国際結婚して東京で子育て中のイギリス人パパ、パトリックさんのエッセイ。息子さんが生後10ヵ月の時から通っている保育園と、毎日の生活のこと。
こんにちは!パトリックです。
写真は、1才の息子が保育園で被っている帽子だよ。サイズが少し大きいからトップを輪ゴムで止めている。
息子は生後10ヵ月から保育園に入りました。息子が保育園に通う毎日の生活について綴ります。
東京で保育園に入るのはものすごく大変だ。
認可保育園を希望していたが0才児の年度途中入園は全く枠が無いとのことで、認可外で保育園を探したところ、運良くインターナショナルの保育園に入れることに決まった。嬉しいことにボクの新しい職場の近くだ。英語で意思疎通ができる保育園に最初に通うことができたのはボクにとってもラッキーだった。この時からボクと息子の保育園通いが始まった。
妻のマユも育休を早めに切り上げて仕事に復帰し、ボクたちの生活はそれまでと全く違う忙しさになった。
朝は6時45分に起きてギリギリだ。
マユかボクのどちらかが息子を起こして世話をし、どちらかが息子の朝ごはんを作る。息子は起きてから30分くらいかけて朝ごはん(離乳食)を食べていたよ。
そして息子の体温を測り、マユが連絡ノートに記入する。
37.4℃が出席できるライン。37.5℃は欠席しないといけない。もちろん具合が悪かったら保育園を休ませるけれど、平熱だとホッとするよね。
7時45分にボクは息子を抱っこして家を出て、8時に保育園に着く。ボクの出勤は8時15分だったから、職場近くのこの保育園は理想的だった。今の認可園も家のすぐ近くで助かっていて、マユが送っていっているよ。
今年の4月に東京の認可保育園に入れることになり、インターナショナルの保育園は3月までだったけれど、とてもお世話になってボクもマユも感謝している。きっと息子もね。
4月からは日本人の先生ばかりの保育園になって、ボクはちょっとだけ不便になった。先生たちも一生懸命慣れない英語でコミュニケーションを取ろうとしてくれてありがたいけど、お迎え時に先生の話している内容を全て聞き取れないことや、こちらが聞きたくても聞けないことがある。
ある時、お迎えに行ったら、息子の右耳がぷっくりと腫れていた。先生のお話をうまく聞き取れなかったので、連絡ノートに耳のことが書かれているかもしれないと、連絡ノートの先生のメッセージを写真に撮り、仕事中のマユに送った。息子の耳の写真も。次の写真左がその時のLINEだ。どうやら連絡ノートには耳のことは書かれていなかったようだ。そしてマユからの返信だと、蚊にくわれて朝から腫れていたとのこと。原因がわかってよかったよ。
保育園から家に帰って、夜ごはんまで息子と遊ぶ。ここ2週間くらいは「かくれんぼ」が息子のブーム。ボクは毎日あちこちに隠れたよ。カーテンの後ろに隠れると見つけられない。でもボクが名前を呼ぶと大喜びする。ボクを見つけてケラケラずっと笑っている。ブランケットを被って隠れると息子はさらに大興奮。夏の暑さの中、ボクは毎日ブランケットを被って、どこかに隠れたりしていたから大変だったよ。(笑)
最近は成長して、1人でも遊べるようになった。電車のおもちゃがお気に入りだ。
テレビは見せすぎないように気をつけているけど、夜ごはんの用意や家事をする時には助かるよね。子供番組やYouTubeで蒸気機関車のムービーを見せている。
夜、眠る前には絵本を読む。息子は本が大好きだ。膝に座らせて読み聞かせをする。子どもにとって絵本の読み聞かせはとても良いことだと思っている。リラックスしてくれて、寝る準備に入ることもできる。
1冊読み終わると、息子は人差し指を立てて「More!(もっと)」と言う。ボクはまた読み聞かせる。
長い絵本は1冊10分くらいかかるんだけどね。(笑)
さあ、明日も保育園だよ、おやすみなさい。
PROFILE
Patrickこのライターの記事一覧
イギリス出身。インターナショナルスクール講師。
日本人の妻と国際結婚し、東京で暮らす。一児の父。
趣味は音楽、ヘビィメタルバンドのTシャツ集め。
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(制作 * PARENTalk)