優れた育児向けIT商品を表彰する「BabyTech Award Japan 2019」が国内で初めて開催されました。ピジョンの「さく乳器 母乳アシスト」は、授乳と食事部門で大賞を受賞。授賞式の様子を取材してきました。
みなさんBabyTechをご存じでしょうか?海外では盛んにイベントが行われ、育児用品と先進技術の統合に関して多くの方々や企業がこれからの育児に役立つ製品や技術に関して考えている場になります。この度、日本でも初めてBabyTechに関する授賞式が行われることになり、ピジョンの「さく乳器 母乳アシスト」が授乳と食事部門で大賞を受賞しましたので、授賞式を取材してまいりました。
BabyTechとは?(株式会社パパスマイル 永田哲也さん)
Baby(赤ちゃん)と、Tech(テクノロジー)が組み合わされた言葉になります。ここでいうテクノロジーとは、ICT(情報通信技術)、IoT(モノのインターネット)、AI(人口知能)、ビッグデータといった情報系の先進技術です。 それと、赤ちゃん・育児に関わるすべての人たち(ご家族やお医者さん、保育士さんなど)に向けた技術になります。
また、BabyTechの範囲は6つのジャンルがあります。
『授乳と食事』『学びと遊び』『安全対策』『妊娠』『健康管理』ここまでの5つが海外で行われてきた範囲なのですが、日本では独自に『施設管理』というジャンルも含まれております。
Baby Tech Award Japanでは、『ベビーテックという市場の認知と活性化』『新しいプロダクトへの参入者増加』を狙い開催しておりますが、すべては、健やかな子どもたちの未来のために、育児用品を良くしていきたいと考えております。
授乳と食事部門 大賞
さく乳器 母乳アシスト 電動Pro Personal / Pro Personal+ / Pigeon Switch(ピジョンスイッチ)
久保田氏よりの挨拶
本日は、Baby Tech Award Japan2019授乳と食事部門 大賞という栄えある賞を頂きまして、まことにありがとうございます。
母乳育児を応援する商品で、初めてTechを取り入れた商品でもありまして、そんな商品で賞を頂けること、関係者一同喜んでおります。
今この瞬間も、お母さん、お父さん、ご家族が育児をがんばってらっしゃるかと思います。そんなみなさまに向けて、引き続き、応援できる商品やサービスをご提供できればと考えております。本日はありがとうございました。
Baby Tech Award Japan 2019が開催された保育博では、受賞した商品が展示されており、たくさんの来場者が実際に手に取られ、その機能を確認されていました。どの商品も実際の育児の現場で活用された実績のあるものばかりで、令和時代の新しい育児の形を予見するイベントとなっておりました。
これから育児を迎えるみなさまも、育児商品を選ばれる際には、ご自身の使用用途に応じて、このような技術を活かした商品もぜひ検討してみてください。