってくるかわかりません。そんな時のために、最近の寝かしつけの方法やコツなんかを共有しておくといいと思います。
ちなみに3才になった今現在の息子は「パパとは寝ない!ママがいい!」と言って全く一緒に寝てくれません……。息子との心のズレを埋めたい!

PROFILE
夫婦のじかんこのライターの記事一覧
吉本興業所属。2015年結婚、2016年夫婦コンビ結成。2018年第一子誕生。芸人活動をしながら、コラム執筆やイラストレーター(大貫さん)としても活動し、コミックエッセイ「母ハハハ!」出版。2020年にはYouTubeチャンネルも開設。夫婦ということを活かして幅広く活躍中!
コラム:山西章博(夫)
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