先輩パパとママに聞きました!

コモドライフ初企画<あなたの出産エピソード大募集>ねぇねぇ先輩ママ、あなたの出産エピソードを教えて!koyuminaさん編

2024/4/30
コモドライフ初企画<あなたの出産エピソード大募集>... コモドライフ初企画<あなたの出産エピソード大募集>...

笑いあり、涙あり、時にはドタバタあり?100人いれば100通りの大仕事が「出産」です。そこで出産を控えるプレママ・パパさんのために、出産を乗り越えてきた同志の奮闘記として先輩ママたちから出産エピソードを大募集!多数の応募の中から3名のママたちにお話を伺いました。今回登場いただくのは第三子を妊娠中というkoyuminaさん。5分間隔の陣痛が3日間続いたという第一子の出産について伺いました。

<koyuminaさんDATA(第一子時)>
・出産時のママの年齢:26才
・赤ちゃんの出生体重:2826g
・分娩時間:35時間7分
・分娩方法:自然分娩

――現在3人目を妊娠中ということですが、1人目と2人目を経験されて、出産に関してどんな心づもりをされていますか?

koyuminaさん
何度出産していても、やっぱり出産の痛みは怖いですね。経産婦だから必ずしも分娩時間が短くなるとも限らないと思いますし…。1人目のときのように陣痛が何日も続いたらどうしようなど不安もあるので、今回は無痛分娩にも興味をもっていて、日々迷い中です。

ちなみに2人目はコロナ禍だったこともあり計画出産を選びました。

――1人目は自然分娩でしたね。陣痛が何日も続いたと言うことですが……。

koyuminaさん
5分間隔の陣痛が3日間も続いたんです!予定日の11日前(実際に出産した3日前)の健診で、先生からは「赤ちゃんも降りてきていないし、生まれるのはもう少し先になりそうだね」と言われ、内診でグリグリ!っとされたので、おなかの違和感はあったのですが私自身もまだだろうな~と思っていました。でもその日の午後、荷物を持って歩いたり、母親教室に参加したりするうちに15~30分おきぐらいにグーっとおなかが張る感じが出てきて。でも少し無理をしたことや内診されたから何かいつもと違うんだろうな~くらいに思っていました。その後は出血があったり、15分おきぐらいの張りが続いて、夜中には5分おきになっていました。

母親教室までの待ち時間に、もうすぐ生まれてくる息子に~と思って作っていたスタイ。母親教室までの待ち時間に、もうすぐ生まれてくる息子に~と思って作っていたスタイ。

――初産だと、病院に連絡するタイミングなど分かりづらいですよね。

koyuminaさん
そうなんです。まだ張り程度でぜんぜん耐えられる痛みでしたが、とりあえず産院に連絡しました。そして朝方に一度産院を訪れましたが、相変わらず赤ちゃんは降りてきていないし、子宮口も開いておらず、お産まではまだかかるだろうとのことで帰宅しました。ただ、夜に家で起こった出血はおしるしだったようで、赤ちゃんが少しずつ生まれてくる準備をしているのかな、というような感じでしたね。

――5分おきの陣痛のスタートですね。

koyuminaさん
ここからずっと陣痛が続き、初めは軽い感じでしたが、少しずつ痛みが増していくのと、その痛みを耐えようと力が入ってしまっているのか、どんどん腰が痛くなってきて、うとうと寝かけても痛みで5分おきに起きる、という時間が続きました。痛みを耐えながら過ごした2日後の夜に、じわっと何かがお股から出た感覚があり、おしるしがあった日からナプキンをつけていたので、トイレで確認してみると生臭い感じの透明のものだったので、「これが母親教室でも習った破水か?」と思い産院に連絡しました。ただ、量がそれほど多くはなかったので「破水じゃなく、おしるしの残りとかではなくて?1時間ぐらい様子を見て、また出るようなら電話して」と言われ、その後に何かが出ることはなかったので、そのまま様子を見ることにしました。

――そしていよいよ3日目に突入。よく頑張りましたね。

koyuminaさん
全く寝ずに食べずに過ごしていたので疲労困憊で、「もうそろそろキツイ…」と言って産院に再度連絡しました。朝方5時ぐらいに産院に行くと、子宮口はまだ2㎝。約3日痛みに耐えて2㎝だと、10㎝まであと何日かかるん!?と心が折れましたね。でも、先生からは「赤ちゃんはまだそんなに降りてきてないけれど、順調に進めば今日生まれるかもね」と言われました。ただ、もう体力が残っていなくて、「まだ朝5時で、今日はまだまだ長いけどあと何時間かかるの?」と再度心が折れました(笑)。その後、午前11時に生まれたので、なんとか午前中に終わってくれてよかったですが、壮絶すぎる戦いでした…。

――母子手帳の分娩時間は35時間7分ということですが、計算が合いませんね。

koyuminaさん
もはやいつからが本陣痛だったかの判断が難しいから産院に電話した時間でと言われ、母子手帳にはとりあえず適当に35時間7分と書かれています(笑)。ちなみに2人目のときは5時間18分でした。

