先輩パパとママに聞きました!vol.8

大好きな絵本のはなし

2016/4/4
大好きな絵本のはなし 大好きな絵本のはなし

夫婦で子ども服や刺繍のバッグ、ぬいぐるみのお店を営む貝戸さん。 2人のお子さんのママでもある貝戸さんに、子育てエピソードを伺いました。

子どもがよく読む絵本は床に並べて置いてあります。

お気に入り絵本がなんと100 冊! 赤ちゃんと絵本の付き合い方。

子どもが生まれて一気に数が増えたという絵本。どんな風に選んでいるの? どんな時に読んでいるの? 赤ちゃんと絵本の付き合い方について伺いました。

ーーずらりと並んでますね! 貝戸家には、たくさん絵本があるんですね。

貝戸
夫婦共に日本の絵本も、海外の絵本もどちらも大好きで、子どもが生まれる前から古書店や蚤の市で購入していたのですが、子どもが生まれてからその頻度はますます増えましたね。だいたい今は100 冊くらいあります。子どもはそれぞれの年齢に合った絵本に興味を持つので、何冊あってもいいかなと思って。

ーー息子さんや娘さんはどんな絵本が好きですか?

貝戸
0才のときは、何でも口にしてしまうので、布で作られた絵本がやぶれにくくて安心でした。汚れたら洗えるので清潔に保てるのもいいですね。1才頃は、しかけのある絵本が大好きでした。『はらぺこあおむし』のページにあいている穴や、原版の『ちっちゃなほわほわかぞく』の表紙の毛並みに興味を持っていまし た。2才頃になると、だんだんストーリーがわかってくるので、短いお話のものや、分かりやすい絵のものを好んでいました。3才になると、食べ物や乗り物が出てくるものが楽しいようです。

絵本はいろんな世界を見せてくれる読み聞かせている様子。二人とも興味しんしん!

ーー絵本はいつ、どんな風に読んであげているのですか?

貝戸
1日に5冊くらいは読みますね。「寝る前」といった風に時間は決めず、子どもが読んで欲しそうにしているときに読んであげるようにしています。私も夫もどちらも読み聞かせをしていますが、話の間に効果音を入れたり、子どもたちの名前やお友達の名前を登場させたりしてアレンジして読むと喜びますよ。外国の絵本は、絵を見ながら即興でストーリーを作って読んだりもします(笑)。3才になった息子は、最近では読んで欲しい絵本を自分で選ぶようになりました。 息子が家族に読み聞かせをしてくれることもあり、嬉しいです!

ーー絵本はどうやって選んでいるのですか?

貝戸
実は特別に“子ども用”として選ぶことがあまりないんです。まずは、私たち親の目線で見て素敵だなと思うもの、 絵やお話がよいものに出会ったら購入して、子どもが興味を持つようになったら読んであげるという感じです。子どもに無理に読ませるのではなく、手の届くところに置いて、興味を持って選んだものを読んであげたいと思っています。

ただ片付けるだけじゃもったいない表紙の素敵な絵本はインテリアにも◎。

ーーたくさんある絵本はどんな風に収納していますか?

貝戸
特に表紙が気に入っているものは窓辺に飾っていつも目に触れるようにしています。 子どもがよく読む絵本は、取り出しやすいように本棚には入れずに子ども部屋の床にそのまま並べています。 小さな絵本は木箱に収納しているのですが、木箱を踏み台にして窓辺の絵本も取れるようにしています。

今度はぼくが読み聞かせる番!お気に入りの絵本を探してきて、読み聞かせてくれる様子が微笑ましい。

ーー絵本の魅力ってなんですか?

貝戸
絵本を読むことで、子どもは、自分と登場人物の言動を重ねて、そこから様々なことを体験し、学んでいるように思います。また、これまで知らなかったものやことを、楽しみながら知るきっかけにもなります。親子の会話のやりとりも自然と増えるので、心の満足感も生まれるんじゃないかな。 これからパパやママになる方は、ご自身が気に入った絵本があれば、お子様が生まれる前からご購入されるのも良いと思います。すぐにお子様が興味を示さなくても、部屋に絵本があるだけで和やかな雰囲気が生まれますし、 繰り返し読むことで、まだ読み書きができない子どもでも様々なことを吸収してくれると思います。

貝戸由希

PROFILE

貝戸由希このライターの記事一覧

「Frederic」ぬいぐるみ作家。子供服とイーラーショシュ刺繍の店「Pretzel」を夫婦で営む。3才の息子と、1才の娘のママ。http://www.pret-zel.com

(制作 * エチカ)

RELATED 関連情報はこちらから

RANKING アクセスが多い記事をランキング形式でご紹介。

妊娠・出産・育児は、
わからないことがいっぱい。
悩み過ぎず、自分のペースで
行える育児のカタチを紹介していきます。
コモドライフとは?