先輩パパとママの毎日コラムvol.459

愛するプニプニ「体重と体型お戻し」

2022/1/11
愛するプニプニ「体重と体型お戻し」 愛するプニプニ「体重と体型お戻し」

イラストレーターかみやかやこさんの子育てダイアリー。体重も体型も戻らないことよ。年齢もあるのか。母乳育児だし、頑張って毎日子育てしているから、もっとすんなり落ちてよいはずなのに。今回は、ゆっくりゆっくり体重が元に戻ったというお話です。

元気に体重増加した妊婦の話です。

皆さんは妊娠中に何kg体重が増えましたか?いま妊娠中の皆さま、リミット体重まで、あと何kgですか?わたしは15kg増えました!先生にギリギリのギリだね。と言われました。

妊娠中の体重増加って何故か、堂々と公表できる。自分の体重であって、自分の体重じゃないというか。他のみんなも同じく体重が増加したとわかると、安心する不思議な心理。武勇伝じゃないけど、体重が戻った今は、明るく話せる。

もちろん、産後は体型崩れて当たり前。だって、自分の体を使って、あんなに大仕事したんですもの。それに、生まれたての赤ちゃんファーストの毎日。本当に大変。

でも、私の願いとしては、とりあえず、いつもの自分に戻りたい。クローゼットに入っているお気に入りの服を着て、かわいい赤ちゃんとお出かけしたい。妊娠する前よりも、ナイススタイルだなんて欲張らない。おおよそ!アバウト!大体!元に戻るだけでいいのだ。

上の子のときは足が浮腫んでゾウさんのようにパンパンに。

産後1日目、体重計にのると謎の数値が叩き出されている。なぜ出産前よりも増えているのか、摩訶不思議。

上の子のときは足が浮腫んでゾウさんのようにパンパンに。でも下の子のときはあまり浮腫まなかった。無痛分娩で力み過ぎなかったのか、和室入院がよかったのか。でも、浮腫んでいようが浮腫んでいまいが、体重は産前より増えている不思議な世界。受け入れたくなくて、体重計のって、数字確認したら、1秒で降りた。

けれど、お七夜・命名式・お宮参り。産後1、2ヵ月は赤ちゃんのおめでたいイベントは盛りだくさんある。赤ちゃんのかわい〜い写真はもちろんだが、親子ショットも残しておきたい。そのためにも、体重管理、もうちょっと頑張ればよかった。と、このときちょっぴり後悔したのだった。

産後3ヵ月頃、ビロビロに伸びた授乳下着やマタニティデニムにさよならしたい頃。そろそろ妊娠前に穿いていたデニムなどに足を通そうとする。ぱっつぱつだが、なんとか、ギリギリ、ジッパーも閉まるようになった。ぱつぱつなのは、「脂肪のせいではなく、まだ締まりきっていない骨盤のせい」と、自分を安心させようとした。

が、それも無理もあり、「あぁ、私は、まぁるくなり過ぎたんだ」と受け入れ始める。気づいたが吉。ということで、体型について、正面から受け入れ始める。この頃から整体にも通い始めた。1ヵ月半くらいから通院できるところも多いが、赤ちゃんを連れて外出するのに、落ち着くのはこの頃だった。

なにかと理由をつけて食べがち。

どうしたら体重が戻るのか。何か特別なことやる余裕なんて、ママにはなかなかありません。むしろ栄養補給のほうが多め。

なんだかフラつくから、糖分取らなきゃ。貧血な気がするから、お肉食べなきゃ。手っ取り早く動けるには、やっぱり特大おにぎりでしょ。頑張った私へ!と甘々ご褒美。遊びに来てくれる友だちは美味しい魅惑のスイーツを持ってきてくれたり。赤ちゃん連れて、なかなかスイーツ買いに行けないから、友よ、本当に嬉しい手土産をありがとう!と、なにかと理由をつけて、食べがち。そんなこんなで、産後6ヵ月、のこり3kgが全然減らない。3kgの壁が分厚い。食べてはいるけど、あやしながらそれ以上に動いてるはずなのに何故…!

けれど、もう子育てで生活がていっぱいになり始め、体型など気にする暇もなくなった産後8ヵ月頃。久しぶりに体重計にのったら、妊娠前よりマイナス1kg。単純に消費が足りなかったんだな。食べ過ぎてました、私。やっぱり、最後の決め手はどれだけ体を動かすかなのね。

ちなみに、産後8ヵ月の今、まだ皮は戻っていない。きっとそのうち、戻るでしょ。と信じながら、ボディクリームをせっせと塗り塗りする、私なのでした。

かみやかやこ

PROFILE

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多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。デザイナーを経て、イラストレーターとして独立。2018年に女の子、2021年に男の子を出産。愛情たっぷり注ぎながら、子育てを楽しんでいる。好きなものは、海、コーヒー、いい香り、植物、ドラマ、美容情報、美味しい食べ物、アイドル。
http://kamiyakayako.com/
https://www.instagram.com/kamiyakayako/

(制作 * エチカ)

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