先輩パパとママの毎日コラムvol.127

後藤家のちちとははの子育て日記「三年寝之介」父編

2018/1/25
後藤家のちちとははの子育て日記「三年寝之介」父編 後藤家のちちとははの子育て日記「三年寝之介」父編

京都の海の町・久美浜で暮らす後藤さん家族は、ちちとははと息子・季之介くんの3人暮らし。ちち・孝文さんが振り返る、寝かしつけのはなし。

周りの人からよく言われるけど、うちの息子はいわゆる“くせ”がいい子らしい。

よく飲む(食べる)し、よく寝るし、お風呂も好きだし、チャイルドシートやベビーカーも嫌がらないし、何をやっても泣きやまないってことは今までほとんど無かったと思う。新生児の頃は流石に夜中の授乳もあったけど、数ヵ月頃からは朝までぐっすり寝てくれる子だった。

お母さんと息子さん

我が家の寝かしつけパターンは、お風呂で温まってうとうとしたところに、お乳(またはミルク)をおなかいっぱい飲んでおやすみ〜というものだ。大体飲み終わる頃には寝ちゃっていて、お風呂中に寝ちゃって上がってもそのまま起きないこともよくあった。

だいたい僕が先に子どもとお風呂に入って、そのあと妻がお風呂の間に僕が哺乳びんで飲ませて寝かしつけることが多かった。ほとんどの日はすんなり寝てくれたけど、稀に用意した量が足りなかったり、突然覚醒してなかなか泣きやまないことがあり、さすがにその時は困った。妻がお風呂から上がってくるまでの時間がすごくすごく長く感じられた。そしてお母ちゃんに抱っこされたら嘘のように泣きやんで寝ちゃうから、やっぱりお母ちゃんは偉大だなと思った。

抱っこひもで背負って部屋の中を歩く

しかし、我が家の(ほぼ)鉄壁寝かしつけパターンが崩れ去る時がきた。いつかは来るであろうと思っていた断乳が、息子1才を迎える頃に決行されたのである。今までお乳(ミルク)を飲んだら寝るっていうパターンだったのに、それが無くなったらどうやって寝かしつければいいんだ……と途方に暮れる思いの僕であった。

さてどうしたもんか……と思ったけど、どうにかやるしかないので、とりあえず抱っこ紐で背負って部屋の中を歩いてみた。そしたら父の不安をよそに、息子はすんなりと寝てくれた。降ろしてもぐっすり寝ていた。いわゆる床に降ろされて起きてしまう“背中スイッチ”もほとんど発動しない息子なのである。こうやって新しい寝かしつけパターンが生まれた。

子どもがいる友達に聞くと、やはり寝かしつけに苦労している話が多かった。僕ら夫婦もそのイメージでいたから、よく寝てくれる子で本当にありがたいんだなあと感じた。その一方で、もし2人目の子が生まれたとして、その子が全然寝てくれない子だったらショックは大きいな……と話す僕らであった。

お昼寝
後藤孝文

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京都の海の町・久美浜で暮らし、日々の生活を写真におさめる。

(制作 * エチカ)

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