先輩パパとママの毎日コラムvol.182

はるかぜの贈りもの「息子のための手作り服」

2018/8/28
はるかぜの贈りもの「息子のための手作り服」 はるかぜの贈りもの「息子のための手作り服」

モデルであり手芸家としても活動している楓美さんの、子どもと過ごす高松での毎日。

息子がまだ新生児の頃は、娘が着ていた手作りの肌着を着せていました。

私が子どものために、初めて作ったアイテムは、肌着です。娘の肌着を作るときに、次の子にも同じものをと思っていたので、息子の袖に通すことができて、とても嬉しかったです。

息子が、肌着を着るたび、娘が赤ちゃんだった頃の記憶がよみがえり、なんとも微笑ましい気持ちになります。

子ども達に心地よいものを着て欲しいと思ったので、コットンやガーゼ生地から選び、時間をかけて作りました。忙しい中つい急ぎがちですが、生地選びから始めて、なるべくゆっくり作ると、より思い入れが増すように思います。

息子のお出かけ用には、とっておきのスタイを作りました。

真っ赤な蝶ネクタイがアクセントのお出かけスタイ

真っ赤な蝶ネクタイがきりっとアクセント。娘に似ていて女の子に間違えられることもある息子も、このスタイを着けると凛々しくなって男の子らしくみえます。リボンの裏側には面ファスナーをつけて、普段使いのときにはリボンを外して使えるようにしました。

離乳食が始まると、スタイは頻繁に取り替えるので、これとは別に、普段使い用のスタイもたくさん作りました。スタイ作りは、洋服よりも簡単で作りやすいので、初めての手作りにはオススメです。

この夏に向けてと思って作ったのは、Tシャツと短パンです。息子は、娘と比べるとやはり男の子の体つきをしていて、体格ががっしりしているので、少し大きめサイズで作りました。

ライオン柄のTシャツと短パン

春先に暖かくなってくると子どもはすぐに汗をかき、よく着替えるので、Tシャツや短パンは大活躍します。特に、息子はよく動くので伸びの良いニット生地を選びました。このライオンの生地は、息子が産まれてから作ろうと、前に見つけて買っておいたものです。ついに、使うときがきました。

今までは娘のものや、自分のものを作ってきて、女性向きのものばかりだったので、初めての男の子向けのデザインに挑戦することになりました。

息子に似合いそうな柄の生地を選び、男の子っぽい色合いを考えるのは、とても新鮮で、時間が空いたら夢中になって作っていました。

子育てしていると、時間に追われてなかなか余裕がもてないですよね。そんなときでも、ほんの少しの時間を見つけて、好きなことに集中するのは、大切なことだと思います。私は、服作りの時間をとることで、リラックスできて子育てできています。子育てをするようになって、息抜きは大事だなと感じました。

最近、息子は高ばいをし始めてそろそろハイハイが始まりそうです。この時期から手足を元気よく曲げたり伸ばしたりして動くようになるので、次は動きやすいようにストレッチ生地のトップスとパンツを作ってあげたいです。

これから少しすると、つかまり立ちから歩き回るようになり、活発に動くようになります。すぐに、遊んで泥だらけになってきて、洋服もたくさん必要になりそうです。これから息子の成長に合わせていろいろな服作りに挑戦していけたらなと思います。

楓美

PROFILE

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雑誌、広告などでモデルとして活躍するかたわら、アクセサリー、布小物なども製作する。現在、高松に移住して子育てをしながら暮している。
http://fumi-et-fil.tumblr.com/

(制作 * エチカ)

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