先輩パパとママの毎日コラムvol.241

今日も笑って、明日も笑って「赤ちゃんの耳のはなし」

2019/4/11
今日も笑って、明日も笑って「赤ちゃんの耳のはなし」 今日も笑って、明日も笑って「赤ちゃんの耳のはなし」

パパと愛息子・樹(いつき)くんと愛犬・ペン。3人と1匹で暮らすやまもとりえこさん流の子育ての楽しみ方。今回は「赤ちゃんの耳」をテーマにお届けします。

産婦人科で助産師さんに「耳垢は自然に出てくるから放っておいて大丈夫よ〜」なんて言われてから1年。お風呂の後に耳をタオルでさっと拭いてあげるくらいで、特に何もやっていませんでした。耳垢は自然と出てくると聞いたことがあり、赤ちゃんを泣かせてまで行かなくてもいいかなあと思っていたのですが、耳の詰まりがなかなか解消しないので、小児科なのかな?耳鼻科なのかな?と迷い、ベビーカーで行ける近所の耳鼻科へお散歩感覚で行ってみました。

まず、受付で赤ちゃんも診てもらえるのか?耳掃除だけでも問題ないのか?と尋ねると、どちらも問題ないとのこと。ホッとし、保険証と子ども受給券(耳掃除も保険適用なんです)を提出しました。

それから問診票を記入……記入したいのだけれど、樹が黙って待っててくれるはずもなく、なかなか思うように記入できません!なぜか診察室に吸い寄せられるように入っていき、看護師さんに「あらあら、こんにちは〜」なんて言われたりして。慌てて書き上げ、幸いなことに数分で樹の順番が来ました(病院での順番待ち、結構ストレスになりますもんね)。

「お母さんの膝に座らせてね〜」と言われ、診察椅子に私が座り、膝の上に樹が座る。両手両足でガッチリと樹を固定。左右に看護師さんが立ち、右の方が樹の頭を固定、左の方が先生のサポート。何が始まるのかな?と不思議そうだった樹は、両手に不思議なアイテムを持ち、迫りくる先生に恐怖を感じ号泣!!可哀想だけどしばらく我慢!

しばらくすると樹の耳から取り出した先生のピンセットの先に、今までかつて見たことのないほど黒くて大きな物体が……ビックリ!思わず先生に「それなんですか?」と聞くと、「お母さんのおなかの中にいたときに入ったものだよ」と(そういえば、いつだったか樹の枕元に似たような物が落ちていたなあきっとそれと同じものだ。片方は自然と出て来たけど、もう片方は入ったままだったんだなあ)。樹はずっと泣いているし、私も余裕がなくそれ以上は聞けませんでした。

樹くんとペンちゃん

自宅でも簡単なお掃除ができないかなあ〜と思い、何度か試みるも、赤ちゃんの耳はとても小さいし、「動かないで!」が通用しない。寝てるときに挑戦するも触れただけで、ビクッと動くので、断念。その後も何度か試みましたが、綿棒を見ただけで逃げるようになり諦めていました。

それからは3、4ヵ月に1度ほど定期的に耳鼻科を受診し耳掃除をやってもらっていたのですが、その度に、病院内に響き渡る号泣。いつの間にか耳鼻科は恐ろしい場所だと気が付き、耳鼻科の入口を見ただけで行きたくないと言い出すようになりました。「やまもといつきさーん」と看護師さんに呼ばれるやいなや待合室からダッシュで逃げたことも(笑)。

とても不憫に思い、2才を過ぎ随分言葉を理解できるようになったので、そろそろお家でも始めてみようと先生に尋ねてみました。

「嫌がらなければ、自宅で耳掃除してあげて〜深くいれずに1cmくらいね」と先生。樹も耳鼻科へ行くより、私にして欲しいと言うので、薬局で個包装されているベビー綿棒を購入。

綿棒を見ただけで逃げていた樹でしたが、とても気持ち良いらしく、今では途中で眠ってしまうことも珍しくありません。歯みがきの後に耳掃除をするので、眠ってしまえばラッキー!そのまま抱っこでベッドへ直行しています。私も幼い頃、母の耳掃除が好きだったんですよね。

やまもとりえこ

PROFILE

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男の子のママ。犬と暮らし始めたことをきっかけに写真を撮り始める。趣味は写真を撮ること。息子と愛犬との日々を写真に収め、日々Instagramにアップしている。
https://www.instagram.com/penittsuhouse/

(制作 * エチカ)

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