生後６ヵ月半くらいの頃、下の前歯あたりの歯茎が白くなってきました。どうやら歯茎の下にある歯が透けて見えていて、もうすぐ出てくるみたいです。そしてその次の日には歯が少しだけ顔を出していました。

出てきた！

花の種を植えて毎日観察していたら、ある日突然芽が出ていた時の感覚です。嬉しくて少しビックリでした。下の左の前歯が１本。とても間抜けでとても可愛いです。

でも生えてきた歯を見たいのですが、なかなか見せてくれません。無理に口を開けて見ようとすると泣いてしまうことも。笑うと自然と見ることができるので、一生懸命笑わせました。もちろんレジェンド芸人のギャグに頼りっぱなしですが…（過去のコラム参照）。笑顔も相まって見える歯がとても可愛らしいです。

ただ歯が生えてきたといっても、今までと何も変わりません。いきなり堅いものが食べられる様になったりは勿論しません。しかし、心なしか赤ちゃん用のせんべいを以前よりも勢いよく食べている…ような気がしました。

変わったことといえば、おっぱいを飲んでいる時。奥さん曰く、歯が生えてきてからというもの、おっぱいを飲ませている時に噛まれると凄く痛いみたいです。そりゃそうですよね。僕には体験することはできないですが、想像すると震えます。でもこの時はそこまで噛んでくることも無かったそうです。この時は…。

さて、２週間もするともう１本の下の前歯も生えてきました。下の前歯が２本。ビジュアル的には最高です。下の前歯が２本だけなんて、本当にその時しか見られません。気がつくとどんどん生え揃って、赤ちゃんの時期が終わります。まあそれはそれで可愛いんですが。

しかし、ここでふと歯のお手入れはどうするのだろうと思いました。歯が２本でも、もう歯ブラシを使うのか？

調べたところガーゼ磨きという方法がありました。清潔なガーゼをぬるま湯で湿らせて、歯を拭くというやり方。それを１日１〜２回。早速やってみると、少し嫌がったものの、スムーズにできました。何より小さい歯で可愛いです。

１ヵ月後には上の前歯も生えてきて、それくらいからはガーゼ磨きも嫌がる様になってきました…。歯が生えそろう頃には、めちゃめちゃ歯磨きを嫌がっていました…。僕も歯磨き嫌いだったなぁ。しかし虫歯の痛さはもっと辛いので、息子にはなんとか歯医者さん要らずになって欲しいものです。

嫌がっても何とか気を逸らして、それでもダメなら心を鬼にして歯の手入れをする日々。最近はそれ程嫌がらなくなりましたが（子ども用歯磨き粉が好きなだけ）、少し前までは泣いてる時の、口を開けた状態を利用して磨いていました。

嫌がる子どもの歯の手入れは大変ですが、自分も大きな口を開けてみたり、鏡を見せたり色々工夫をしながら歯を清潔に保ちましょう。

PROFILE

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徳島県徳島市出身。吉本興業株式会社所属。2015年に同期でもある大貫さんと結婚。2016年大貫さんと夫婦コンビ「夫婦のじかん」結成。2018年第一子誕生。芸人仕事をしながら主夫もしている。
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