2人のお子さんのママ・まぁゆさんに、子育ての思い出エピソードを伺いました。第4回は「子育て」のお話です。
ーーご出産という大仕事を終え、いよいよお子さんとの生活がスタートしますが、産前に母親学級などには参加していましたか?
まぁゆ
病院で母親学級や父親学級もあったので、積極的に参加していました。パパが参加する教室では、妊婦体験や、赤ちゃんのお人形を使って抱っこの仕方やオムツ交換の練習を行いました。
そこで学んだことが実際に子育てが始まってから役に立ったのはもちろんですが、夫婦で同じ時間を共有できること、そしてママの気持ちを少しでも分かろうとするパパの姿勢を感じられるのが嬉しかったですね。妊婦の“今”の辛さや苦労はママにしか感じることができないですが、父親学級を機に、パパに素直に伝えることができてよかったなと思います。
ーー実際に子育てが始まってみて、パパとはどのように子育てをしてきましたか?
まぁゆ
仕事が忙しいパパでしたが、移動時間や仕事の合間の休憩中にはよく電話をくれて、私や子どもたちの様子をいつも気遣ってくれました。また、私や子どもたちのためにお弁当を作ってくれたり、休みの日は家族一緒に過ごすなど、限られた時間のなかでもコミュニケーションを大切にしてくれました。そういったパパの姿が本当に嬉しかったです。
ーー子育て中、大変なこと、悩むことも多いと思います。そんなときはどなたに相談していましたか?
まぁゆ
母や友人にとにかく相談していましたね。それから、SNSにも助けられていました。例えば夜、「子どもが全然寝ない!!あー辛い……!」というときに開くと、同じく夜中でお子さんが寝てくれない人が居たりして、「あぁ、私だけじゃないんだな」とホッとしたり。子育て中は社会との繋がりがどうしても減ってしまうのが寂しくもあったので、少し空いた時間に人とコミュニケーションをとることができるSNSには救われました。
ーー行政などのサービスも活用されましたか?
まぁゆ
子育て中は両親が遠くに住んでいて、パパも帰りが遅く休みが少ないことも多かったので、なかなか家族のサポートは受けられない環境でした。特に1人目のときは初めてのことばかりで気が滅入ってしまい、ときどき「ひとりになりたい……」と思うことも。
そんなときは、仕切りがある同じ階で子どもたちを一時的に預かってもらえるサービスを受けました。施設にはベッドやお風呂、マッサージチェアや雑誌などあって。すぐ隣の部屋に子どもがいる環境だったので、安心してプロに預けながら、寝たりゆっくりお風呂に浸かったりして、気分転換ができました。「まずは一度体験してみよう!合わなければ仕方ない!」そんな気持ちで、いろいろと試していましたね。
また、家の近くに子育て支援センターがあり、年齢に合わせたおもちゃや絵本がたくさん置いてあったり、同年齢の赤ちゃんが集まるイベントがあったりしたので、子どもとお散歩がてら、遊びによく行っていました。
分からないことばかり、初めて、そして終わらない育児のなかで、相談したり悩みを共有できたりする人と出会えるのはありがたく、私の気分転換にもなるので、特に1人目のときによく利用していました。
PROFILE
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2014年生まれの女の子、2015年生まれの男の子のママ。子どもとの日々の暮らしを写真に残し続けている。
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(制作 * エチカ)