――陣痛の間、お母さまや旦那さまが腰をさすってくれたりと、いろいろサポートしてくれましたね。

koyuminaさん
母は日中つきっきりで家にいてくれて、腰をさすってくれました。鈍感な旦那にも「腰をさすったら少し楽みたいだからやってあげて!」とアドバイスしてくれたりしました(笑)。旦那もその通り、痛みがくると腰をさすってくれましたが、なんせマイペースなので、「痛いのきたきた…」と私が言っても、「ちょっと待ってや!」と自分がやっていることをすぐに中断してくれず、さすりにきたときにはもう陣痛が遠のいている…など、しんどい中では何ともつらいサポートでしたね(笑)。でも、立ち合い出産のタイミングでは、汗を拭いてくれたり、飲み物を飲ませてくれたり、さすってくれたり、テニスボールでお尻を押してくれたり、たくさんサポートしてくれました!病院だと他にやることがないからサポートに徹してくれたのか、やっぱり最大の痛みを目の当たりにしないと男の人にはよく分からないのかな、と思いました。

健診ではまだまだと言われていたのに、予定日の10日以上前に陣痛らしきものが始まって、「まだマタニティフォト撮れてないのに!もう出てきちゃうの!?」とビックリして、うとうとしている旦那を叩き起こして、痛みの合間になんとか撮影したマタニティフォトです(笑)。健診ではまだまだと言われていたのに、予定日の10日以上前に陣痛らしきものが始まって、「まだマタニティフォト撮れてないのに!もう出てきちゃうの!?」とビックリして、うとうとしている旦那を叩き起こして、痛みの合間になんとか撮影したマタニティフォトです(笑)。

――出産時の特別なエピソードはありますか?

koyuminaさん
陣痛もラストスパートになって、ようやくいきんでよいと言われ、赤ちゃんの頭が見えてきた頃に、助産師さんから「赤ちゃんの髪の毛が見えてきましたよ~!」と言われました。そのときに旦那が「赤ちゃん、すでに髪の毛生えてるんですか?僕は生まれたとき、つるつるレベルのおハゲやったんで、これは嫁の方の遺伝ですかねー?(笑)」って和気あいあいと助産師さんと会話をしていて、こちらは陣痛といきむので精一杯なのに何を言ってるんだ…と、思わず笑ってしまいました。すると、すかさず旦那に「お!笑ってる?余裕出てきたん?痛くなくなってきたん?」と言われました(笑)。「余裕なわけあるかい!!!!!!」と思いながら、必死にお産しました。

――面白い旦那さまですね。緊張もほぐれたんじゃないですか?

koyuminaさん
そうですね(笑)。「もう生まれてくるから、お父さん!ビデオ撮るなら携帯構えてくれていいですよ!」と助産師さんが声をかけてくれたのですが、赤ちゃんを先生が持ち上げようとした瞬間に「カシャ~!!!」ってカメラの音が響き渡って、全員が「カメラ???ビデオちゃうの!?」って旦那に突っ込んでました…(笑)。旦那は「間違えた…!」と言ってすぐにビデオに切り替えたので、先生が一旦生まれた赤ちゃんをまたお股の方に戻して「はい、いくよ!」と、まさかの撮り直し(笑)。そんなこんなをしてるおかげで、実際には息子は11時ジャストに生まれていたのに、生まれた時間は11:02と記載されていました(笑)。今となっては、旦那も初めての立ち合い出産でいろいろテンパっていた部分もあっただろうし笑い話ですが、その頃は出産がしんどすぎて少し恨みましたよね。でも、旦那のおかけで今でも鮮明に覚えている程の思い出深い出産となりました(笑)。

生まれてすぐの家族写真

――赤ちゃんを初めて見て、抱っこしたときはどんな気持ちでしたか?

koyuminaさん
普通は感動!なのでしょうが、私の場合はそんなことを思う余裕もなく、「やっと終わった…」という脱力感と安堵でした…。その後、赤ちゃんがきれいに処置されて自分の処置も終わって、もう一度抱っこしたときは愛おしさと「よく頑張ってくれたね!」という尊敬の気持ちでした!!

――出産バッグはいつごろ、中身はどんなものを用意しましたか?

koyuminaさん
予定日も過ぎそうな感じで言われていたので、まだまだだと思い、全く準備していなかったんです。でも突然陣痛が始まったので、弱い陣痛の間にせっせか準備して、足りないものは後日、旦那にちょこちょこ持って来てもらいました。中身は産院で言われている一般的なものですね。その他にはテニスボール、着圧ソックス、ペットボトルにつけられるストロー、扇風機やうちわなどを用意しました。

――その中で役に立った産前産後の必須アイテムは何でしたか?

koyuminaさん
抱き枕は妊娠中にずっと必要でしたし、産後も授乳クッションとして活用できたので、私にとっては必須アイテムでした。また、妊娠中から脚のむくみがすごくて寝付けないことが多かったので着圧ソックスも重要でした。出産時も血栓予防で活用しましたね。産後は円座クッションが重要でした!あとは割と胸がパンパンになるタイプだったので搾乳器です。必要かどうか人それぞれだと思うのですが、種類もいろいろあるし、急遽在庫がないなんてこともあるだろうから、前もって自分ならどれを買うかチェックしておいて、家族にも共有しておけたら買いに行ってもらえるしいいのかなって思います。

コモドライフ取材班

PROFILE

コモドライフ取材班このライターの記事一覧

楽しい育児をサポートする最新の情報を取材します。

RELATED 関連情報はこちらから

RANKING アクセスが多い記事をランキング形式でご紹介。

妊娠・出産・育児は、
わからないことがいっぱい。
悩み過ぎず、自分のペースで
行える育児のカタチを紹介していきます。
コモドライフとは?